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東京でも3回目の緊急事態宣言が現実味を帯びてきましたが、ワクチン接種は身近な高齢者にも現実味が見えません。
1月、前回の緊急事態宣言の際、某首相から「1か月後には事態を改善させるため、ありとあらゆる方策を講じていく」と力強いお言葉がありましたが、ワクチン確保のためのファイザーCEOとの電話交渉は、3ヵ月を経過した4月の訪米時でした。国際電話の電話代を気にしたのでしょうか。
さて、そんなゆっくりとした足取りの日本の新型コロナ対策ですが、こちらの方は矢継ぎ早?という感じですね。
酒類の地理的表示として佐賀を指定する件(案)
いわゆる日本酒GIに「佐賀」も入るというお話。
日本酒GIというカテゴリを書いたほうが良いかな、と思うくらいここでも取り上げていますが、それも「どんどん地域指定される」ことと「突っ込みどころ満載」だから。
そんな偏見に満ちた色眼鏡で「佐賀」を見てみましょう。
まず、いつも話題にしている冒頭ポエムはこんな感じ。
佐賀の清酒は、総じてふくよかな米の旨みを多く残す、口当たりはまろ やかで、口内全体に米特有の甘味の広がりが感じられる芳醇な酒である。
その中でも、吟醸酒、純米酒や本醸造酒といった特定名称酒は、ゆ っくりと喉から鼻に抜けていく香りの余韻が芳醇な香味と調和することに より、米特有の甘味の広がりの後に、確かな旨みを感じることができる芳醇旨口な酒である。
このような佐賀の清酒は、料理とともに味わう食中酒として、比較的味 の濃い料理と良く調和する。
おっと。
「佐賀」という文字を伏せるとどこのお酒かわからないという意味では他の地域と同じですが、文字数は初期のGIくらいに控えめでポエム度も下がっています。
(他地域の例)
口当たりには、爽やかな酸味や旨味を伴ったコクを与える苦みを感じながらも、その後に、この地域で収穫された原料米特有のまろやかな旨味や甘みが膨らむとともに、アルコール感の切れが良いためアルコール度数に比してアルコール感を感じないことから、透明感がある味わいであると言える。
また、余韻には雑味の無い旨味や甘みに加え、締まりを与えるほのかな苦みが感じられることから、苦み、旨味や酸味を中心とする味の食材との相性がよい。
香りはつきたての餅のような米由来の香りの他、酵母により形成されるグレープフルーツ、白桃、黄色いリンゴ、バナナ、メロンやライチを中心とする果実様の香りに加え、杏仁豆腐様の風味を感じることができる。さらに、味わいの余韻と一体となって、青草や新緑を連想させる香りも感じることができる。
色調は、総じて透明感のある淡いゴールドがかったクリスタルを基調とする。
余韻で感じる苦みが春野菜を連想させ~
さすがにポエム競争は厳しいと思ったのでしょうか。そうそう、これでいいんですよ。
そんな中、これは!と思ったのは、「化学的要素」という項目があること。
特定名称酒の製法品質の要件に該当しないものについては、次の算式に より求められる甘辛度が0を超えること。
甘辛度=193593/(1443+日本酒度)-1.16×酸度-132.57
要は甘口か辛口か、ということですが、他のGIでこういうのあったかしら。
これ、「佐賀の酒と言えば、辛口です」という意思表示にも見えます。
実際には「甘辛度が0を超えること」なので、そんなに特徴的な辛口でもないですが、ポエムではないこうしたアプローチ、一つのやり方だと思います。
#甘口のお酒を持っている蔵元さんへの根回し等も、大変だったでしょうね。
この日本酒GI「佐賀」がこれからの他地域の取得にどう影響するか、興味ありますね。
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