パチンコでジャラジャラ出ちまったもんだから、田辺放浪もだいぶ時間が遅くなって
しまった。ナイスな3階建ての家を見ながら、熊楠を訪ねるお散歩の始まり。
ようやく雨があがってきた。さっきは暴風雨だったからなあ。
さて到着したのは闘鶏神社。弁慶のお父っつぁんが、源平合戦に際して、紅白の
鶏を闘わせたという話から、この名前がついたとか。
熊楠の奥さんは、なんとこの神社の娘さんだったのだとか。熊楠はここの森でよく
植物採集をしたそうです。自然豊かな神社の森を守る運動もした人なのです。
神社って、すごくシンプルですよね。霊気を感じるところ?
なんと423年からの歴史があるそうだぞ。1600年続いているのかっ。
いったい何代の方々がここを守ってきたんだ?
明治末期に政府・官僚が経費の問題で神社合祀(神社は一町村にひとつでいいから、あとは
なくしちまおうという政策)なんていま考えると滅茶苦茶なことをやりまして、熊楠は
神社、とくにその自然の森を守れ、と頑張ったのです。
さて次のスポットへ向かいます。
黒い看板の下に、⇒矢印をつけたらいいのにね。
さて次も神社。鬱蒼となった森ですぐにわかります。
ここは神楽神社。
ここには昔ため池があり、そこで熊楠は珍種の藻を発見したそうです。それを記念した
碑が立っているとのことでしたが、どれだったか確認を失念^^;
この神社も静かで神秘的な空気感を感じるところでした。