牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

国産ワインの輸入果汁を使っているが、地元ワイナリーのほとんどは日本のブドウを使っている「日本ワイン」です。

2016-11-30 12:50:13 | 附属酒類経済研究所
                           
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今日の記事タイトルはこれ


国産ワインの多くは輸入果汁を使っているが、地元ワイナリーのほとんどは日本のブドウを使っている「日本ワイン」です。


なーんかパラドックス、ですね。





ネットニュースでこんな記事を見かけました。

「国産ワイン」2年後になくなる 8割以上が輸入果汁で製造

日本で製造されている「国産ワイン」の8割以上が、原料に輸入品のブドウ果汁を使っている――。こんな事実が、国税庁が2016年11月24日に発表した「国内製造ワインの概況」に関する調査結果で明らかになった。



なかなかショッキングな見出しですが、ちょっと「東スポ」テイストも入っているような。


実際の国税庁の結果を見てみましょう。

データソースは、「国内製造ワインの概況(平成27年度調査分),平成28年11月 国税庁課税部酒税課」です。




これは、果実酒の製造免許(試験製造免許を除く。)を有し、ぶどうを原料とした果実酒を製造している者(平成28年3月31日現在)を対象にアンケート調査を行い、その集計結果を取りまとめた。もの。

対象となったのは、国内のワイナリーで、261者(280場)(平成28年3月末現在)。


ちなみに、この261のうち、回答があったのは247者で、このうち、239者(96.8%)が中小企業者だそうです。


この数字とは違いますが、ワイナリーはどんどん増えているようです。

ほら


で、これらの経営状況ですが、「果実酒事業の営業赤字及び営業利益額50万円未満の企業数の推移(大手5者及び期限付免許者を除く)」を見た限りでは、好転している感じです。




で、ここからが見出しの関連ですが、原料について聞いた結果がこちら



ちょっとわかりにくいので、端的にまとまっている右上のグラフ



要は、これらワイナリーの生産しているワインのうち81.6%は海外から輸入した濃縮ブドウ果汁等を使っていて。2018年の10月から完全に適用される新しい表示基準で「日本ワイン」と称することができるのは全体の18.4%にとどまっている、ということです。


さらに、輸入ワインも含め、国内に流通しているワイン全体での比率を見ると、70.3%が輸入ワインで、国産のワインは29.7%で、「日本ワイン」に該当するものは全体のうち3.7%に過ぎないらしい。




この数字と、現状のルールの「国産ワイン(国内で製造されたワインであれば輸入果汁もOK)」という分類がなくなることから、冒頭の「国産ワイン」2年後になくなる」という見出しになっているんですね。



「なーんだ、売っている国産ワインは輸入果汁から造っているのが大半なんだ」という印象になりかねませんが、これを見てほしい。



ワイナリーの規模別の原料の使用状況ですが、これから明らかなように、規模の大きくないワイナリーは殆ど日本のブドウを使っているんです。



その辺りはちゃんと事実を見て、知って頂きたいですね。



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厚生労働省から内閣府への移管?に伴い、飲酒関連のデータが得にくくなったという縦割り行政の話。

2016-11-29 12:50:16 | 附属酒類経済研究所
                           
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商売柄、飲酒に関する統計データには関心がありますし、これまでも何度かご紹介してきました。


そんな中、先週、「飲酒者割合」という数字をネットニュースで発見。


こちら


かつてご紹介した「飲酒習慣のある者」の割合が男性3割、女性8%という水準なのに比べ、ずいぶん高いですね。


こういう調査って、厚生労働省で行っているので、厚労省のホームページを見に行きました。


ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 健康


という流れで辿って行ったのですが、その先はこんな感じ。




そう、「たばこ」はあるものの、「お酒(アルコール)」関連はありません。


以前は確かにあったのに何故?



と考えてみて、思い当たりました。

ヒントは、先週(かな)記事にした、「アルコール関連問題啓発週間」


この主催って、内閣府が筆頭でした。


調べてみると、確かに内閣府のホームページにはアルコール障害対策のページがありました。





どうも「アルコール障害対策基本法」という法律が成立した時から、この辺りは内閣府に移管?されたようです。


ただ、移管された内閣府のホームページには、その後の情報しか出ていません、


つまり、昔の情報を得ようとしても、得られない、ということ。


色々検索を進めると、これら昔の情報は、いまでも厚労省のサイトの中にコンテンツそのものは存在していて、googleなどの検索サイトから直接そのコンテンツには飛べるけれども、厚労省のホームページから辿って行くことはできなくなっているようです。


いやぁ、縦割り行政そのものですね。


と、いうことで、ここに自分の備忘用も兼ねて、昔の情報に直接飛ぶ、私設リンクを作っちゃいましょう。


飲酒習慣の状況(性、年齢階級別)


アルコールシンポジウム


アルコール情報ページ


平成23年度「たばこ・アルコール対策担当者講習会」


どうだ!



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証拠隠滅、というわけにはいかなかったようです@銀座ライオンでエーデルピルス

2016-11-28 12:56:55 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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昨日は中野坂上でアンサンブルレッスンの後、家人と共に銀座に移動。





お疲れさま!の一杯@銀座ライオンの7丁目のビアホールです。


ここでも何度か書いていますが、このビアホール、恐らく学食(大学、そして高校)の次に行った回数が多い飲食店。


日曜の昼下がり、ここのエーデルピルスで喉を潤すのが、次なる一週間を前にした小さな幸せを、のひととき、です。


そんな時のつまみですが、一人の時は「○○」、二人の時は「フィッシュ&チップス」+αが定番。


昨日も写真のように、「フィッシュ&チップス」を頼みましたが、いつからか、ちょっとした変化が。


それはフィッシュ・フライの枚数。


以前は3枚だったのが、2枚になっているのです。


細かいようですが、3枚だと、2人の場合、1枚ずつ頂いて、「残りはどうぞ」「いやいや、どうぞ」などとなったので、印象に残っているのです。

いつ頃からそうなったのかぁ?という記憶はあまりないのですが、ここ1年くらいの間ではないでしょうか。

で、ふと思いついて「食べログ」の投稿写真を見てみました。


「料理」ジャンルでも色々なメニューの写真が投稿されているのですが、「フィッシュ&チップス」も数枚ありました。

枚数の判読はしにくいものもあるのですが、フライがばっちり3枚写っているものもありました。

こちら

これは2013年の投稿で、他にも2014年の投稿で3枚らしきものがありました。つまりそれ以降に2枚になったということ。


まあ良いんですけど、実質的な値上げですし、3枚⇒2枚って結構な減らし方ですよ。

ライオンファンとしては残念ですね。
(ちなみに、他の定番メニューでもこれまた実に残念な実質値上げがあるのですが、それはネタとしてとっておきましょう)

しかし、ばっちり証拠が残ってしまうとは、ネット時代は怖い。


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本当ですか?「ドライコンテナ輸入でもリーファーコンテナでも味は変わりません」

2016-11-27 12:37:01 | ご縁の会社・団体
                           
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昨日はお酒の輸入事故(貨物事故)の話題でしたが、それで思い出したのが、ちょっと前におうかがいした、


こちら


青山にあるドイツ文化会館です。


ここで、とあるインポーターさんのビール輸入10周年記念パーティが行われました。


パーティの冒頭、代表のTさんが挨拶としてこれまでの歩みやビールへの思いを話されていましたが、元々ドイツやオーストリアなど国際観光絡みのお仕事をされていた彼がビールの輸入に転じたきっかけは、「ドイツやオーストリアで飲むビールは美味しいのに、なぜ日本で買うと今一つなのか」ということだそうです。

つまり、当時は定温のリーファーコンテナで輸送したものは少なく、赤道を(2回)超える間に品質が変わってしまった、のですね。

それで「日本でも彼の国の美味しいビールを美味しい状態で」と、リーファーコンテナによる輸入をしようと、脱サラして起業、となったそうです。


輸入や流通に際しての品質保持には気を使っておられるTさんの会社の根幹には、そんなことがあったのですね。


その一方で、ドライコンテナによるお燗付きのビールを価格訴求で売られているインポーターさんや、「検証の結果、ドライコンテナは全く問題ない」というスタンスの大手の方もいらっしゃる、というのがこの業界の難しいところ。


ただ、「美味しいものを美味しいままで」というのは流通業の保守本流、共感、ですし、それを貫くTさんはかっこいいなぁ、と思います。


これからもよろしくお願いいたします!



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山越え、谷越え、赤道を越え、凍え?ながらも無事に日本に着きました、ではなかったようで。

2016-11-26 17:27:05 | 附属酒類経済研究所
                           
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ウチでは営業さんは日誌を書くことになっているのですが、そこで気になった記載が。

○○○○の「クリスマス△△△」の1.5Lボトルが、ほぼ全てが破損、販売休止

○○○○の「クリスマス△△△」と言えば、○○○○社がファンのために年末に限定醸造している人気
の△△△。
(伏字ばかりで何のことやら、ですね)


爆発的に売れているものではありませんが、楽しみにしていらっしゃる方もいる商品です。販売休止とは穏やかではないですね。

書いたYさんに「コンテナでも落としたの?」と聞いてみると、「そうかもしれないし、凍って瓶が破裂したという別の噂も」ということです。


凍った?


格安輸入業者さんが輸入されているお酒などでは、定温コンテナを使わず、赤道等を通るときに「お燗」されてしまう、という問題点も指摘されますが、「凍る」ということがあるのでしょうか?

北極海航路というのは一般的ではないし、そこでもアルコールが凍るところまで行くとは考えにくいし。


で、少し調べてみました。


「輸送貨物の事故情報に関するデータベース報告書(一般社団法人日本海事検定協会.平成24年3月31日)」

というのがありました。

その「輸入貨物における損害形態別の事故の状況」の中に、「食品関連貨物」という項目が。



なるほど、冷凍・解凍という事故というのは少なからずあるのですね。

ただ、記載を読んでいると、多くは冷凍庫が故障して解けてしまう、という事故のようです。

その中に、「冷蔵庫の温度設定を間違えて冷凍」という例もあるや、でしたが、今回がそうなのでしょうか。


単に落としたとか、荷崩れ、という可能性の方が高い気もするのですが、、、、、、、インポーターさんに詳しく聞いてみようっと。


そのご報告はまた今度として、上記の資料を見ていたら、ワインの場合、漏れによる汚損が結構多いようです。





そして、特に高いワインの場合、「抜荷」というのも多いようです。



資料には「積み込み・積み出し作業員によるものと考えられる」と「しれっ」と書いてありました。


くわばら、くわばら。


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6%ディスカウントで千客万来? 外国人観光客が酒蔵でお酒を買うと酒税が免税だそうですが

2016-11-23 10:51:26 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】



昨日と同じ写真で恐縮ですが、、、、、




昨日のビールの税金の話に引き続き、今日は上の記事について、です。


酒税 訪日客は免税

国土交通省の2017年度税制改正要望では、訪日外国人旅行者が酒蔵で購入する酒類に係る酒税を免税とする制度の創設を盛り込んだ。消費税が免税となる輸出物品販売場の許可を受けた酒蔵の日本産酒類の全品目が対象。消費税に加え酒税を免税とすることにより、訪日外国人旅行者に全国各地で日本の酒を体験してもらうことで地方における酒蔵ツーリズムを振興し、日本産酒類の認知度向上を通じた輸出促進を図るのが狙い。


読んで字の通りなのですが、要は酒蔵に来た外国人が免税の許可を得た売店でお酒を買った場合、現在の消費税の免除だけでなく、酒税も免除になる、というもの。


これで外国人がおみやげにお酒を買うインセンティブが高まり、ひいては酒蔵訪問が増える、という皮算用、です。


確かに、安く買えたらうれしいし、「うれしかった!」などの話が口コミサイト等で広まればお客さんも増えそうですね。

風が吹けば桶屋が儲かる、よりも、因果関係はありそう。


ネットの経済ニュースでも「なので、日本酒銘柄に注目!」的な記事も出ていました。

ほら

大手ではなく中小銘柄!という割にオエノンさんとかが引き合いに出されていたのはご愛嬌としても、全体に、なーんかひっかかるので、元になる国土交通省の税制要望資料を見てみました。


確かに出ていました。





「訪日外国人旅行者に酒類製造場で販売した酒類に係る酒税の免税制
度の創設」




中身などは新聞報道と同じ(当たり前)なのですが、目に止まったのは、金目の話。
税制要望なので、「これをやるといくら財源が減るので、、、」とかが書かれている部分なのですが、こうなっています。

平年度の減収見込額 ▲50百万円
つまり、これにより購入されるお酒の酒税が免税になることで、5千万円の酒税収入が減ると見込んでいます。


さらにこの根拠としては、245の酒蔵が免税制度を利用し、彼らが毎週4ケース(12本入り)売った場合の一年間の額として計算しています。

245酒蔵 × 月192本 × 86.4円(720ミリリットル清酒の納税額) × 12ヵ月

=4,865万円

というわけです。


もちろん計算は合ってますよ。

でも、1本当たり86.4円の免税措置(=値引き)というのは、1,500円のお酒なら、6%程度の値引きにすぎません

これで「すごく得だ!買っちゃおう!」とか「お得だから酒蔵に行こう!」とか思うのでしょうか?

仮に価格訴求をするなら、酒蔵さんで売る場合は流通マージンがかからないので、その分を下げられるし、その余裕は6%よりはあると思われます。


本当に酒蔵に来て、日本のお酒を買って帰ってもらうのであれば、「酒蔵で買ったらその後の旅程で持って回らなければならないので重くて大変」といった課題や、各酒蔵が共通的に使えるような外国語での説明ツールなどに税金を投入する方が意味があるのではないでしょうか。


もちろん、ウチも酒税法の下で生きているので、お上にたてつく気はありませんが、これ、ネタを作りたい観光庁が「オレ、頭いいじゃん」と思いつきで出して、財務省の方も「5,000万しか減収にならないので花を持たせるか」という構図ではないか、と疑ってしまいます。

さて、税制改正の議論もこれから本格化しますが、どうなるのでしょうか。


#あ、一応税制要望にあった国税庁のスタンスは下記のように「免税するなら酒蔵で」というもののようです。これはこれで理屈が通るけど、ちょっと無理筋。

訪日外国人旅行者に、「日本の酒」を体験してもらい、認知度向上を通じた輸出促進を図るためには、酒税を免税とすることが有効であるところ、蔵出し税という特性上、酒蔵での販売について免税とすることが適当。

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純米酒マニアは第三のビールを飲むのか? ビールへの課税が是正されるそうです。

2016-11-22 12:43:08 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】






連日1面、なのですが、、、、、、



一昨日、昨日の日経の1面にお酒関連のネタが出ていました。



一昨日

ビール系飲料の税額統一、話でした。

こちらの記事のヒット数が急増したのもこれが理由のようです)



昨日

インバウンド向けの蔵元での酒類購入の免税、です。



どちらも突っ込みどころ満載なのですが、お酒と同じく「先入れ先出し」ということで、一昨日の税金の方からネタにしましょう。


ビール系税額 26年統一 ビール1缶22円減/「第三」は消滅へ

 政府・与党はビール系飲料にかかる酒税の統一を2026年10月に完了する方向でビール会社と調整に入る。ビールと発泡酒、第三のビールの税額差を3段階で縮小・統一する。似た味の飲み物なのに税額が異なる日本特有の市場のゆがみを是正する。一方で経営に影響が出るビール会社や消費者に配慮するため、一本化まで約10年の激変緩和の期間を設ける。



発泡酒が「発明」されたのが1994年ですから、その時以来の一種の税制のゆがみというか矛盾が、20年以上経ってからやっと是正の方向に向かうようです。

是正の完了が2026年(経過措置が10年)というのも、この問題の深さを感じさせます。


後講釈であれば何でも言える、というより、この問題をちゃんと検証することが必要でしょう。


まず、この問題が起こったのは、①ビールへの課税が他の種類に比べ高い、ことがベースになっています。


その中で、1989年の消費税制度の導入に際し、自動車は貴金属などへのぜいたく税(個別間接税)が廃止の方向になったり、お酒もウイスキーなどは大きく減税の方向になったのにも係わらず、ビールへの課税は消費税分くらいしか減らなかったことがあります。

これに対抗する形で「発泡酒」が「発明」されたわけですが、その背景には、②発泡酒(やその後に出ることとなる第三のビール)への拒否感の無さ、があったから。
(昔から「ホッピー」というものがあった、こともこれに関係しているでしょう)


そしてさらにその背景には、③我が国ではドイツのビール純粋令のような制度もなく、あるいは文化的な規範もなかったこと、があると思われます。


その中で、最も問題だったと思われるのは、「発泡酒」が提起した税制の歪みや、ビールとは何かという食文化的な議論に対し、④当局が(悪く言えば場当たり的に)2003年に「発泡酒増税」を行った、こと。


これで、「ああすればこうする」という抜け道合戦になり、「第三のビール」の開発につながったわけです。
(そしてこれが、健康系のビール系飲料につながった、のが一種のけがの功名ですね)



それにしても不思議ですね。


日本酒では近年、「醸造用アルコールはダメ」といった純米酒志向が高まっていながら、ビール系の場合は「ビール味のアルコール」とも言える第三のビールが着々と売り上げを伸ばしています。
(色々な方のブログなどを読んでいると、うるさい日本酒マニアの方も第三のビールを飲んでいるようですし)


やはりこの辺り、「日本」を関する日本酒と、舶来もののビールへの想いの違いなのでしょうか。


と、徒然書いていて、何を言いたいのか、わからなくなってしまいました。

まとめになっていないけど、まとめるとこんな感じでしょうか。

・今回の見直しの契機は二度とないチャンスです。「酒類のあり方」「酒税のあり方」をちゃんと議論して、あるべき姿を明確にして下さい。

・経過措置も重要ですが、時代は変化します。さっさとやっちゃいましょう。


よろしくお願いしますよ。



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みんなが好きな味? まぜるな危険! 栄養ドリンク×アルコール 

2016-11-21 12:28:42 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
                           【公式HPはこちら↑】



昨日のマラソン大会はフラットなコースで天気も上々。
自己ベストを更新した人も多かったようですが、自分的には初めてレース途中で一度もトイレに行かなかった(⇒要は脱水症状でふらふら)という、大失敗レース。
この状態だと一度止まったり歩いたりしたら二度と走りだせない、ということで、超遅いペースではありますが、ひたすら走り続けました(その意味では文字通りの「乾燥」。ある意味良い経験)。




とは言え、レース後はとりあえず


お疲れ様!



それはさておき、マラソン全日、翌日に備えて補給用のエナジージェルを調達してきました。


こちら


どこまで効き目があるのかは定かではありませんが、へなちょこランナーとしては藁にもすがる思い、というかおまじない、というか。

特に決めている銘柄があるわけではないので、見たことのなかったものも買ってみました(右側)。

こういう色違いのモノは、大体、味のバリエーションなのですが、何味?と思ってみてみると、


拡大


なんと!「栄養ドリンク味」となっています。


確かに想像はつきますが、それを堂々と味の種類として書くとは!!


そういえば、以前どこかで「栄養ドリンク味のサワー」というのも流行っていると聞いたことがありますよ。

調べてみたら、「エナジードリンク・カクテル」というようで、「レッドブル×ウォッカ」などがアメリカで流行っているらしい。


いかにも効きそうですが、アルコールとカフェインの相互関係とかで危険!らしい。
(論文等を詳しく見たわけではないので、ネットの受け売りです)


それでは、ということでカフェイン抜きのエナジードリンク・カクテルも開発されているようです(それも日本で!!)。


人畜無害(ということは効果もほどほど)の栄養ドリンク味のカクテル、ということですが、そうまでして栄養ドリンク味を求めるのでしょうか。


さてさて、本題?の栄養ドリンク味のエナジージェルですが、実際の効果(や味)は、、、

今度ご報告いたしましょう。



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案外お酒の句が少ない気がしますけど、、、、、昨日は一茶のご命日。

2016-11-20 12:01:21 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】






そうそう、昨日の記事を書いていて「11月11日って本当に『独身の日』とかだよなぁ」と、ネットで調べていたら、昨日11月19日は小林一茶の命日「一茶忌」だったんですね。




芭蕉や蕪村に比べ、一茶の句はちょっとひなびたというか、田舎っぽい感じの句が多いという感がありますが、寒くなってきたこの時期にぴったりの、ちょっと好きな句があります。



ほだの火や小言八百酒五合


現代語訳?というものは見たことがないのですが、たぶん次のような感じ。


夜も更け、囲炉裏にくべられた「ほだ木」のパチ・パチと音を立てています。

そんな中、しんみりと酒を味わい、味わい、、、、、

「小言八百」というのは、「いい加減にしなさい」という奥さんの小言なのか、あるいは「一難去ってまた一難。なんでこんなことに、、」などという自分の愚痴の独り言なのか、、、、、、。

ああ、五合入っていたはずの貧乏徳利も空になってしまいました。



五合は飲みすぎですけど、気持ちはわかりますね。




たまにはこんなお酒もよさそうです。


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世界最古で江戸の粋。正しい立ち飲みの方法。

2016-11-19 13:37:47 | 附属酒類経済研究所
                           
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新規事業?の企画を練るつもりの土曜日なのですが、結局平日にたまった資料等の整理、です。

「たまった」と言っても、自分でため込んだ資料や新聞の切り抜き等とかも結構あり、断捨離への道は何億光年の彼方。


そんな新聞の切り抜きの中に、こんなものがありました。



毎週木曜日(かな)、日経新聞の「Chat about の日本を語ろう」という、Chat(英語の対話)で日本の習慣などを紹介しよう、というコーナーです。


この回のテーマは「立ち飲み」。翌日の11月11日が「立ち飲みの日」に制定されている、というところから始まっていました。

11月11日は酉の市にお招きいただいた日ですね。

中国では「独身の日」としてネット通販などで買い物の日!的な盛り上がりを見せる日というのは知っていましたし、それにあやかって日本でもファミリーマートやソフトバンクなどが連携して「いい買い物の日」としているのも聞いたことがありますが、「立ち飲みの日」となっているのは知りませんでした。



この記事によれば、11/11はbecause "11-11" lookes like four people standing at a bar、つまり1-1-1-1四人が立ち飲みしている姿に似ているから、らしい。

で、この立ち飲みという習慣は「I've read that the practice dates back to the Edo period.」江戸時代にまでさかのぼる、と自慢?しています。


日本人からすれば、時代劇とかでよく見かけたりするので別に珍しくも偉くも何ともない気もしますが、同じような立ち飲みスタイルのイギリスのパブという言葉が出てきたのは1867年とか68年(日本の大政奉還の前後だったので覚えている)らしいので、江戸時代から続いている言うのは、世界で最も古い?のかもしれません。


ふーん。


記事の最後では、大阪の外国人観光客用のガイドにある、「code of conduct for tachinomi(立ち飲みのルール)」が紹介されていました。

「No」で始まる「べからず集」なのですが、3つありました。

”big groups” 大人数で来るな

”big baggage” でかい荷物は持ち込むな

に続き、 ”lingering” という単語が並んでいます。


あまり見ない単語ですが、「その場に残る」という意味。要は、「長居するな」ですね。


仰る通り。「大人数で一人二つのスーツケースを持ってきたグループが大騒ぎしながら2時間粘る」のは想像しただけでも鬱陶しいですよね(ごめんなさい)。


その点、、、

先日、大阪逢坂の帰りに新橋の立ち飲み屋さんに行ったのですが、その時は o - h - k - m と4人。


荷物(鞄)を持っていたのは自分だけでしたし、「雪の茅舎(ひやおろし)」をさくっと飲んで、30分くらいで長居もしませんでした。


正しい立ち飲み、でした。


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賀茂鶴フィーバーの再来なるか? トランプさんの好きなお酒は?

2016-11-18 12:05:48 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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安倍さんが参勤交代でトランプさんに会うために訪米しているようですね。


今朝のテレビでは「トランプタワーのどこで会うか(トランプさんのオフィスか、経営するレストランか、最上部の自宅か)で歓待度がわかる」とか「握手の秒数によって」とか、ある意味どうでもよいことをネタにしていましたが、考えようによっては「行くこと」が目的なので、そこに注目するのも筋が通っているのかもしれません。

そんな中、選挙から一週間、「エキセントリック」以外のトランプさんの人となりがだんだん報道されるようになりました。

(これまでの「変な人」報道は一体なんだったのでしょうか、考えようによってはネガティブキャンペーンを張っていたとも言えるでしょう。)



その中で気になったニュース(の見出し)がありました。
(日経ビジネスオンンライン)


トランプ氏はスシを食べず酒も飲まない
~次期大統領の素顔知るヒロ・ニシダ氏の証言

米国の次期大統領となるトランプ氏と親交のある日本人は、政界にも経済界にも極めて少ない。だが、トランプ氏とファーストネームで呼び合うほど親しくなった日本人がいる。「大家」と「店子」というビジネス上の関係から親交を深めた、プラン ドゥ シー アメリカ社長の西田康宏氏だ。西田氏に、ビジネスマンとしてのトランプ氏の素顔を聞いた。


と出ています。


で、どうなの?と思ったのですが、その先は、








そう、おあとはお代を払ってから、というチラ見せです。


もちろん、払うお金がないので、ググって見たら、プレジデントにも似たような話が出ていました。

酒、女に表れる知性

酒を全く飲まないというのも、理性的で頭がいいことを表す象徴の一つだろう。トランプ氏と食事をしていた時にもワイン好きの私にはワインを薦めつつ、自分は一滴も飲んでいなかった。この時、酒は体によくないからほどほどにしておけよ、と彼から言われた記憶が確かにある。



トランプさんと会ったことがある、山口正洋さんという投資銀行家のインタビュー記事でした。


なるほど、トランプさん、全く飲まないんですね。

日経の「スシも食べず酒も飲まない」と整合します。

オバマ大統領が安倍首相との寿司の席で飲んだ「賀茂鶴」が爆発的に売れた故事?がありましたが、それは期待できそうにありませんね。
ちぇっ。


将来、トランプさんとご一緒する時のために覚えておきましょう。


インタビュー記事は続きます。

水代わりにビールを飲むようなアメリカ人が多い中で、酒を全く飲まないというのは相当強い意志を持っているといえるし、本当に理性的で賢い人だということを表している。トランプ氏は自分の会社でも、中枢を担う人材には酒を飲む人を採用しないという話も聞く。


お呼びでない、ということですね。。。。。。すいません。


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ボージョレ解禁!今年の様子は?出来は?報道で見てみた。

2016-11-17 13:00:13 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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今日はボージョレ・ヌーヴォの解禁日。



ウチ運営の飲食ラウンジ「インテリジェントロビー・ルコ」では今夕開催の「ロビーコンサート」でのお目見えとなりますが、今朝のニュースや新聞を見ると、カウントダウンで深夜0時に味わうといったイベントも結構報道されています。
(ちょっとバブルの頃に似てきましたが、昨今は女性が主役のようです)





今夕の「ロビーコンサート」では、ワインの出来等についても聞かれるでしょうから、予習がてら、昼から飲んで記事を読んでみましょう。


ワインの出来の部分を抜粋です。


毎日新聞
フランス食品振興会によると、今年は春の天候不順でブドウの成長が遅れたものの、夏場からは夜間に気温が下がり、日中は日差しに恵まれる成熟には理想の天候となり、「エレガントで、酸味と果実味、さわやかさと味わい深さのバランスが素晴らしい」と称賛している。


日本経済新聞
フランス食品振興会によると、今年は春の天候不順でブドウの成長が遅れたものの、夏場からは夜間に気温が下がり、日中は日差しに恵まれる成熟には理想の天候となったという。



信濃毎日新聞
フランス食品振興会によると、今年は春の天候不順でブドウの成長が遅れたものの、夏場からは夜間に気温が下がり、日中は日差しに恵まれる成熟には理想の天候となり、「エレガントで、酸味と果実味、さわやかさと味わい深さのバランスが素晴らしい」と称賛している。


読売新聞
今年は夏から秋にかけて好天に恵まれ、「香りが高く果実味が豊かで、上々の出来」(関係者)という。


時事通信
ボージョレの有力蔵元のローラン・ギヨ氏は「春先は天候不順があったが、夏以降は好天に恵まれ、飲み応えのある仕上がりになった」と語った。


北海道新聞
同店は「今年は現地で夏場の日照時間が長かったため、味も期待できそう」と語る。


産経新聞
今年は夏以降、ブドウ生産に適した気候が続いており、新酒も「上々の仕上がりになった」(イオンリテール広報)という。


毎日、日経、信濃毎日などは判で押したように、というか、「フランス食品振興会によると」ということで、そのコピペですね。

時事や北海道新聞、産経などは、個々の売り手側に取材しているようです。

もちろん、事前に予定原稿を準備する必要があるのはわかるのですが、折角取材に行っているのですからご自分の感覚とか、取材先での感想なども欲しいものです。


その点、テレビはどうでしょう。

テレビ朝日
今年のフランスのボージョレ地方は春や夏の気温が低く、ブドウの生育が遅れたものの、収穫時期の天候に恵まれ、飲みやすくフルーティーな味わいに仕上がったということです。
解禁イベントに参加した客:「楽しみにしてました。軽く華やかな感じがします」




ytvです


テレビ東京
今年は、春先の天候不順でブドウの成長が遅れたものの、夏以降は天候に恵まれたため酸味と果実味とのめりはりやバランスが素晴らしいということです。


FNN
参加者は「フレッシュで、なおかつ渋みもあって、すごくおいしい」、「ずっと待っていたので、ようやく飲める」などと話した。
サントリーによると、2016年は天候に恵まれ、採れたてのような、みずみずしい味わいが特徴だという。


テレビ東京はコピペ組ですが、テレ朝とかFNNでは「画像になる」ことも念頭にしているのでしょうか、コメントも取っていますね。


で、コメントですが、比較的「軽め」「フレッシュ」のようです。


昨年のキーワードは「凝縮」でしたが、傾向は異なるみたいですね。

さてさて、今夜が楽しみです。


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実は今日まで! 無意識に「アルコール関連問題啓発週間」を感じていました。

2016-11-16 13:00:31 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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実は今日まで、でした。



昨日、東京メトロの霞が関駅の通路を歩いていて、目に留まったポスターです。


こちら


お酒が原因で
引き起こされる問題。
どれも深刻ですよ。




ポスターの上側には「原因」として3種類が。



妊婦の飲酒、多量飲酒、未成年の飲酒
⇒全部揃っちゃう人がいたら大変です!


これによる問題としては、アルコール依存症、健康障害、飲酒運転、暴力・虐待4つが挙げられています。
⇒全部揃っちゃう人がいそうです!



ポスターの下端を見ると、




なるほど。

「アルコール関連問題啓発週間」だったようです。
(内閣府、法務省、国税庁、文部科学省、厚生労働省、警察庁、国土交通省の連名です。ずいぶん多いですね)

期間を見ると、11月10日~16日まで。

あ、今日が最終日ですね。見つけて良かった!


折しも、一昨日は缶ビール1本、昨日はアルコールは無しと、自分的には超健康的な日々が続いていますが、無意識にこの「アルコール関連問題啓発週間」を感じていたんですね。

最終日の今日は、、、、、飲んじゃうんだろうなぁ。。。


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酉の市 熊手の商い 弥栄え 三本で締め 出羽の桜へ

2016-11-15 12:06:28 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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先週のフライデーナイト。


酒問屋の先達(生まれは数日違いですが、業界経験では大先輩)にお誘いいただき、別の先輩とともに彼の地元、浅草鷲神社の酉の市に。



実は生まれて初めての経験。
(ご一緒させて頂いた別の先輩も初めてだとおっしゃっていました)

境内の提灯に圧倒


そして酉の市と言えば、「福をかき込む」という縁起熊手

テレビでしか見たことが無かったのですが、境内に本当に沢山のお店が並んでいて、それぞれのお店ごとに個性ある熊手が並んでいます。

お誘いいただいた先輩のなじみは老舗のお店。
以前住んでいた谷中の「いせ辰」さんの熊手も。



せっかくなので一つ、と思い、お誘いいただいた先輩に「いくらくらいするんですか」とこそっと聞いたりしたのですが、なんと!大旦那さんから言われている、ということで、プレゼントして頂きました!!!!

名前の札をつけてもらった後は、熊手商いの成立と、今後の商売の弥栄えを祝い(祈り)、お店の方に手締めをして頂きました。



手締めは新川締めではなく、三本締め。囃し方や合いの手等、お店によって微妙に違いがあるようですね。


その後も御馳走して頂いたりと、まさに御大尽の金曜日でした。
(この辺りはプライバシー度が上がるので、非掲載)


本当にありがとうございました!!


頂いた熊手ですが、一つ一つのパーツをお店の方々が作って組んでいる姿が思い浮かぶような、細かくて暖かいもの。




で、会社には神棚がないので、机の上に置こうかな、と早速台を作ってみました。




改良の余地はありそうですが、雰囲気は出ていますね。

これ、ご一緒した先輩にも作ってさしあげうかなぁ。。。。。でも、白鷹だとまずいかな?
って、どちらもタカ目タカ科なので、その意味では近いんですが、近いだけに何かあるのかなぁ)


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いよいよ今週木曜日!ボージョレ・ヌーヴォと白鷹@インテリジェントロビー・コンサート

2016-11-14 12:21:32 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                           
                           【公式HPはこちら↑】




ボージョレ・ヌーヴォの解禁日に併せ「インテリジェントロビー・ルコ」にて行われる、毎年恒例の「インテリジェントロビー・コンサート」



昨年は11月2日に告知していたようですので、今年は10日以上も遅れていますね。
(でも、開催は変わらず第三木曜日の11月17日です)


「同じではダメ。違う出し物を考えるように」「地元とのご縁を大事に」という無茶ぶり的指示により、担当者も苦労されていると昨年書きました。

今年もその指示は生きていたようで、一昨年の神楽坂の芸者衆、昨年のシャンソン歌手のSublimeさん、に引き続き、今年は地元神楽坂にある「アコ ースティックホール『TheGLEE』」を拠点に活動されているコーラスグループ「Tokyo Glee」をお招きします。



告知ポスターはこちら↓



開場/17:50  
開演/18:00(コンサートは~19:00)
ドリンクタイム/19:00~19:50
*入場無料(先着順。定員を超えると立ち見となりますのでご了承ください)
*ドリンクタイムでは解禁となった「ボージョレ・ヌーヴォ」「白鷹・吟醸山田錦」などをご提供します。



「グリー」というと、映画「glee/グリー」で題材にされたように、男性合唱のグリークラブを思い浮かべますが、こちらの「Tokyo Glee」は男女のコーラスグループ。

今回のステージにはその中からポスターに出ている6人の歌姫+アコーディオンという編成でご出演頂きます。

楽しみですね。

併せて供される今年のボージョレは、ボージョレ委員会のプレスリリースによると、「混沌とした天候によるブドウの樹の生長サイクルの遅れ」はあったものの、収穫期の「自然からの(春の悪天候に対する)お詫びのしるしでもあるかのような好天」の下、素晴らしいワインとなったようで、こうまとめられています。

「力強いというよりエレガント、酸と果実味、ストラクチュアとのバランス、そして爽やかさと味わい深さとのバランスが素晴らしい」


そんなヌーヴォ(と白鷹は吟醸を出します!)を是非、ご堪能下さい。


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