牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

ポカリスウェットとアミノバイタルで乗り切った@手賀沼エコマラソン

2016-10-31 12:13:09 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
                           【公式HPはこちら↑】






最近はなかなか週末ランの時間が取れず、マラソン大会が練習になっている状況なのですが、昨日、参加してきました。





「手賀沼エコマラソン」です。

その名の通り、「手賀沼」を八の字に周回するマラソン。

最寄りの駅は千代田線の北柏で東京からも近く、ホスピタリティも上々、コースもフラットとあって、人気の大会(自分が最初に走ったハーフもこの大会でした)。

練習がてらなので、ベストから1割くらい遅いペースで臨んだのですが、練習不足に身にはそれでも案外きつかった。

とは言え、ほぼイーブン・ペースで後半からちょっとずつ速く、というプラン通り。

ゴール後のビール(場所柄?アサヒビールです)も美味しくいただけました。



そんなレース中、周囲で「こんなサプリを使っている」と話している人たちがいました。

サプリって結構気になりますよね。自分もランニング本に出ているサプリをここぞというレースに使ったりしています。


で、そこで話題になっていたのが


こちら


ロキソニンです。
(写真は以前処方されたものの残り。この薬局って、黙っているとジェネリックになるんですよね)


ロキソニンと言えば、解熱とか鎮痛に効くお薬。


自分もちょっと前まで知らなかったのですが、脚の痛みなどを緩和する、というものらしい。

マラソンの時に飲む人もいるらしく、ネット上では「ウルトラマラソンには常識」とまで書いてあるサイトもありました。

確かに自分も、特にダメダメレースの場合、終盤、脚の痛みに悩まされるのですが、それにロキソニン、ですか。


ちなみに、服用にポジティブな意見としては、「確かに楽に走れる」とか「ドーピングにひっかからないし」というのがあるようで、逆にネガティブな意見としては「あくまで薬なので胃腸への負担等副作用が」とか「そうまでするか(倫理的な理由)」などがあるようです。


うーん、サプリに頼ってしまう弱い自分ですが、さすがにそこまでは考えませんね。


で、翻ってワイン造りの話に発展させようと思ったのですが、長くなるのでまた今度!



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ハロウィンの夜は「かぼちゃ焼酎」ではなくて。

2016-10-29 12:24:05 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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自分で言うのも何ですが、流されるタイプです。。。。。。B型ですけど。



飲みに行っても、「とりあえずビール」と言ってしまいます。。。。。。サッポロビールの応援団ですけど。







昨日、日本を代表するような通信会社が入居している立派なビルに赴きました。
(行先はその会社ではない)


帰りにエレベータに乗ったら、、、、、皆さん、仮装していますよ!!!


ドラキュラ風とかカボチャの扮装だったので、どうも一足早いハロウィンの仮装のようですね。



そんなハロウィンに合わせ、サッポロビールがアンケート調査を実施したようです。


ハロウィンに関するアンケート調査
~ 近年盛り上がるコスプレパーティーに反して、「家」派が約8割という結果に ~


2016年10月5日
 サッポロビール(株)は、ハロウィンでのホームパーティーを盛り上げるアイテムとして、かぼちゃやコウモリなどをあしらった「ハロウィンデザイン」商品を2016年9月21日より限定発売しています。
 これに伴い、20歳以上の男女約1万人に「ハロウィンに関するアンケート調査」を実施しました。



キリンさんやサントリーさんなら如何にも「らしい」アンケートなのですが、あのサッポロさんが、です。

実はあやかり商品も出ているようで、関連ホームページもありました!

ほら

Trick or Drink!
(飲ませないなら悪戯するぞ!)


アンケート結果の要約はこんな感じ。

【調査結果トピック】

●ハロウィンに合わせて何らかの楽しみ方をする人は約半数。
⇒もちろん、自分は最大多数の「何もしない」です。

●何らかの楽しみ方をする人の比率はエリア間で著しい差は無く、全国的に盛り上がる傾向に。
⇒すいません、盛り上がっていません。

●近年コスプレパーティーが盛り上がる一方で、「家」派が約8割という結果に。
⇒ですから、8割の「家」派で、何もしないんです。

などと続いていますが、サッポロさん的に一番大事?な設問はこちらでしょうか。

●ハロウィンで飲みたいお酒はビール、ワインが2トップ。若年層ほど多様な酒類を楽しむ傾向に。


なるほど、ここでビールの存在感を、ということでしょうが、ワインも案外健闘していますね。
面白いのは、54歳まではビール>ワインで、55~59歳で拮抗、60歳以上ではワイン>ビールとなっています。
ちょっと不思議。
ちなみに、ここで「焼酎」って答える人ってどんなイメージなんでしょう。カボチャ焼酎?

でも、自分もやっぱりビール、、、、、やっぱり自分の年齢層では多数派、でした。


●人気の仮装トップ3は魔女、魔法使い、かぼちゃ。
⇒仮装なんてしませんけど、魔女と魔法使いってどう違うんだろう?



さてさて、本当のハロウィンは明後日の10/31(月)。

その夜、何を飲んでいるのでしょうか?
(案外「おでん」で「日本酒」とかだったりして)



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山田錦と五百万石、雄町に出羽燦々。全部混ぜたら、、、、、。

2016-10-28 12:34:01 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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昨日、オーストリア・ワイン「ホイリゲ」のことを書きましたが、実はその前日、オーストリア・ワインの展示会に行ってました。
(そうです、影響されやすいんです)


場所は丸ビル、そう、「升本総本店」誕生の際に本店を構えた場所です。
(当時は3階336区、でした)




普通の展示会の場合、インポーターさん毎にブースがあるのですが、この展示会ではそれに加えて、「オーストリアワイン大使(の有志)」が、幾つかのテーマでブースを出しているのが特徴。
#「オーストリアワイン大使」というのは、オーストリアワインの布教普及活動のためにオーストリア大使館商務部で募集・認定しているものです。



で、今回のワイン大使ブースのテーマの一つがゲミシュター・サッツ。







知っている人は知っているし、知らない人は知らない(当たり前か)、ゲミシュター・サッツ(Gemischter Satz)とは?


オーストリアワインマーケティング協会のページを見てみましょう。

ゲミシュター・サッツ
定義:ウィーン特産ワイン、混植混醸ワイン
ゲミシュター・サッツは、発酵を終えてからブレンドされたブレンドワインの対照である。ここでは、複数品種が同じ畑で一緒に植えられ、同時に収穫され、圧搾され、発酵され、熟成される。ゲミシュター・サッツはウィーンの長い伝統であり、現在復興を果している。



要は、通常、ワインのブドウ栽培は「この畑ではシャルドネ」とか品種を決めて栽培しているのに対し、ゲミシュター・サッツの場合は、畑に複数の品種が植えられていて、一緒(というか、ぐっちゃぐっちゃに混ざったまま)に収穫し、発酵まで一緒にする、というもの。
#実は昨日ご紹介した新酒「ホイリゲ」も多くはこのゲミシュター・サッツ(だと思います)。



ワイナリー「Herrenhof」のHPより



同「Zahel」のHPより


地理的呼称の統制では下記の例のように比率等がルール化?されていますが、ある意味、原始的とも言える造り方ですね。

ヴィーナー・ゲミシュター・サッツ(2013年ヴィンテージより)
ブドウ品種:
ゲミシュター・サッツ:ウィーンのあるひとつの畑に、少なくとも3つの高品質白ブドウ品種が植えられ、収穫、プレスは、全てのブドウが一緒に同時に行われねばならない;もっとも多くを占める単一品種は50%を超えてはならない:3番目に多くを占める品種が少なくとも10%なければならない。



ワイン大使のブースで数種類のゲミシュター・サッツを味見させてもらいました。
「混ざっている」だけあって、特定のキャラがあるわけではないのですが、全体としてフレッシュで、味わいの中に様々な色が混じっている、という感じでしょうか。

いい経験をさせてもらいましたが、ここでふと思ったのが、「日本酒」のこと。


日本酒で「ゲミシュター・サッツ」的なこと、すなわち、同じ水田に複数の品種のコメを栽培し、それを一緒に収穫し、一緒に仕込む、というのはあり得るのか。



同じ酒造好適米でも山田錦などは晩稲ですし、五百万石などは早稲で、収穫時期(というか、生育のタイミング)がそもそも違う。



↓新潟県の農業総合研究所HPから↓





また、精米も、米粒や心白の大きさ、形状が違うので同じ機械で同じ時間やっても削られ方が違うだろうし、0.1度単位/秒単位の管理を行っている醸造過程で「複数種類がぐっちゃぐっちゃに混じった米」に対応しろと言っても困ってしまうでしょう。


ちょっと無理そうですね。


ただ、ここから「ワインはテキトー」だとか、逆に「対応できない日本酒造りはダメ」とか言うのはちょっと違う気もします。

これこそ醸造文化の違いなのでしょうね。




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直行便が無くとも! 11月11日は一の酉、ではなくて、ウィーンのホイリゲ解禁日?です。

2016-10-27 13:03:22 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
                           【公式HPはこちら↑】







今日は木曜日。



いよいよ3週間後の木曜日はボージョレ・ヌーヴォの解禁日です。



このボージョレにあやかろうと、日本も含め、世界の色々なワイン産地で「新酒ですよ!」というイベントやプロモーションが行われていますが、やはり本家本元のボージョレは強いですね。


そんな中、歴史的というか、地域文化としてはボージョレよりももっと重要かも?というのがオーストリア・ワインの「ホイリゲ」です。

オーストリア観光局のサイトで見てみましょう。

「今年の」を意味する「ホイリゲ」は、1年未満のワインの新酒のことで、それを提供する居酒屋もおなじくこう呼ばれます。秋一番に収穫され仕込まれたワインは、公式には聖マルティン祭の日(11月11日)に初めて開封されます。

かすかに炭酸が残る辛口の白ワインを、ワイングラスではなく1/4リットルのジョッキで飲むのがホイリゲです。



発泡してます


そう、「ホイリゲ」は新酒のことであり、それが転じて新酒を出す居酒屋でもあるんです。


一般にはむしろ後者の方が通りが良いようで、観光局のサイトでも「ウィーンのホイリゲ」として観光スポットとして特出しにされています。


ウィーンのホイリゲ

プラーターの大観覧車、シェーンブルン宮殿、ウィーン少年合唱団、リピッツァの白馬と同様、世界的に良く知られているのがホイリゲです。
数多くの歌によって称えられ、多くの映画に舞台を提供してきたホイリゲ。そこでは、まず何よりも、ウィーン独特の快く落ち着いた雰囲気が広がり、ウィーン産の爽やかなワインと、それに相応しい味覚が提供されています。
誰もが気軽に訪れ、リラックスしたひとときを楽しむことが出来ます。正真正銘、伝統のホイリゲでは、ウィーン産のワインだけが供され、門口に吊るされた松の枝の束が「営業中」の目印です。


「ホイリゲ」という言葉は、本来こうした酒場そのものではなく、当年産のワインの新酒を意味しています。こうした新酒は、伝統的に、翌年の11月11日(聖マルティンの日)まで、ホイリゲと呼ばれます。こうしたホイリゲには、軽く口当たりの良い樽ワインのほか、瓶入りの高級ワインも備えられ、その種類も豊富です。また内装、テーブルのアレンジやグラスのデザインまで、趣向が凝らされ洗練されています。時には、緑溢れるガーデンや、落ち着いた雰囲気の室内で、ホイリゲ音楽のライブを聴くこともできます。


(11月11日の意味合いが、前の引用とちょっと違っていますが、その辺りは今後調べてみましょうか)





学生時代、ウィーンに留学経験のある教授が授業でその時の思い出として、このホイリゲについて話していたのを覚えています.

その後ウィーンに旅行で行ったときは、居酒屋のホイリゲには行きましたが、時期の関係で新酒のホイリゲは楽しめなかった。

もう、大人なので、来週にでも行っちゃおうかなぁ? と思って旅行サイトExpediaを調べてみると、こんな感じ。





なんと、検索結果がありません。


調べてみると、オーストリア航空は日本市場からの撤退を決定し、ウィーン-成田線の直行便は今年9月3日の最終便をもってなくなったということです。

なんでも「日本市場の将来性やマーケットの状況を鑑みて決定」ということですが、その一方で4月からはウィーン-上海線を開設、成田便を廃止する9月からはウィーン-香港線を開設するということで、要は成長が見込めない日本市場から、需要拡大が期待される中国市場へシフトする、ということのようです。


ホイリゲも中国の人々に飲まれてしまうとは、、、、、トホホ。



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さようなら、新川。 辺境?を行く升本。 

2016-10-26 13:00:08 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】








もう1週間以上、「新川ネタ」を続けています。




10/25:酒好き大名も太鼓判! 「酔いざめ爽やか」なのは、甲類焼酎でも銘酒「諌鼓」でもなくて、、、、、、、、、
10/24:看板犬の白い犬@江戸名所図会「新川酒問屋」
10/23:昭和初期の新川の様子、かな?
10/22:埋め立てられた「新川」ってどこ?いつ埋められた?
10/21:民家が古民家風居酒屋になり、古書店が古本屋さんに。。。。。
10/20:「江戸の花」というお酒が?@新川酒の入舟
10/19:新川ネタで頑張ってみましょう。力持ちのふるさと「新川」の力石(徹、じゃあない)
10/18:進化?する新川締め @ 新川大神宮例大祭直会です。



こうしてみると、色々なことを書いたものです(自画自賛)。


もちろんまだまだ、あと75日くらいは続けられますが、他のネタとのバランスもあるので今日でいったん新川締め中締め、としましょう。




で、なぜ「新川」なのか。



もちろん、新川は江戸時代以降の酒問屋の集積地.


現在も守護神「新川大神宮」や卸組合、酒・フーズ健保や酒・フーズ厚生年金基金などが居を構え、ウチもなんやかんやでお世話になっているのですが、新川ネタを続けるほど、新川に拘りがあるわけでは、、、、、、、、、、、、、、









いや、あるんです。






そのヒントは、








こちら



「東京名所図会」「新川の酒問屋」という項目。

新川の名 世に聞ゆるや久し。故に新川といへは。人知酒問屋の本場たるを知る。


で始まる記載の後半に、「酒問屋組合人名」というのがあります。



コレです



当時、「北新川組」「新川組」「茅場町組」の3つ(時代によっては北新川/南新川/南新堀/南茅場町というのもあったらしい)で構成されていた酒問屋(下り酒問屋)のリストがあるのですが、その三番目に南茅場町の「升本喜八郎」というのがあります。


これは(「茅場町店(だな)」と呼ばれていた、本拠である「升本本店(揚場の升本)」の出店(でみせ)で、下り酒問屋として「青松白鷹(辰馬悦蔵)」や「秀福(月桂冠)」などを扱っていたようです。そこの代表が、本家から使わされた「升本喜八郎」だったのです。
(ちなみに、昨日の「惣花」の加島屋さんは7番目に名前があり、こちらも「廣岡助五郎後見人」としての「廣岡五郎」の名が記されていました)


ちなみに、この茅場町店(升本喜八郎)は「升本商店」とも呼ばれていたようで、日本盛の前身「西宮酒造」の資料を引用した文献によると、日本盛の引き受け量は第二位だったようですね。


デス

出典:二宮麻里(2012):江戸期から昭和初期(1657年-1931年)の灘酒造家と東京酒問屋との取引関係の変化


なお、この茅場町店は、十数年後に分家筋である升本幸太郎店として独立しましたが、さらにその後、「升本総本店」の設立に参加し、現在では再度吸収された形となっています。


と、いうことで、ウチも新川酒問屋の末席に連なっていたわけです。


しかし、住所は「茅場町」で、「新川」ではないところが、現在でも「神楽河岸(神楽坂)」の問屋と言いながら、住所はお隣の「揚場河岸(軽子坂)」というのがそれらしい、ですね。


辺境を行く升本。


それでは、しばし新川ネタから離れましょう。



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酒好き大名も太鼓判! 「酔いざめ爽やか」なのは、甲類焼酎でも銘酒「諌鼓」でもなくて、、、、、、、、、

2016-10-25 12:23:49 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】








実は、新川ネタ。







昨夜、テレビで「吉田類の酒場放浪記」を見ていたら、間に甲類焼酎(甲類ハイボール)のCMが流れていました。





曰く、「糖質、脂質がゼロ」とか「酔い覚めがさわやか」とか、体に良さそうな?キャッチフレーズが並んでいました。



とどめは天才デス


どうなんでしょう?


まあ、酒飲みが見ている番組なので特に目くじらを立てるほどではないのかもしれませんが、どんな酒でも飲み過ぎれば一緒、と思いつつ、、、、



実はそうではないお酒があるらしい、のです。



とある古い書物にこんなお酒の紹介がありました。

●●は魚崎の酒家岸田忠右衛門の美醸なり 其世にあらはれたるは弘化、嘉永の頃にして(中略)
西宮の井水、播磨の米、吉野杉の香、丹波杜氏の技術は灘の醸造に好適せる地利と相合して海内に晴々たる天味を出せるもの、、、、


と始まる一節です。
(お酒の名前●●は最後にお知らせ致します)


以降、原文を簡略化しつつ現代語訳してみましょう。



江戸時代、政府の役を務める大名がいた。彼はめっぽう酒好きで、宴席ではその当時から有名だった灘の●●を飲むのを常としていた。
この大名、酒好きだけあって味にもうるさく、●●が品切れになって他のお酒を出そうものなら「これはいつもの●●とは違う!●●を持ってこい!」とすぐに感づかれてしまう。担当者は●●を切らさぬよう日頃から苦労していた。

そんなある時、天候の都合で灘からの船が入らず、●●も品薄に。担当者は新川へ人を走らせ、何とか入手しようとしたものの、結局ダメ。どうしたものかという時に、「諌鼓」というお酒を紹介された。
この「諌鼓」、確かに●●と味わいに違いなく、新川の酒のプロたちも利き酒をして「これなら大丈夫」と太鼓判。その夜の酒宴でこの「諌鼓」を内緒で出したところ、大名も違いに気づかず機嫌よく酔っており、翌朝も登城していった。

めでたしめでたし、と、思いきや、お城から帰るやいなや担当者を呼び、「昨日の酒は●●ではなかろう、やはりいつもの●●を出すように」というお達し。
担当者これに驚き、止むを得ず「諌鼓」を出したことを白状するとともに、「酒のプロも違いないと太鼓判を押したものを、お殿様はどうして違うことに気が付いたのですか?」と尋ねたそうです。
それに対し、大名曰く「自分も昨夜は気が付かなかった。しかし今朝、登城して公務に入る際、普段は酔いがすっきり覚めているのだが、今朝に限っては酔いが醒めず困った。さては普段の●●ではないと気が付いたのだ」。



いやはや何とも、ですが、この●●というお酒の名前、実は「惣花」です(このお話のタイトルは「魚崎の惣花」)。


一昨日もご紹介した、新川酒問屋の加島屋さんのお酒ですね。
そんな名声?もあったんですね。


今宵ももしかしたら惣花を飲むかもしれませんが、、、、、、、いくら酔い覚め爽やかと言っても、飲み過ぎ注意!です。



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看板犬の白い犬@江戸名所図会「新川酒問屋」

2016-10-24 14:52:02 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】




昨日もちょっと触れた、昔の新川の様子ですが、一番有名な絵は、江戸時代末期の


こちら


江戸名所図会」の「新川酒問屋」です。


堀(新川)とその河岸に建つ酒問屋を中心に、商いの様子などが描かれています。


「様子など」と一言で言っても、よく見ると本当に色々なシーンが描かれていますね。

ちょっとクローズアップしてみましょう。



これは小舟からのお酒の荷揚げでしょうか。
舟と河岸の間に板が渡され、そこを樽を転がしながら運んでいます。

ちなみに、この船、多分「伝馬船(てんません)」と呼ばれる船でしょう。
樽廻船から酒樽を受け取り、ここまで登って来たのでしょうね。



上の図で、コロコロ転がされた樽が、酒問屋に入っていきます。
「剣菱」らしき銘も見えますね。

中央には黒い桶のようなものを持った人が見えますが、これは何でしょう。
お酒?にしては大きすぎる(持てない!)し、いわゆる酒売りのお酒は天秤棒で担がれていますし。

ちょっと気になります。



こちらでは、中央で群衆がなにやら囃し立てている様子がうかがえます。
もしや、、、、、、新川締めでは?

そうかな?そうだろう! いや、きっとそうです!



新川に係る橋の上には、酒樽を積んだ大八車が描かれています。
その脇には、連れ添って歩いている女性も見られます。

実はこの「新川酒問屋」の中では、女性はほとんど描かれていません。
やはりここは男衆の街だったのでしょうか。



「酒賣場」と看板のかかったお店の前、積み上げられた酒樽の脇に、女性と同じく?というか、人間以外に描かれている生き物が一人だけいました。


黒の混じった白い犬。


猫ではないので、脇を通る魚売り?には目もくれず後ろ足でアゴをかいている、のでしょうか。


この「酒賣場」の看板犬かもしれませんね。



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昭和初期の新川の様子、かな?

2016-10-23 12:34:36 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】



先日は新川を空から見てみよう、ということで、埋め立てられる直前、昭和の新川の空中写真などをご紹介しましたが、この頃の実際の新川の風景の写真、案外見当たらないものです




とある広告?の中に、それらしきものがありました。

一部分を見てみましょう。



こちら



堀を挟んで、対岸を眺めたもの。

お向かいの建物は、問屋の店先と蔵という感じですから、この堀は新川河岸でしょう。


手前側には、機械瓶と火鉢?でしょうか。





さてさて、この風情のある広告、今度は全体を見てみましょう。



ほら



実は今も新川で商売を続けている「加島屋」さんの「惣花」の広告、です。
(惣花については、こちらでご紹介





ちょっと驚いたのが「株式会社 加島屋」となっていること。


この広告が載っている本の刊行が昭和2年とか3年ですが、その時点で既に株式会社化していることになります。


ずいぶん先進的ですね!


これ、大型のポスターとかあるのでしょうか。


今度お聞きしてみましょう。


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埋め立てられた「新川」ってどこ?いつ埋められた?

2016-10-22 11:37:54 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】







一昨日、所用で新川大神宮のお隣にある酒・フーズ健保会館に赴いたのですが、その時、地震がありました。


後で気象庁の地震情報を見ると、11時53分の地震のようです。





東京都のこの辺りは震度2のようでしたが、体感ではもうちょっと大きかった気もしました。


その体感が正しいかどうかはさておき、その時火曜日以来続けている新川ネタとも絡み浮かんできたのは、「この辺って埋立地(なので揺れる?)」ということ。


最初に新川に連れられて来た時(社長のお供で大星岡村さんにご挨拶に来ました)、新川大神宮の前の通りを歩きながら社長から「ここは堀だった」「戦災の瓦礫で埋め立てられた」と教えられたのを思い出しました。


で、改めてなのですが、「堀だった」という「ここ」はどこまでを指すのでしょうか?

もっとも狭い範囲を考えると、大神宮の前の通り=堀ですが、それでは狭すぎる。


とすると、通りそのものは昔から道路で、その裏側の地割り、すなわち現在、背中合わせに建っている加島屋さんと大星岡村さんの敷地の範囲が堀だったのでしょうか?


新川の方々にお聞きしようとも思いましたが、「そんなことも知らないのか」と叱られそうなので、自分で調べてみました。


「新川」「埋め立て」などと検索してみると、

・川幅は約11mから約16m
・西から一の橋、二の橋、三の橋の三つの橋が架かっていた
・昭和23年(1948年)に埋め立てられた


などの文字情報が得られました。


この規模だと、やはり道路と道路の間が新川だったようですね。


でも、これで満足しないのが探究する総本店。


米国支社を通じ、ペンタゴンから占領軍(米軍)撮影の空中写真を電送してもらいました。


この頃の写真としては2枚ありました。

まずは、1948(昭和23)年3月29日撮影のもの


(あ、米軍撮影というのは本当ですが、ペンタゴン云々は冗談ですよ、念のため)

写真左上が茅場町の交差点、右下が隅田川と接する渡海稲荷神社の辺りですが、新川がちゃんと写っています!


上で書いた、「一の橋、二の橋、三の橋」というのもはっきりわかります。




そして、翌1949(昭和24)年3月3日撮影のものもありました。



あ、新川が無くなっています!

この一年間で埋め立てられてしまったのですね。
(埋め立て跡に既に建物が立っていますね。これが戦後の活力の源なのでしょう)


ちなみ、その十数年後、東京オリンピック前年の1963年6月26日撮影の写真はこちら
(これは米軍ではなく、国土地理院)



しっかりとビルが建っています。



3時点の写真を見たわけですが、折角なので新川大神宮の辺りにクローズアップしてみましょう。

まずは、1948(昭和23)年3月29日撮影



樹木が茂っているように見える、黄色で囲った部分が新川大神宮ではないでしょうか?



そして、翌1949(昭和24)年3月3日撮影のもので同じ辺り



新川大神宮の様子はそのままですね。
お向かいの加島屋さん、大星岡村さんの辺り、堀沿いだったところいに小さい建物もあります(コレかな?)が、多くは埋め立てたままの空き地、です。


十数年後の1963年6月26日撮影の写真



建物が立ち並んでいます。




今日の新川ネタは、空から見た新川、でした。



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民家が古民家風居酒屋になり、古書店が古本屋さんに。。。。。

2016-10-21 14:11:54 | 新川大神宮と新川
                           
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昨日も触れましたが、今、第三のブームが来ている地元神楽坂


ただ、特に路地などを歩いていると、以前の料亭の建物が中身はチェーン系のお店になっていたり、(全然違うパターンですが)建物自体は昔と同じ「古い民家」でも、「古民家風」の居酒屋になっていたりと、佇まいは以前と同じでも中身が違う、というものが増えてきました。


やはりブームになるとなぁ、と思っていたのですが、同じような体験を先日、神保町でしました。


神保町の交差点と駿河台下交差点の間の靖国通り。


通りの南側は駿河台下の三省堂にはじまり、慶文堂や小宮山書店、一誠堂などと、古書店街を代表するようなお店が並んでいます(古本屋さんというより、古書店、ですね)。

もう30年以上通っていると言っても過言ではないので、それぞれのお店の雰囲気も感覚で覚えているのですが、その中の1軒の老舗の古本屋さんの前を通った際、建物は一緒なのに、中の様子が変わっているのに気付きました。

思わず中に入って、棚を見ると、ジャンルも趣味も全然違う。


あれれ、と思ってお店に出て、看板を見ると、違う名前になっています。


ビルの名前には以前の古本屋さんが残っているので、古本屋さんだけ閉めて、別の古本屋さんに貸してしまったのでしょうか。

あんなに立派な古書店がやっていけない時代なのかなぁ、と感傷に浸りつつ、再度店内に戻ったのは、棚で見かけたこの本が気になったから。





「日本酒博物誌」という本です。

作者は岡田聡という人で、東京書房から1972(昭和47)年に出版された本です。

手に取ってパラパラっとめくってみたのですが、「酒豪伝説」とか「酒の種類」とか、いわゆるエッセイ集。


「よくある本だよな」と棚に戻そうとしたら、-景気いい”新川締め”という小見出しが目に飛び込んできました。


即買いです(もちろん、値札はその前に見ていました)。


この本、当時日本経済新聞に掲載された連載記事をまとめた本のようなのですが、その中の酒問屋の今昔」というところで新川の酒問屋や新川大神宮、そして新川締めも記されていました。

例えば、

-”初売り式”でPR

という小見出しのところでは、新年の初売りの様子をこう記しています。

売り場の正面に金屏風(びょうぶ)を立て正月のおかざりをして、その前に大ざらに山海の珍味を山と盛ろ、回りには自慢の酒だるを積み上げて客を待つ。
やがてなじみの客が訪れ、品定めののち、商談が成立すると客を別席に招き、三つ組の杯にヒヤ酒をつぎ、店主や番頭といっしょに威勢よく ”新川締め” の拍手をする。



”新川締め” が出ていますよ!


そして、この本を買うきっかけになった

-景気いい ”新川締め”

という小見出しでは、説明が。

全文を引用しましょう。

普通、劇場で俳優の襲名披露をはじめ、一般に行なわれる手締めは、
「お手を拝借、イョー、シャンシャンシャン、シャンシャンシャン、・・・・・・・・」
という〃三三の締め″でこれは魚河岸から来たものらしい。新川締めは〃七五三の締め″といって、
「ヨーイ、ヨイヨイヨイ」
のかけ声で、三三一(七) 二三(五) 三の手拍子で締め、
「ごはんじよう」
というあいさつをして乾杯。ごちそうを小ざらに分けて杯の献酬がはじまる。
だから繁盛する店は一日に何十人もお客が来ると、店主や番頭は、店じまい時分になるとべろべろに酔ってしまうから、この日は特に酒の強い番頭が選ばれる。


お見事!

書物でこんなに的確に書かれているものは初めて見ました。

こんな出会いがあるから、古本屋さん巡りはやめられませんね。



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「江戸の花」というお酒が?@新川酒の入舟

2016-10-20 12:56:30 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】







第三の波に乗れるか。






おかげさまで、ウチの地元「神楽坂」は大変なブームとなっていて、特に夜や週末は人、人、人、です。


十数年前までは日曜などは営業していないお店も多く、さらに二十年くらい前などはお正月は外濠端のマクドナルドしか食べるところがなかったのが夢のようですね。


そんな神楽坂、(自分は知りませんが)歴史をたどって大きく見ると、江戸時代の名所として謳われて以降、関東大震災の後に二回目のブームを迎え、今が三回目のブームと言えるかもしれません。


そんな神楽坂の一回目?のブームというか、江戸時代の繁盛ぶりを描いた浮世絵で良く紹介されるものの1つがこちらです。



江戸の花名勝会 ゐ 六番組 岩井半四郎/牛込神楽坂毘沙門天/牛込



この「江戸の花名勝会」という画集?は、江戸の名勝を歌舞伎役者と組み合わせて紹介していて、画面が3つのブロック-上には地域の主題的なもの、下段には役者と風景-に分かれているようです。
(役者絵が豊国、風景画が広重のようです。豪華タッグです)


広重ブロック



で、この「江戸の花名勝会」をつらつら見ていると、「酒樽」が出ている絵がありました!!



こちら



なんと!タイトルが「江戸の華名勝会 千 二番組 市川小団次/新川酒の入舟/新川」です。



この絵の各ブロック、まず役者は市川左団次、ではなくて小団次です。
現役では名前を聞きませんね(変換でも名前が出てこなかった)。





また、広重の風景画は、「酒の入舟」というブロックタイトル通り、蔵が立ち並ぶ新川河岸を灘からの下り酒が入る風景です。



↑何と書いていあるのか良く分かりませんが、江戸きっての下り酒問屋「鹿嶋」の字と銘が見られます。




そして表題部ですが、、、、、、、、これも「新川」しかわからない。。。。





こんなに僅かな字数なのに読めないってすごく悔しい。

しかもこの絵の刊行、1863年ですから、150年前。

自分も学校では国語が不得意ではなかったはずなのですが、わずか150年前の文章が読めないって、、、、日本の文化って結構将来が危ぶまれるかも。


リタイアされた方などが古文書教室などに行くのがわかる気がします。


自分もリタイアしたら教室に通って読めるようになりたい、、、、、、



新川ネタ、続きました!



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新川ネタで頑張ってみましょう。力持ちのふるさと「新川」の力石(徹、じゃあない)

2016-10-19 12:32:12 | 新川大神宮と新川
                           
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どこまで行けるか。





ここのところ、下り酒問屋の本拠地である「新川」ネタが続いていますが、果たしてどこまで続けられるか、試しに5日間くらいやってみましょう。





新川と言えば新川大神宮ですが、先般の記事で、「大神宮に赴いた際、2つほど確認したいことがある」と書きました。



その一つは上掲の記事で書いたような掲示板の名札(発起人)なのですが、もう一つが「石」です。


石?


というのも、こんな論文を読んだから。






こちら



東京都中央区の力石の調査・研究



「力石」と言っても「あしたのジョー」の力石徹ではありませんよ。


「ちからいし」と読みますが、江戸とか明治のころ、鍛錬や娯楽としての力試しに用いられる大きな石、です。


こちらのお方、中央区は江戸・明治期の水運の拠点であること、そして全国各地に残っている「力石」の銘や言い伝えでは、これら力石を持ちあげた力持ちとして「石の平蔵」とか「新川七五郎」とか「八丁堀亀島の長太」など、中央区(特に新川・八丁堀)の力持ちの名前が多いこともあり、さぞかし力石が多いと調べに回られたようです。

-このような「力石のふるさと」ともいえる新川、八丁堀にに踏査の足を踏み入れる時には、さぞかし切り付けも立派な、そして沢山の力石が、応接のいとまもないほど見い出せるのではないかと、大げさにいえば、胸がときめくほどであった。


が、結果としては、中央区全体でもちゃんとした銘が石に切りつけられている力石が鉄砲洲稲荷神社など4か所の8つ、特に銘はないけれど力石「らしい」ものが3か所3つと、とても残念な結果となったようです。



これは佃一丁目の浪除於咲稲荷神社のもの


こう、嘆いています。

-石の平蔵にしても、新川七五郎にしても、八丁堀亀島の長太にしても、そとばかりで石を持ち上げて、地元ではなんにもしなかったのであろうか。



その中で、新川大神宮に「らしい」ものがあることも記されています。


新川一丁目 新川大神宮の力石
新川大神宮社殿の裏側右隅、古材木置き場の台石となっている。
材質 安山岩



と、いうことで、探しに行きましたが、「社殿の裏側右隅、古材木置き場」らしいものが見当たりません。
(いくつか石がありましたが、andesite(安山岩)っぽくなかったし)


そこで、境内の大きめの石を探してみると、


一つ



また一つ



どちらも安山岩ではあるようですが、普通の石みたいにも見えるし。。。。。。
(二つ目の方がそれっぽい、かなぁ)



今度管理で骨を折られている加島屋さんにお聞きしてみましょう。
(実は子供の頃、持ち上げてたりして)




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進化?する新川締め @ 新川大神宮例大祭直会です。

2016-10-18 12:18:39 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】






進化の踊り場。








ちょっと更新に時間が空いてしまいましたが、直前に話題にした、新川大神宮の祭礼が先週金曜、無事執り行われました。



祭礼後、というより、祭礼とセットとも言える直会での「新川締め」ですが、今年はちょっと様子が違ったように感じました。


一言で言うと、冒頭に掲げた、進化の踊り場、です。




(アンモナイトも右巻き左巻き、袋小路的な異常巻き、などなど、、、、、科学博物館のHPから)



この新川締め、独特の形であることや、メーカーさんなど大きな会社では「初めて参加する」人も多いこともあり、以前の直会では、冒頭から手拍子が揃わないこともしばしば(これをstage I、とでもしましょう)。


その中である時、宮総代である加島屋様、大星岡村様など新川大神宮敬神会で、新川締めのライブ・ビデオを作成し、それがyoutubeに掲載されることに(ご覧の通り3部に分かれています)。



このyoutubeビデオは業界の中でも少しずつ広まっていき、特に新川締めの会がある直前は、アクセス数も上がるなど、皆さんにご覧いただき、実際、新川締めの現場でも揃うようになりました(これをstage II、とでも言いましょうか。。)



そして今年の新川締め。
皆さん、ビデオを御覧になったり、それで何回か体験したり、結構慣れた感じで「ヨイヨイヨイ コラ ヨイヨイヨイ コラ ヨイ」と、7-5-3締めの最初の7拍子を叩きます。

その次の5拍子の初めの2つ、「ヨイ ヨイ」も揃っていますね。イイ感じです。


ただ、5拍子の後半3つと、最後の3拍子

「ゴ-ハ-ン-ジョ-オ-オ(ご繁盛)」
 3-4-5   1-2-3



6拍打つところがダメです。


「ゴ-ハ-ン-ジョ-オ-オ-オ」と、余分な1拍が加わり、7-5-4締めになっています。
 3-4-5   1-2-3-4


何とも締まらない新川締めですね。


思わず司会の小泉商店さんも「7-5-4締めになっていますよ!」と注意を喚起していましたが、前半がうまく流れているだけに、なんとなく勢いでそうなっている感じ。

stage IIIで、変な進化を遂げてしまったようです。



意外な戦犯?の一人は、○○の○さん。


脇で見ていると、「ゴ-ハ-ン-ジョ-オ-オ-オ-オ」

7-5-5締めに
なっています!
(業界そのものという方ですが、思いかえせば新川締めの現場?で見かけたことは決して多くない気もします、途中から正しく叩いていらっしゃったので、来年は大丈夫でしょう!)


新川締めの重鎮のさるお方などは、最後の1拍は打った手を返す向きに上下ベクトルを入れるなど、まさに締めておられました。こうすればちゃんと終わりますね。


やはり物事、締めが大事。我々も心して、来年の新川締めに向け精進!!!



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二十四の瞳、ではなくて、二十四の発起人@新川大神宮、ですよ。

2016-10-13 12:18:24 | 新川大神宮と新川
                           
                           【公式HPはこちら↑】





昨日ご紹介した牛込・揚場の福升稲荷の例祭ではじまった(個人的な)お祭りウィークですが、明日はいよいよ酒問屋の守り神である新川大神宮の例祭です。
こちらでもご紹介)






もちろん、お祭り、そしてその後の直会(with新川締め&小泉商店さまの名司会、です)にも参加させて頂く予定ですが、探求する升本総本店としては、大神宮に赴いた際、2つほど確認したいことがあるんです。


その一つが、

こちら

境内に入ってすぐ右にある、名札の掲示です。


色々と名前が書いてあるのですが、確認したいのは、その下段の部分

拡大


古くなって黒ずみ、柱の色とも一体化して良く分からなくなっていますが、近寄ると、ちゃんと見えてきます。


ほら


お祭り記念、ということで、以前週末ジョギングでお寄りした際に撮った写真で解読を試みてみました。

「發起人」として、加島屋さんを筆頭に全部で24の名が書かれています。


發起人
株式會社 加島屋
株式會社 金星
株式會社 中井酒店
株式會社 大星岡村商店
合名會社 升本商店
株式會社 牧原本店
東京酒問屋株式會社
株式會社 荒井商店
株式會社 國分商店
株式會社 廣屋商店
株式會社 小網商店
株式會社 升喜商店
株式會社 近藤辰次商店
株式會社 岡埜商店
合名會社 森田商店
日本酒類販売株式會社
株式會社 升本總本店
合資會社 鈴木商店
中央酒販株式會社
株式會社 奴利彦
高原照也
平埜太郎兵衛
升本喜衛門
東京酒類商業協同組合




[升本総本店」の名もあります。

ちなみに大星岡村さんの次にある「合資会社升本商店」は、時代的にはこれまたウチの本拠(揚場の升本)か永久橋の升本、最後から二番目の「升本喜衛門」は茅場町升本を引き継いだ喜衛門さんですね。
(実のところ、升本総本店はこれら永久橋店茅場町店など親戚筋の問屋が本家を中心に大合同して1927年に丸ビルに新たに作った会社なので、一時は以前の会社と並立していたのです。この辺りは何かの機会にご説明)


しかし、ウチ以外は錚々たるお名前ばかりですが、今はもうないお店も散見されますね。


続けるということは本当に大事ですね、と思う新川大神宮例祭の前日、でした。


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晴天の下、百何十回目かのお祭りです@福升稲荷

2016-10-12 12:55:13 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                           
                           【公式HPはこちら↑】




今日は朝から久しぶりの青空。



さあ、お祭りウィーク(勝手にそう呼んでいる)、です。



幕開けは、牛込揚場・神楽坂のウチの商売の守り神「福升稲荷」のお祭りです。




いつの頃から祀られているかは定かではありませんが、明治37年(1904)の「新撰東京名所図会(第41編)」には「揚場町には、、、稲荷社なども見ゆ」という記述がありますから、100年以上はこの揚場町でお祭りが執り行われてきたことになります。




ヒントになりそうなのは、この手水鉢。

脇にある銘を見ると「升本東店」からの奉納のようで、年号みたいなものもあります。
(酒屋の本家は「升本本店(ほんだな)」で、「東店」は分家の暖簾分け、だと思います)

年号は今一つ判読できませんが、この前亀戸の香取神社に行ったとき、こうした銘に薄墨みたいなものを塗って半紙に写し、拓本を取っている人がいました。

そうすれば読めるのかな。今度やってみよう。


コン!




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