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牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

大変です。goo blogがなくなっちゃうようです。

2025-04-18 17:48:09 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり







大変です。


昨日、記事を投稿して気付いたのが、投稿終了画面の上部のこんなご案内。





goo blogサービス終了のお知らせ

「えっ」とクリックすると、こうでした。


この度、2025年11月18日をもちまして、
goo blogはサービスを終了することとなりました。

これまで私たちは、「みんなの好きを応援する」ことを大切に、みなさまの想いが世界中に届き、読者の心を動かし、共感を呼ぶ──そんな場を目指して運営を続けてまいりましたが、この度サービス終了というお知らせをすることとなり、心よりお詫び申し上げます。

2004年3月のサービス開始から21年にわたり、ご愛用いただき誠にありがとうございました。



こちらこそありがとうございました、ですが、これからどうしましょう

もちろん情報発信は続けたいですし、これまでの記事はその時々を記した日記みたいなものですから、何らかの形で残したいですね。

案内のページを見ていたら、「よくあるご質問(引越しに関するご質問)」として自分の投稿(ブログ:記事)のデータダウンロードや他ブログへの引越しが可能なようです。とりあえずはデータの確保と他ブログへの引っ越しを考え始めましょう。




さてさて、引っ越し先はどこにしたらいいんだろう。
サービス終了まではあと半年ありますが、夏には引っ越したいですね。色々悩ましいですね。




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青森もポエム。日本酒GI、ここは直したら?

2025-04-17 17:00:39 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



業界紙に、日本酒のGI(地理的表示)として「青森」を指定する件のパブリックコメントを募集、というのが出ていました。


これは農産物系の統一マーク

フランスワインなどを参考にした我が国のGIは、模倣品に対する「保護」という側面をはじめ「プロモーション」「品質」という意味合いなどがあります。
何度か書いていますが、当方的には「それ、いいね!」という部分と、「それって、どうなの?」という両面の感覚を持っています。

このうち「それって、どうなの?」という面の一つは、(これも何度か書いてますが)指定文書の項目「酒類の特性について」という部分。
揶揄的に「ポエム」と呼んでいますが、今回の青森の前段はこう。

【青森】
青森の清酒は、総じて適度な米の旨味があり、まろやかな口当たりですっきりとした後味が感じられる酒質である。
また、純米吟醸酒・吟醸酒はメロンやリンゴのような果実様の香りが爽やかな甘味・旨味と調和するとともに、酸味と苦味によるキレや締まりの良い後味が感じられる。


これ、「青森」の部分を伏字にして当てられる人はいるのでしょうか?

ちなみに最近指定のものではこう。

【喜多方】
喜多方の純米酒は、総じて柔らかな丸みと芳醇な旨味を有し、リンゴやバナナといったフルーティな香りが感じられる。

【南会津】
南会津の純米酒は、総じて、口当たりがやわらかく、米由来の優しい甘みと南会津ならではの水質と醸造環境(豪雪)によって酵母の特徴であるフルーティーさが引き立てられ、後味がすっきりとしている点に特徴がある。
色は透明から淡い金色である。
特に、純米大吟醸酒や純米吟醸酒は、口に含むと、口の中に上品な甘みがやわらかく広がり、リンゴやメロンといった果実を思わせる爽やかな香りも感じられる。また、甘みと香りが調和することにより、すっきりとした余韻が楽しめる。


【岩手】
岩手の清酒は、県内各地に湧き出る名水と日本最大の杜氏集団である「南部杜氏なんぶとうじ」の技術に支えられた、口当たり柔らかで米由来の芳醇な旨味が引き出された清酒である。
口に含むと、米由来の濃厚な旨味が穏やかに広がるとともに、青竹や新緑のような爽やかな香りが感じられる。
純米吟醸酒や吟醸酒では、さらに青りんごや洋梨といった瑞々しい果実の香りが感じられる。


どれも固有名詞を抜かすとかなり当てるのは難しいポエムになっています。
また、先行のところと差別化を図ろうという苦労も見られますが、そもそも何故こうした項目をあえて入れるのか、が疑問なんです。
日本酒GIが普及したら、将来的にはこれらの説明がスタンダードになる可能性もあるので、今のうちにこの項目を何とかしないと訳の分からないことになっちゃいますよ!!!




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夏の生酒。生貯蔵ではないし、生詰でもないので「生々」と呼ぶのか、「本生」と呼ぶのか。

2025-04-15 15:01:26 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



桜も散る頃いうことで、蔵元さんや流通の中では初夏から夏に向けた日本酒のプロモーションも増えてきています。

中には「夏だ、冷酒だ、夏酒だぁっ」というイメージ戦略でのものもありますが、酒質のこだわり的なものでは「生酒」を推しているものが多いですね。
その生酒ですが、生貯蔵(貯蔵時に一回火入れ)、生詰(瓶詰時の一回火入れとの違いを強調するためか、貯蔵時×瓶詰時の双方とも生ということで「生々」という言い方をすることもあります。
こういうのって、知っている人にはわかるし、知らない人にはわからないという性格のものなのですが、先日「本生の日本酒」という言葉も聞きました。

本生

まあ上掲の生貯や生詰に対し、「本当に生だよ!」ということだと思うのですが、どうしてもビールとかを思い浮かべちゃいます。



あ、これは発泡酒か。





では実際に「生酒」ではなく「本生」を前面に出しているのってどういうお酒があるのかな?とネットショップを見てみたら、、、、、





おやおや、入谷のお仲間が担いでいる「出羽桜」さんが「本生」というラベルを貼ってアピールしていますね。

知らなかった。今度お聞きしてみようっと。




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日本酒蔵と味噌蔵。距離は離れていないといけないのでしょうかね?

2025-03-24 18:05:01 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



こんなニュースが。




発酵の力 酒蔵のまちに熱気 神崎町

記事を読むと、千葉県の神崎町には300年以上の歴史を持つ「鍋店」と「寺田本家」の酒蔵2軒のほか、みそ製造3軒、しょうゆ製造1軒などがあることから「発酵の里」として売り出し中で、そのイベントが開かれたというもの。

伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されたのもきっかけなのでしょうか。
確かに「発酵の力」をアピールしていくはそれに沿っていますね。

一方、ちょいと気になったのは、別のところでは寺田本家⇒みそ蔵の平甚⇒鍋店(清酒「仁勇」)というモデルルートみたいのが出ていたこと。
地図で見ると、それぞれ100mちょっとしか離れていませんが、酒蔵と味噌蔵って使う菌も違うので、観光客が色々で入りして蔵付き酵母同士がコンタミネーションを起こしたらよくないのでは?と余計な心配をしてしまいました。





ただ、地図によれば「みそ蔵の平甚」って「平甚酒店」となっていて、HPを見ると元々は酒蔵で現在はそこで味噌を作っているようです。
と、いうことはプロなので、その辺りは大丈夫、ということなのでしょうね。

それにしても酒蔵と味噌蔵ってどのくらいの距離だとよろしくないとかあるのでしょうかね?
折しも5月には「発酵マラソン」というのもあるようなので、行って聞いてみようかな?







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大の里の大関昇進披露宴の鏡開きはご縁の「金亀」。琴櫻の鏡開きはご縁が絡まり六歌仙など6蔵?

2025-02-14 12:05:56 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり





昨日話題にした、大の里の大関昇進披露宴での鏡開きがなぜ金亀?という謎ですが、昨日午後には金亀御縁の問屋仲間「大星岡村」さんから情報を頂きました。
(詳しくは書けませんが)以前金亀さんと大の里関が懇談する機会があり、その時の話の流れで昇進披露宴での寄贈になったそうです。ちなみにお土産のお酒も金亀だそうです。
情報、ありがとうございました。やっぱりご縁があったんですね。

しかし捜索班の情報は早いですね。察するに大星岡村さんの背中合わせの問屋仲間から大星さんに通報が飛んで、さらに金亀の岡村本家さんに問い合わせて頂いた?のでは。
新川から神楽坂はざっくり5kmくらいですから、時速1kmでの情報伝搬ということになります。

それはさておき、昨日「なぜ金亀?」と思ってネットで「大関昇進披露宴」とか検索していたら、同じく昨年大関に昇進した琴櫻(琴ノ若)の昇進披露宴のニュースなどもいくつかヒット。
その中で鏡開きのシーンが元大関琴欧州の鳴門親方のブログに出ていました。





こちらも大きな会場(ニューオータニらしい)。樽も8つ並んでいるようです。
心の眼で見た結果、左から千代むすび、元帥、鷹勇、六歌仙、六歌仙、六歌仙、不明、大関

千代むすび、元帥、鷹勇は琴櫻の地元鳥取の蔵元さんですね。
右端の大関は大関昇進だからかな。3つもある六歌仙は山形の蔵元さんですが、佐渡ヶ嶽親方の地元だからでしょうか。

色々なご縁が絡み合っていますね。これはこれでややこしい。
で、右から隠れている2番目の樽の銘柄は気になりますね。両隣の六歌仙や大関ではないようですが、これも誰か教えてくれないかなぁ。




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生牡蠣に合うお酒は何!論争はさておきクレマンブルゴーニュは良く合った。

2025-02-11 15:04:23 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



『R』の付く月に食べよ! という牡蠣(真牡蠣)は海水温が下がる今の時期が旬の中の旬。
ある時から御徒町の吉池で生ガキを買うという習慣?がついたこともあって、上野の東京文化会館で催しがあった週末などは生牡蠣パーティです。
吉池には広島や的矢・鳥羽などの古い産地からクリーミーな北海道や三陸などまで、真牡蠣だけで常時数種類置いてあるのですが、ウチはどちらかというか広島を含め瀬戸内海や的矢・鳥羽かな。



先週末はオール鳥羽
(殻を剥いたのは私です)



この週末は鳥羽と赤穂(サムライオイスター)です
(殻を剥いたのは私です)


さて、そんな私の剥いた生牡蠣ですが、どんなお酒と合うのか。
「牡蠣にはシャブリ」論争もそうですが、ウチでは食事の最初に食べることもあってスパークリングワインと合わせることが多いのですが、実は先週末はポルトガルのスパークリングでこの週末はクレマンブルゴーニュ。

どちらもシャンパンメソッドで造られているのですが、生牡蠣との相性はクレマンブルゴーニュの方がすごく良かった。
違いがあるとすればブドウがシャルドネかどうかが影響しそうなのと、クレマンブルゴーニュの方が熟成感があったこと。

確かに生牡蠣とシャンパーニュは最高!と言いますが、そういうことなのかな、と思っていたら、面白い論文がありましたよ。

以下次号、ということで。



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もはやホラー。推しのサッポロビールさんだけど謎のCM

2025-01-04 11:11:21 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



さてさて、昨日サッポロライオンさんを褒めた一方で「帰宅した後でサッポロさんに関する大問題が発覚!」と思わせぶりな書き方をしました。

年始のサッポロビールさん絡みの風物詩と言えば箱根駅伝。
ある時期からは一社独占提供でこそなくなりましたが、メイン中のメインスポンサーであることには確かです。

ビール業界の自主規制ということもあり、CMも例年ビールというより箱根駅伝のドラマに焦点を当てたものになっています。
今年のものはそれをラップで語っていて、ネット上でも「エモい」「このラッパー誰?」とかバズっているようです。



元のXはこちら


上のXでも「このカッコ良さで今日流すためだけのCM」と感動されてますが、この辺りもサッポロさんらしいなぁと思いつつ、たまーに流れた、別のサッポロビールのCMに驚愕しました。





「誰かの、いちばん星であれ」というエンディングのこのCM。
生活/人生のそれぞれの場面にビールがある、という、サッポロビールの企業イメージCMのようです。

「驚愕」というのは、この場面(など)。





一昨日の初飲み?の様子に触れた、銀座7丁目のライオンビヤホールです。

何が驚愕?


この写真ではよく分からないかもしれませんが、(一昨日のように)楽しく飲んでいる皆さん、ジョッキ(グラス)は全員空っぽです。
2回目に見た時もそうでしたので目の錯覚ではないし、実は他の場面(居酒屋など)でもジョッキは空

皆が空のジョッキで楽しく飲んで?いるという、新型コロナの流行初期の人のいなくなった繁華街に匹敵する、ホラーな光景ですよ。

そう考えると、上の写真のCM最後の「誰かの、いちばん星であれ」というグラスが空っぽなのも意図的なんですね。
確かに酒類業界のCMの自主規制で、日中(確か1800まで)は飲酒シーンは控える、というのを聞いたことがありますが、空のジョッキなら良いということなのでしょうか。

確かキリンビールさんはコロナ期間中、日中に「ホームタップ」のCMをどんどん流し、「注ぐだけなので自主規制上OK」と言ったとか言わないとかですが、サッポロさんはそれを知ってか知らずか、注がないし飲まない、というスタンスなのかな。

うーん、ここまでくると、むしろ自主規制(あるいはそれを強要する枠組み)の問題なような気がします。
なんだか気持ち悪い。




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新年明けましておめでとうございます

2025-01-02 17:53:26 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
改めまして新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

酒類流通業界というか当社を巡る環境には厳しいものがありますが、環境のせいにするのではなく、自らの進むべき方向を見定め、強い意志を持って努力していきたいと思います。

本年もよろしくお願い致します。
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純米酒専門店を発見!! ちなみに純米酒回帰の原点「上原浩」さんは生酒も×でした。

2024-11-25 11:07:28 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



先日、郊外で見かけた酒屋さん。





誇らしげに「純米酒専門店」と掲げられています。

向かって右側には「神亀」と大きな紙で貼ってあります。
「酒は純米、燗ならなお良 し」という書き出しで純米酒回帰を謳った「純米酒を極める」などの上原浩さんに共鳴されているのかな。

居酒屋さんなどでは「ウチは白鷹しか出さない」とか「純米酒しか出さない」というのも珍しくはないですが、一般の人や飲食店さんも相手にする酒販店さんでは純米酒のみというのは結構珍しいですね(実際に目にしたのは始めてかも)。

「純米酒を極める」の影響などもあって、純米蔵/純米酒も増えてバラエティも広くなっていることもあり、純米酒だけでもニーズに応えられるということなのでしょうか。

「純米酒を極める」は入社前に自分も読んでいて感銘を受けましたが、純米酒「だけ」とは考えていないのも事実で、まあそれはそれ、なのでしょう

ちなみに、この酒屋さん、この時期ならではの生酒も絶賛発売中!だったのですが、上原浩さんはこうも語っています。

日本酒というものは、秋の完成を目指してつくるのが本当だ。
私に言わせれば、生酒など製品以前の半製品である。
新鮮さと冷たい飲み心地だけを楽しむなら、生酒よりビールの方がよほどいい。


この部分には共鳴されていないということで、結局、主義主張はそれぞれ、ということですね。



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で、大学の日本酒サークルはいつ頃から始まったのでしょうか。

2024-11-20 16:00:53 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり


昨日は「全国きき酒選手権」で「大学対抗の部」というのがあって、そこには16大学18チームが参加しているけど、そもそも日本酒のサークルなんて昔はあったっけ?というお話をしました。

まずは件の「全国きき酒選手権」での「大学対抗の部」ですが、これは2013年の第33回大会からだということですが、要件はサークル等ではなく「2名1組」ということなので、その時点ではサークルが沢山あった、わけではないと思われます。

もう少し調べてみると、色々な大学で日本酒のサークルがあるようですが、「いつ頃設立された」という情報はあまり出ていないんですね。
その中で、酒ストリートというサイトに「大学の日本酒部を訪ねる」という企画記事がありました。




連載自体、2回で終わっているようですが、そこでは東京農業大学と中央大学の日本酒サークルが取り上げられており、設立は両校とも2019年ということでした。また、記事の中では中央大の代表の方が「最近、Twitterでも関東にある大学の日本酒サークルアカウントが増えたと思うんですけど、一番最初はウチです!」と、高らかに宣言!しているので、関東では2019年から?で、やはり新しいんですね。
(ちなみに取材は2020年)

また、日本酒サイトSAKETIMESでは2018年の選手権優勝者として京都大学の日本酒サークル「SakeLab.酛」への取材が掲載されていて、そこでは「2017年4月に別の日本酒同好会に在籍していた4人のメンバーが、「より日本酒を深く知りたい」「日本酒についてもっと学びたい」という想いで新たに立ち上げ」とありますので、京大では2017年4月以前から何らかのサークルがあったようです。

そうそう、酒類総研の研究員の方の取材記事では、「広島大学の学生時代、西条酒まつり」に参加し日本酒の魅力に気づき、4年生の2015年に酒類総合研究所の研究生となり、その2カ月後「広島大学日本酒サークル」を立ち上げ」とありました。

やはりその辺りの年代ですが、経歴はいかにも酒どころ広島という感じですね。

同じく酒どころでは、神戸大学でも「正宗会」という日本酒のサークルがあるようで、直接設立に係る記載はありませんが、SNS発信は2012年まで遡れます(のでその辺り?)。

更に酒どころを探求すると、新潟では酒造組合に関連記事が。

県内の大学で現在活動している日本酒サークルは主に2つ。
創立約40年の長岡技術科学大学の〈しゅがく〉と、新潟大学の日本酒サークル〈雪見酒〉だ。

おっと、伏兵!ではありませんが、長岡技術科学大学が創立約40年ということなので1980年代には成立していたということですね。これは古い。
(ちなみにもう一つの新潟大学は、記事では2011年に活動開始だそう)


少数の事例から無理無理まとめると、2010年代からとかが主流で、長岡科学技術大が突出して古い、となるのかなぁ。

調べる中ではご懇意先の人気酒造さんが大学サークルとの交流会を開いたようなので、もうちょい調べたくなったら聞いてみましょう。
(でも調べたくならない気もする)








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カレーに合うビール

2024-11-17 11:00:39 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



一昨日触れた、神田カレーグランプリで見かけた「カレーに合うビール」というマレーシアのLION(ライオン)ビールのブース。

そもそもビールは銘柄にこだわらずカレーに合うと思うのですが、どうなのでしょう。
(LIONビールでもラガーとスタウトいう全然違うキャラクターのものを出していましたし)

参考にと思いネットで見ていると、ハウス食品さんがカレーとお酒との相性について記されていました。





ビールに限らずお酒全般についてカレーとの相性を語っていて、

「肉カレー ✕ どっしり赤ワイン」
「辛いカレー ✕ ジン、ウォッカ」
「青唐辛子系(グリーン)カレー ✕ 白ワイン、焼酎」
「シーフードカレー ✕ 焼酎、日本酒」
「汁気の少ない濃厚カレー ✕ にごり酒」


など色々ある中で、「野菜カレー ✕ 爽やかorガツンとしたビール」というのもありました。

曰く、

野菜や豆がメインのカレーにはビールがおすすめ! ヨーグルトなどを使ったリッチなカレーには強いホップの香りと苦味が特徴の「インディアぺールエール(IPA)」。逆に、スパイスがガツンと効いたスープカレーなどには、軽くて爽やかな「ホワイトエール」がおすすめです。やさしい味のカレーに強い味のお酒、強い味のカレーにやさしい味のお酒と、味の強弱が逆のものを組み合わせてコントラストを楽しむのがポイントです。

なるほどね。スパイシーなビールがカレーに合うという「追いスパイス」理論と強いものには強いものをという「毒を以て毒を制す?」理論ということでした。

お昼とかに試してみようかなぁ。



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カレーに合うビール?

2024-11-15 19:51:42 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり


先々週くらいでしょうか、ジョギングがてら寄った「神田カレーグランプリ」。






事前投票で選ばれたカレー屋さんが出店し、投票でグランプリを競うというもの。



自分も知らなかったお店のを頂きました。


そんな中、「カレーに合うビール」というブースも出ていました。





以前の回でも見たことがあるような気もしますが、「LIONビール」です。
確かマレーシアのビールですね。

ラガーとスタウトがありますが、ラガーとスタウトって全然味わいが違いますよね。
個人的にはスタウトとか黒ビールがカレーと会う気もするのですが、、、、
というか、そもそもビールは銘柄とかタイプにこだわらず比較的カレーに合うと思うのですが、どうなのでしょう。




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無形文化遺産関連の世界のお酒。日本お酒造りを入れて6種類!

2024-11-14 11:16:26 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



昨日は日本の酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録へ!という日経の記事が、登録対象となる日本酒や焼酎などの酒類にスポットを当てたり、日本酒の記事になったりという混乱をチクリとしました。

下げたので上げる、ということではないですが、昨日「凝った図」とちょい上げしたのが、この図




「無形文化遺産に関連する酒類と日本酒」と題する図で、これまでに無形文化遺産に登録されたものの中でお酒に関するものを整理したもの。

具体的にはジョージアのワイン、ベルギービール、モンゴルの馬乳酒、セルビアのブランデー、キューバのラムが挙げられています。このうち、ベルギービールは文化的な側面が強く、それ以外は製造技術など。

実は何年か前、日本の酒を無形文化遺産に!という運動を聞いた際に、「他の国では?」と調べようとしたのですが、これだ!という整理は見当たらなかった。

それでは無形文化遺産のリストから、とも思ったのですが、ユネスコのページは英語だし、数十であれば斜め読みする気にもなりますが、1,223もあるので、もう無理。





wikipediaでは日本語での「一覧表」というのがあるのですが、こちらでは「2023年までに145カ国の730件が登録」とあって、数が違うのと、それでもたくさんありすぎ
とりあえず「酒」でページ内検索をしてみると「セルビアの伝統的な梅酒、シュリヴォヴィツァの製造と利用に関する社会的慣習と知識」とぃう1件のみがヒット(恐らく新聞での「セルビアのブランデー」に該当)。

そんなこんなで無理だと思っていたので、この整理した日経の記事は偉いなぁ、と。
あるいは注記されている「国際開発センターの報告書」が偉いのかな(今度調べてみましょう)。

その上で、この図、タイトルが「無形文化遺産に関連する酒類と日本酒」で、やはり「日本酒」にスコープ。
無形文化遺産の図であるならば、「日本酒」だけではなく「日本酒、焼酎、泡盛、みりんなど」とすべきで、その辺り、昨日チクリとした、記者さんと言うか編集の混乱を表していますね。

しっかりしてください(とまたチクリ)。




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日本酒の話?泡盛とかまで含めた話?日経新聞混乱す。

2024-11-13 19:30:40 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



1週間前の新聞記事。





「SAKE」海外人気高まる

酒造り 無形文化遺産に登録へ
輸出額3年で1.7倍


国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しとなった「伝統的酒造り」の技術は、500年以上にわたって国内各地で受け継がれてきた。日本酒は日本の生活や文化に欠かせない存在であるほか、和食とともに海外での人気が拡大。輸出額は3年で1.7倍に増えた。登録が正式に決まれば、国内外で再評価の機運がさらに広がりそうだ。


いやぁ、めでたいニュースです。

この記事が掲載されたのが11/6の朝刊で、文化庁による「ユネスコが登録を勧告した」という発表が前日11/5ですから、「待ってました!」の記事なのでしょうか。

ただ、この記事を一読して感じたのは、日本酒の話をしているのか、泡盛とかまで含めた話をしているのか、どっち?、ということ。

事実関係を整理すると、無形文化遺産登録される見通しとなった「伝統的酒造り」というのは、こうじを使ってコメや麦といった原料を発酵させ、酒類を造る日本古来の技術で、対象としては日本酒や焼酎、泡盛、みりんなどが含まれています。

その上で、この記事はメインの見出しが

「SAKE」海外人気高まる

そして脇にある肩見出し(というのかな)は

酒造り 無形文化遺産に登録へ
輸出額3年で1.7倍


となっています。

「SAKE」が焼酎等を含むか含まないかは微妙ですが、酒造組合中央会はThe Japan Sake and Shochu Makers Associationというので、SAKE=日本酒とするのが自然。

輸出額3年で1.7倍というのも日本酒ですね。

ただ、記事を読んでいくと冒頭は無形文化遺産への登録勧告の話なので、明示的に焼酎・泡盛・みりんにも触れられています。ところが途中から「若者の日本酒離れ」とか「米国の酒市場における日本酒のシェア」など、日本酒の話になっています。
また、掲載されている図も「無形文化遺産に関連する酒類と日本酒」と日本酒の話。



一方で、それに続くコラム的な部分では。各地で歓喜の声として、大七や賀茂鶴などに並んで泡盛の瑞泉酒造が取り上げられていて、ここは再度全体の話

思うに、掲載されている図などは凝ったものですし、色々事前に準備をされていて、ユネスコの勧告が出た!ということで急ぎこれらネタを編集して出した結果、日本酒の話をしているのか泡盛とかまで含めた話なのか、書いている側も(校閲も)混乱した、のかな。

今では死語かもしれませんが、クオリティ・ペーパーとしては残念な校閲ですね。




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お酒の名前は長くなる傾向?

2024-10-29 14:19:58 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



ちょっと前の日経新聞。



「ヒット本、長くなる題名」というタイトル。

ベストセラー本の書名が長くなっている。2023年までの直近5年の上位30冊は平均10.3字で、1960年代に比べ2倍近くに達した。

ふーん。
確かに例示されている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」とか、確かに長い書名が多くなっているかと。
(テレビのタイトルもそうですよね)

記事ではその背景として、ネット情報の中で埋没しないよう長いタイトルを付けたSNSやブログなども増えて、ということですが、これってお酒の名前には当てはまるのでしょうか。

ただ考えてみるとお酒の名前って、漢字で数文字(文字数は1~4文字くらい?)のものが多く、そもそも平仮名やセンテンスになっているものって少ないですよね。

一方で、本の名前を持ってくるというので思いつくのは、焼酎の「百年の孤独」



ノーベル賞作家ガルシア・マルケスの代表作ですが、いまや焼酎とどちらが有名なのかという感もありますし、ググってみても画像の半分は焼酎が出ています。



ちなみに焼酎の方は当時の浩宮殿下がお好きだということで有名になりましたが、一説にはやはりタイトル(酒銘)に惹かれて飲み始められたという話も。

それで思い出しましたが、以前そんな話を割烹弁当を大ヒットさせたお客様とした際に言われたのは、「弁当もそうだけど、ネーミングは『百年の孤独』くらいの文字数が限度だな。一言で言えなきゃだめだ」ということでした。


確かに、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」じゃあね。

でもこれを略す必要が出てきて「もしドラ」というのが生まれ、それが「逃げ恥」とか「ふてほど」とか、今の4文字略語文化?につながったとすると、お酒の名前も「本名●●●●●●●●●●●●、略して○○○○」という風になるのでしょうかね。




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