さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

湯浅おもちゃ博物館

2020年02月27日 | 関西シリーズ


腹もふくれたし、ではでは湯浅の町歩き。


港で海が引き込んでいるところ。真ん中に鳥が飛び立ったのが見えますか?


見事なツートンカラーの羽根ですねェ。

ちなみにこの中波止、慶長6年(1601年)の石積みだそうです。1601年といえば、
シェイクスピアが「ハムレット」を出した頃だぞw

「中波止」(なかはと)とは、海につき出した石の防波堤、埠頭のことで、船を
つけて荷物の積み下ろしをするわけだ。賢くなっちゃうネ^^


港から町中に入ってきました。はたよ食堂のおやじさんによれば、ここらはとても
賑やかなときがあって、夜の街もあったということです。日本中の港がそうだなあ。


だんだん渋い建物が増えてきました。この町は醤油で有名だそうです。


お、観光案内所でもらった地図に書いてあった「おもちゃ博物館」。せっかく前を
通ったのだから、ちょっと寄り道してみよう。


こんなふうに古いおもちゃが並んでいました。思いもよらず、なかには人が沢山いま
した。ちょうど一緒に入るおじーさんがいて、先に100円を払っていたので、俺も
係のおばさまに100円を払う。奥には将棋盤が何台か並んでいて、おじーさんたちが
一生懸命指していました。

なんだか入場料というよりも、その参加費用のようでした。係の上品なおばさま二人も、
俺が将棋大会に参加するつもりで入って来たのか?と迷ったようで、ただの旅人だと
伝えました。するとこのときは近所の人たちが集まる親睦会のようなものがある日で、
「こういう機会でも作らないと、男の人たちは出てこないから^^;」と説明して
くれました。

そぉ~か、女の人たちは集まって賑やかにおしゃべりするけれど、男っつ~のは
女の人にこうやって世話にならないと出てこられない連中が多いというわけかー。
でも、その奥ではひとりのおじーさんが数人のおばーさんたちに何やら簡単な英会話の
レクチャーをしていました。文化や教養に関心があって学ぶことに熱心な女性、そして
「上に立って教える」のが男っつ~のもステレオタイプな構図だなあ。


これは昔のUFOキャッチャー。係のおばさまが、「なんだと思います?」と聞きます。
井戸に何か落ちたときに操作して拾い上げる道具なんだそうです。いろんな道具が
あったので、ひとつひとつ質問されて答えて説明してもらうことになったのでした^^;
いままで郷土資料館系にはだいぶ行ったので、カナーリ答えられたぞ(^益^)b


コーヒーをご馳走になりました。あとで壁に「100円」と書いてある札をみたので、
どうも将棋大会参加費用を払ってしまったお返しだったようです。


なつかしい品々を見てお暇しました。お二人に外まで送って頂きました^^