「瞑想のワイン」
オーストリア・ワインのインポーターさんとお話をしていて、こんな言葉を聞きました。
何でも、トロッケンベーレンアウスレーゼのような貴腐ワインのことをそう呼ぶらしい。
寡聞にして知らず、です。
食事と一緒というより、それだけで、あるいはチーズなどと共に「じっくりと味わう」のかなぁ、と思いつつ、ネットで検索してみました。
収穫時期が最も遅く糖度も酸味も極上の黄金色のワインです。
「瞑想のワイン」の名にふさわしく、ノーブルでエレガントな気分を高めます
知ってて当然、のように使われていますね。
赤の貴腐ワインは世界でもほとんどお目にかかることのできない稀少なもので、通の間では『瞑想のワイン』として楽しまれています。
(赤のベーレンアウスレーゼ)
特に「赤」をいうのかな?
北イタリアのヴェネト州で造られる、デッラ・ヴァルポリチェッラの香りの深い、イタリアの最高のワインの一つアマローネです。
大変な手間と時間を掛けて造られる濃厚なこの赤ワインは、まさに ”ディタツイオーネ=瞑想”の表現に相応しいワインです。
あれれ、アマローネのことを言っていますね。ちょっと混乱。
でも、”ディタツイオーネ=瞑想”という表現をする、というのは少しヒント。
(英語だと、meditationですね。それで見ると、色々出ていた)

オーストリアワインのサイトには、こんな記述が(甘口ワインのところ)
しかしワインは必ずしも食べ物を引き立てなくてもいい;それらはそれ自体で貴重品であり、美味な瞑想用の一杯として素直に楽しむこともできる。
なるほど、ワインの種類にこだわらず、「瞑想用の一杯」ということでしょうか。
でも、なぜオーストリアワインがクローズアップされているんだろう?
さらなるヒントとして、こんなのが。
「プレディカーツヴァイン(肩書付上級ワイン)」の中でも最高級の「トロッケンベーレンアウスレーゼ」です。ヨーゼフ公がこよなく愛した「瞑想のワイン」の名に相応しく、ノーブルでエレガントな気分を高めます。
なるほど、フランツ・ヨーゼフ1世が(自国の貴腐ワインを)そう呼んだ、ということもあり、特にオーストリアワイン(業界)でそう呼ばれるんですね。
で、「meditation wine」で調べてみると、まとめ的なものがありました。
This term (Italian vino meditazione) is used mainly in Italy but in some cases in Germany and Austria for heavy, bulky and usually (but not exclusively) sweet wines.
She also appears in many wine brochures, but it is not a standardized and carried out in accordance with clear criteria and generally accepted definition.
The term is attributed to the fact that an Italian food almost always wine is drunk.
Meditation wines are usually consumed, but not as a food companion, but with the requisite leisure, "alone to enjoy."
The famous Italian wine writer Luigi Luigi Veronelli (1926-2004) describes her as "very complex and unusual wines, which are to be enjoyed in a long winter evening, sip for sip by the fireside and in every sip again to generate a bit of a surprise, warmth and happiness.
" Typical meditation wines are as sweet as wine types Liquoroso , Passito , Recioto or Vin Santo . Even dry wines of the type Amarone And Barolo and Brunello di Montalcino are frequently referred to as such.
The term is controversial because it contradicts the very meaning of meditation.
なるほど、よくわかんないけど、わかった気になった。
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