【公式HPはこちら↑】
くだんの「全国一律休校」要請ですが、地方自治体の中には脊髄反射的に実施するところが多い中、一旦(というより一瞬ですが)立ち止まって、より現実的な形で要請に沿おうというところもあるようで、こういう時に首長さんの考える力って大事なんですね。
ただ、こちらは国の機関なので頑張るわけにはいかなかったようです。
北の丸公園の「国立近代美術館・工芸館」。
建物は旧近衛師団司令部庁舎を利用したもの。
明治以降の工芸やデザイン作品を収集しています。
特に工芸やデザインが好き!ということはないのですが、ジョギングで通ることも多く、無料公開日に当たった時など、ふらりと入ったりしたことも何度か。
こちらの記事は3年前
こちらの記事は10年前
で、先週末、ジョギングではなく散歩で通りがかったのですが、こんなポスターが貼ってありました。
一言「さらば」とだけあります。
確かこの時期、(企画展ではなく)収蔵品の展示が行われているのですが、気になって料金を払って入ってみました。
今年のテーマは「パッション20 今みておきたい工芸の想い」と題したもので、「モダンv古典」とか「線の戦い」とかの20のキーワードと関連する収蔵品を展示するというもの。
ここ(工芸館)の展示は、いわゆる伝統工芸でも、トラディッショナルなスタイルのものからモダンなものまで展示されているのが面白い。
萩焼も、いかにもという茶碗があれば、、、
こんなオブジェも。
十三代三輪休雪(和彦)
で、中に入ってから知ったのですが、実はこの工芸館、今年の夏に金沢に移転するそうで、今回の展示が最後、ということでした。
全然知りませんでしたよ。
というか、館内でも展示でも、それが大々的に書いてあるわけではなく、気づかなかった人がいるのでは、と思うくらい。
邪推するに、移転は恐らく政治的な決定でしょうから、あまり大騒ぎしたく(させたく)ないのかも。
そんな中、冒頭に掲げた「さらば」と一言記したポスターと、最後の展示の出口の扉に、皆さんの気持ちが表れているのかもしれません。
しかし!!
この展示会、3/8までの予定ということで、ギリギリ間に合ったなぁ、と思っていたのですが、昨日も話題にした木曜日のスタンドプレー発言に影響され、2/28が最終日となってしまいました!!!
全国一律休校で6年間の卒業式が無くなってしまって!という小学生の嘆きがニュースでやっていましたが、こちらは42年間の最後の日がまさに突然やってきてしまったわけです。
スタッフの寂しさというか、思いを考えると本当に複雑な気持ちです。
(確か文化庁の長官は芸大の鍛金の先生だったと思いますが、役人ではないので体を張って何かできることはなかったのでしょうか)
「なんとなく」立ち寄れ、教わったことも多い工芸館、本当にありがとうございました。
いつか金沢に行きますね!
★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★
★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します
応援のクリックを↑↑↑↑↑
【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。