八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

速く走るには!

2015年01月07日 21時13分12秒 | 指導・育成のうんちく

短距離、長距離の違いはあるでしょうが、今回は細かいことは置いておいて、ごくごく基本的なことから考えてみたいと思います。駅伝大会が近いこともありますが、野球でも走ることは、攻守ともにとても重要ですからね。

 

速く走るためにはどうしたらいいか?単純に考えると、速く走るには、(1)ストライドを広くする(一歩の距離を長くする)か、(2)ピッチを速くする(一歩一歩のスピードをあげる)しかありません。

 

まず、「ストライドを広くする(一歩の距離を長くする)」ですが、無理やり歩幅を広くしても、かえってスピードが落ちるだけで意味がありません。重要なのは、地面からしっかり反発力をもらい、上に跳ねることです。これは、練習のアップの時にも言っているように、しっかり地面を押して上に跳ねることと、身体の軸をしっかり意識して体幹を鍛えることが大事です。しかし、これは大事なことの半分でしかありません。いくら上に跳ねても、前への推進力がなければ、ストライドは広くならないからです。この推進力は、もう一つの要素である「ピッチを速くすること」と関連してくると思います。

 

次に「ピッチを速くする(一歩一歩のスピードをあげる)」ことですが、このブログのトップページにも使われている次の写真をみてもらいたいと思います。

 

 

 

注目してほしいのは、丸印で囲った蹴った後の足です。上の写真が高く蹴り上げており、下の写真はあまり蹴り上げていなことが、一目瞭然ですし、どちらが速いかも一目瞭然です。下のような走り方だとベタベタ走っているように見えます。

 

ただし、これは「結果」であって、高く蹴り上げればいいということではありません。ここからは、実際に自分の身体で体感しないと分かりづらいところになりますが、上の写真で蹴った足が高く跳ねているのは、高く跳ねようとしているからではなく、地面を蹴った足を速く地面から引き抜いて、膝から前に足を持っていこうとしている「結果」、足が跳ね上がっているのです。これが推進力となって、ピッチが上がると同時に、上に跳ねた後の推進力となって、ストライドも広がる(一歩の距離が長くなるのです)のです。

 

翻って、下の写真は、地面を蹴る力も弱ければ、足を地面から素早く引き抜いて膝を前に持っていく力も弱いということです。つまり、(1)も、(2)も弱いということです。「足を地面から素早く引き抜いて膝を前に持っていく」ということは、なかなか口で言っても分かることではありませんし、自分の感覚で身に付けるしかないのですが、まずは「足の前の方で地面をしっかり押して、上にしっかり跳ねること」と、「足を地面から素早く引き抜いて膝を前に持っていく」ことを意識してほしいですね

 

今日のジョグ

自分自身も上のことをちょっと意識して走ってみたら、後半お尻やいつもと違う筋肉が痛くなり、へばりました。

山田駅横の道を小比企町の交差点へ下り、湯殿川を越えて、町田街道の方へ向かう道に出てから、七国に上り、七国町の外周をぐるっと回り、みなみ野のあたりで兵衛川沿いを走り、再び湯殿川と合流し、北野で16号バイパス、浅川を経て、戻ってきました。

 19.7km  1時間59分04秒

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年ぶりの球審(主審)!

2014年12月14日 21時04分04秒 | 指導・育成のうんちく

ほぼ一年ぶりに球審を務めました。昨年は12月8日でやはり学長杯でした(「久しぶりの球審!」)。公式戦としては、恐らく7戦目の球審です。

 

霜がおりてグランドがぬかるんでいたため、10時の予定が、10時40分スタートになりました。

 

この試合がまた接戦となり、なかなか緊張感のある試合でした。

 

八王子長房の投手は小柄ながら制球がよく、対する東京ビアーズは大柄で、制球にはバラツキがあるものの強い球を投げます。両投手の投げ合いでゼロ行進が続きました。先制のチャンスは、八王子長房が先に迎えました。足の速い先頭バッターが三塁まで進んで、内野ゴロで本塁突入。キャッチャーをかわしてホームインかと思われましたが、タッチにいった手はベースに触れていません。再びタッチにいくところを捕手がタッチ、アウトの判定を下しました。ルールブックに「審判員に対する一般的指示」というのがあります。その中に「あらゆるプレイについて、もっとも良い位置をとれ」というものがあります。それを実感したプレイでした

 

このピンチを防いだ東京ビアーズが、レフトへのヒットで先制点をあげるも、裏には二塁への送球ミスを後ろにそらして長房に点を献上して同点となり、5回も無得点で、時間も残りわずかとなり、特別延長なども頭をよぎり始めます

 

すると、6回に東京ビアーズの主軸がセンターオーバーの長打を放ち、2点を追加。一気に形勢は東京ビアーズに傾きました。6回表を終わって、残り時間は15分弱。6回で最終回になるか、7回までいくか、微妙なところです。6回裏、長房が相手のミスに乗じて1点を返すが、1点止まり。しかし、時間はまだ1時間25分。7回に突入です。

 

7回表は無得点に終わり、東京ビアーズが裏の八王子長房の攻撃をしのいで、最後は三振に切ってとり、勝利しました。東京ビアーズの投手はガッツポーズ、集合すると、「初勝利だ…」とつぶやきましたそう聞こえましたが、こっちは「え、まさか」と思いました。両チームが揃った時に、「引き締まった良い試合でした」と声をかけましたが、それくらい良い試合でした。中でも、両投手の出来が素晴らしかったです。そんなチームが初勝利???これで初勝利なら、散ドラなんて、いつになったら勝てるの?という感じです

 

しかし、ジャッジをしながら、ベンチ裏の東京ビアーズ保護者と思われる声が聞こえてきましたが、曰く「今日は試合の形になっているね」、「〇〇(投手の子と思われる)も、やれば出来るじゃないか」、「どうしちゃたんだ」などなどです。メンタル面やバックの乱れなどで、これまで勝利に恵まれなかったのかもしれませんが、いえいえ、どうして、とても良い投手でした。まだ、細かい制球はないですが、身体は大きいですし、中学に行ったら楽しみな選手です。

 

私も1年ぶりですが、無事、公式戦の主審を終えて、ほっとしました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フリースタイル!

2014年11月27日 21時53分36秒 | 指導・育成のうんちく

フィギュアスケートのことではありません。

 

先日終わった日米野球では、メジャーリーグオールスターの重量打線は不発でしたが、二遊間の華麗な守備は話題となりました。日本人野手、とりわけ遊撃手などは大成しないことも相俟って、彼我の差を感じないわけにはいきませんでした。

 

新聞かネットの記事か忘れましたが、その理由に言及するものがありました。

 

曰く、身体能力の差もさることながら、日本のように無理して正面で捕ろうとせず、捕れればどんな形だっていいじゃないか、という自由さが、メジャーのプレースタイルのベースにあるのではないか、ということでした。

 

バッティングについては、ミートの瞬間に最大の力が入る形になっていれば、それまでの構えも、トップの形も、そこに行くまでにヒッチしようがどうでもよく、とにかく思いきり引っぱたかせる、という話は聞いたことがありました。そして、それについては、私自身とても共感したのを覚えています。

 

それは恐らく守備でも、ピッチングでも同じことなのでしょうね。

 

確かに日本の場合は、とにかく正面に入るようにと教えます。もちろん、どうしても届かなければ逆シングルや手を伸ばして横で捕るのは仕方がありませんが、やはり基本は「正面」です。それがアメリカなどでは「捕れれば、形はどうだっていいじゃん」ってことなのでしょう。

 

それはそれで一理ありますし、そうでないこともあると思います。日本のように型にはめてしまうと、プレーの柔軟性を欠いてしまうということがあると思いますが、一方で、メジャーのように自由奔放に捕球から送球に移れるのも、その身体能力ゆえとも言えます。どっちが絶対ということではなく、基本は「正面」に置きながら、左右の当りに対してはいかに自由に、柔軟性をもって対応できるかという、日米折衷が良いのではないかと思います。

 

一方、ピッチングについて言うと、これはどう見ても、日本の方が勝っているように思います。アメリカの投手は、身体の強さゆえの上半身の力任せで、日本のようにしっかりと下半身を使っていません。制球、球の伸びなど、どう考えても下半身をしっかり使って投げる日本の方に分がありそうです。唯一気になるのは、アメリカの硬いマウンドですが、これは日本人投手のみならず、上半身で投げるアメリカ(周辺)の選手たちも数多く故障していることからも、日米の差はないと思います。

 

日本と海外の比較というと、一方的に卑下するか、逆に日本が一番と上から目線になったりと、両極端に振れますが、現実はその間にあって、いいところもあれば、課題もあるというのが実際ではないかと思います。

 

打撃に関しては、メジャー(アリメカ)流に学ぶことが多く、守備に関しては一長一短、投手は日本の方に軍配という感じじゃないでしょうか。お互いがお互いのいいところを学ぶことで、野球全体が向上すれば、野球もグローバル化したと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体力・運動能力調査!(投げる力の衰え?)

2014年10月16日 08時51分12秒 | 指導・育成のうんちく

月曜日の新聞に、文科省の体力・運動能力調査の結果が載っていました。ピークの1985年頃には戻っていないものの、東京五輪が開催された50年前の1964年と比べると、上回っている項目があるとの結果となったそうです。

 

10歳男児の50年前との変化は以下の通りです。

 

         1964年度       2013年度

握力      16.74kg  ⇒    17.36kg   上がってます。

50m走     9.28秒   ⇒     9.26秒   わずかですが、上がってます。

反復横とび  33.60回  ⇒    42.97回    大きく上がってます。

ボール投げ  30.38m  ⇒    24.45m   大きく下がってます

 

50年前の10歳と言えば、現在60歳、昭和33年に巨人に入団した長嶋茂雄や翌年に入団した王貞治の全盛期に熱狂した世代です。新聞記事の中でも、誰もが野球をやっていた時代と違い、スポーツの多様化で野球をしない子が増え、投げることに慣れていないことが原因とのコメントがありましたが、まったく同感ですね。

 

昔は「投げる」ということを教えることはなかったと思いますが、最近では、まずは投げ方を教えなければなりませんし、それもなかなか変な癖が抜けないことが多いです。スポーツが多様化することは大いに結構ですが、勝手に野球をやる状況がなくなってきたのであれば、ボール投げも小さい頃からやるように仕向けてほしいですね。運動会の玉入れだってあるのですからね

 

ちなみに、1964年よりは数項目で上回っているとはいえ、1985年のピークには届いていないということに関しては、この頃からテレビゲームが人気となり、外遊びが減ったことが原因ではないかと推測されています。これも同感ですね。1985年頃は私は大学生になっていましたので、当然ファミコンとは無縁の世代です。遊びと言えば、野原を駆け回るようなものでした。私はパワーはありませんが、敏捷性や持久力があるとすれば、それは子ども時代からの資産ではないかと思います。

 

おまけに言うと、三丁目の夕日じゃありませんが、私たちが子どもの頃よりも昔の方が体力があったようなイメージがありますが、新人類などと言われた私たちの方が、体力・運動能力はあったのですね。これはやはり摂取する栄養の違いにほかなりませんね。

 

それが逆に今では摂りすぎなんてことになっているのですから、皮肉なものです。栄養は好きなだけとれる時代なのですから、もっともっと身体の方を研ぎ澄ませたいですね!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

好きが一番!

2014年10月15日 00時06分10秒 | 指導・育成のうんちく

練習試合ではありますが、2年ぶりの勝利をあげたということで、日曜日の夜は父とコーチたちで祝勝会を開きました。

 

久しぶりの勝利に酔い、いろんな話をしましたが、私の中で一番印象に残っているのは、「野球が好きなことが上達への一番の近道」ということでしょうか。

 

もちろん、個々の能力が違うので、好きなだけで誰でもプロ野球選手になれるわけではありませんが、その人の能力がどこまで伸びるかは、どれだけ好きかによると思います。

 

他にもいろんな条件はあると思います。例えば、やっぱり3年生か、4年生くらいには始めてほしいよな~とか、足が速い方がいい!とか、体格がいい方がパワーがあっていいよね!とか。しかし、やっぱり一番大切なのは、好きなこと。これに勝ることはないと思います。

 

これまで多くの部員を見てきましたが、力はあるのにもったいないという子もいましたし、逆に、それほど才能に恵まれなくても、ものすごく伸びた子もいます。それは、やはりどれだけ好きかによると思います。

 

今の散田ドラゴンズは、はっきり言って弱いですし、なかなか勝てません。しかし、6年生2人、5年生3人、4年生3人、3年生4人というチーム編成ですし、始めて1~2年の部員ばかりですし、仕方がないと言えば、仕方がありません。

 

それでも、毎試合毎試合、散ドラ諸君は確実に成長していると思います。中でも、6年生の二人はよくやっていると思います。二人とも5年生からの入団です。普通なら、ちょっときついなぁ~というところです。やはり、ベストは3年生か4年生から始めてほしいとろこです。

 

しかし、そんな心配をよそに、二人は、投手と捕手、キャプテンと副キャプテンという重責を立派に務めています(周囲からの罵声に負けもせず)。それもこれも、やっぱり野球が好きだからこそだと思います。うちの倅もたいして才能もありませんでしたが、散ドラに入ってからは、練習は休まず参加し、中学、高校と野球を続けました。やっぱり野球が好きだったんですね。

 

5年生以下も、野球が好きな部員が多くて、弱いけども楽しみな散ドラです。ただ、5年生以下は、好きなことにバラツキがあるような気もします(バッティングは好きだけど、守備はちょっと~とか)。野球は、投げて、捕って、打って、走ってという競技なので、そのすべてを好きになってほしいと思います!

 

がんばれ、散田ドラゴンズ!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身体が忘れる?!

2014年08月27日 19時06分39秒 | 指導・育成のうんちく

自転車を運転するとか、箸を使うとか、構えてピッチャーが投げたら一歩動いて、ボールが来たら腰を落としてボールを捕るとか、所謂「身体で憶える」ことを「手続き記憶」と言います。身体で憶えていることですから、忘れることもなく、久しぶりにやったとしても同じようにすることができます。
 
歩いたり、走ったりするのは、もっと本能的なもので手続き記憶ではありませんが、ちょっと似たようなところがあると思います。左踵の故障で丸々三ヶ月ジョギングを自粛をしましたが、再開後、走ること自体はできます。走ること自体は、忘れるわけはありませんからね。
 
しかし、走るペースは、「身体で憶えさせる」ものですが、「身体が憶えていてくれる」ものではないということを痛感しています。
 
ジョギングを自粛する前は、6分/kmが一番楽なペースでした。楽なペースというのは、速くもなく、遅くもなく、普通に走るペースということです。
 
それが再開後は、7分/kmが普通のペースです。今日は、以前のように6分/km(厳密には5分47秒/km)で15kmほど走ってみましたが、やはりきつかったです。呼吸があがることはありませんが、身体がこのペースで走ることを忘れているんですね。なかなか、このペースに合わせてリズムよく走ることが出来ませんでした。
 
しかし、身体に以前のペースを思い出させるには、継続的にこうした刺激を身体に与え続けていくしかないのでしょうね。左踵の調子は、マッサージとストレッチの成果か、だいぶ良くなっており、日常生活や1時間程度の経度の運動ではまったく気にならなくなっています(2時間のジョギングや4時間の散ドラ活動では、やや違和感が出てきますが)。徐々に、ペースを戻していこうと思います。
 
 
今日のジョグ
 
朝の小雨が霧雨に変わってからジョギングに出ました。高尾山口まで行き、浅川を走り萩原橋まで行き、甲州街道を戻りました。
 
 15.5km  1時間29分51秒
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルールの確認(走者アウト)。

2014年08月17日 08時03分59秒 | 指導・育成のうんちく

昨日の自主練習で、タッチアウト(封殺)とタッグアウトの違いをよく分かっていないのでは?という恐ろしいことが判明しましたが、それについては、こちらで確認しておいてください(「散ドラHP」より)。
 
しかし、それだけではなく、他にもルールを間違っておぼえているケースがありました。私がランナーをやっている時に、勉強のためにわざと本塁三塁間で挟まれた挟撃プレイの時のことです。
 
散ドラ諸君相手に私がアウトになるはずもなく、結局三塁送球がそれてセーフとなったのですが、その時に何人かの部員が、「ボールをぶつけちゃえばいいんだよ」と言っていたのです。
 
これは明らかに勘違いです。野球教室の際に、「一塁送球の際に打者走者がファウルラインより内側(フェアゾーン)を走っていたら、ボールをぶつければ守備妨害で打者走者はアウトになる」(野球規則6・05(k))と教えましたが、これはあくまで一塁に向かう打者走者のルールです。

その他の走者のルールは、以下の通りです(野球規則7・08【注一】)。
 
「通常走者の走路とみなされる場所は、塁間を結ぶ直線を中心として左右へ各三フィート、すなわち六フィートの幅の地帯をさすが、走者が大きく膨らんで走っているときなど最初からこの創路外にいたときに触球プレイが生じた場合は、本項(1)のとおり、その走者と塁を結ぶ直線を中心として左右へ各三フィートが、その走者の走路となる。」
 
1フィートは約30cmですから、一塁を踏んだ後の走者の走路は、塁間を結んだ線の左右約90cmが通常の走路だということです。ただし、複数のベースを走る時は、大きく膨らまないと走れませんから、挟撃プレーが発生するまでは、膨らんで走っても可ということです。その場合は、挟撃プレーが発生した時にランナーがいた場所と近くの塁を結んだ直線の左右約90cmがこの場合に走路になり、それよりも膨らめばアウトになるということです。

ちなみに走者にぶつけても、ただのエラーになるだけだから気をつけようね!K君!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポジション!

2014年04月08日 20時27分26秒 | 指導・育成のうんちく

私はインフルエンザのため見ることが出来ませんでしたが、新生散ドラの開幕戦は、今後に期待を持たせる点と、課題の両面あったようですね。

 

 

私自身が良く憶えている開幕戦は、倅が5年生の時の研修リーグ開幕戦です。忘れもしない川町グランドでした。

 

 

倅は3年生の終わりくらいに入団し、4年生の時は他の4年生と交代で外野に出場するくらいでした。それが6年生が抜けて新チームになると、それまで練習でも守ったこともない一塁手で先発出場したのです。

 

 

監督の期待は嬉しかったですが、いかんせん経験がなさすぎで、エラー連発でした。その時は既にHP管理人だったので、試合結果には厳しいことを書きましたが、内心は見ていて気の毒でなりませんでした。しかし、何試合かこなすうちに何とか様になるようになり、少しは安心して見られるようになりました。

 

 

開幕戦でいきなり投手から一塁に回ったマサキも同じ状態だったと思います。これまで一塁の練習はほとんどしておらず、直前に少しやった際は、ベースのどこを踏めばいいか分からなかったくらいですからね^^;。無理もありません。気持ちを切り替えて、次はピッチングでがんばりましょう。ピッチングも見ていないから分かりませんが、グランドで初登板の時は皆マウンドに戸惑うものです。前回はそうしたこともあったかもしれません。次はマウンドの感覚を考えながら、ピッチングを調整できるといいですね。

 

 

先週中止になった時は、外野をあんまり抜かれていけないので、ルリを外野にもっていき、ガクをセカンドに入れましょうかと監督と話していたのですが、結局元に戻したようですね。しかし、それが裏目というわけではありませんが、ルリも良くない点が出ましたね。フライを捕れないわけではないのですが、ボールの下に一直線に入る感じではなく、おっかなびっくりな感じなので、なかなか確実性が出ないですね。もっと、「私が捕る」という姿勢が出るといいのですが。

 

 

逆に、外野がいいじゃないですかと進言していたコウタは、ショートで起用されましたが、こちらはスコアブックを見る限り無難にこなしたようですね。意外です。あの構えを見ていると、どう見ても内野手の雰囲気ではないのですが、いつも結果を出せれば、それは実力です。今後を楽しみにしたいですね。

 

 

そのほか、5年生ミサキ、4年生ケンタが登板し、そこそこ投げられることが分かったり、練習でもほとんどフライを捕れなかったシンペイのレフトフライキャッチ、新入団の3年生キラの積極性なども楽しみです。

 

 

一方、期待の3年生ケンタロウの振らずの2三振、チームリーダーたるべき6年生タイヘイの2三振、3年生ではベテランのサヤハルの頼りなさなど、課題もあります。 

 

 

でも、悪い面ばかりではなく、良い面が出てくると、いろいろな化学反応というか、刺激になって、いい方向にいくような気がします。どんどんいい刺激を注入したいですね。今度の日曜は、研修リーグの開幕戦です!いい試合をしよう!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー』 高橋秀実 新潮文庫

2014年03月12日 20時45分51秒 | 指導・育成のうんちく

2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成17年の東東京予選でベスト16に進んだ開成高校野球部に興味を抱いた著者が、取材に訪れて目にしたのは、グランドを使える練習は週1回で驚くほど下手な野球部の姿だった。

 

 

P14-15からの引用。

「(中略)練習を眺めていてふと気がついた。

 下手なのである。

 それも異常に。

 ゴロが来ると、そのまま股の間を抜けていく。その後ろで球拾いをしている選手の股まで抜けていき、球は壁でようやく止まる。フライが上がると選手は球の軌道をじっと見つめて構え、球が十分に近づいてから、驚いたように慌ててジャンプして後逸したりする。目測を誤っているというより、球を避けているかのよう。全体的に及び腰。走る姿も逃げ腰で、中には足がもつれそうな生徒もいる。そもそも彼らはキャッチボールでもエラーをするので、遠くで眺めている私も危なくて気を抜けないのである。」

 

 

まるでどこかのチームのようです^^;。

 

 

そんなチームが、平成19年には4回戦まで進み、強豪修徳と0対1の接戦を演じたり、著者の取材後の練習試合でも下級生相手とはいえ、関東一高と1点差の戦いを出来たのは何故か?

 

 

実は、以前の開成は当然ながら極めて弱いにもかかわらず、「所謂」セオリー通りにバントで送って1点を取りにいく野球をして、1回戦突破もほとんどなかったそうです。 そこへ、群馬県立太田高校から東京大学野球部を経て開成高校の教師になった青木監督が着任します。

 

 

青木監督は、甲子園常連校が「異常」なのであって、「普通の」(本当は普通以下ですが(^^;)高校が同じことをしていたって絶対に勝てないと言います。 そこで、自分達に必要のないことは徹底的に切り捨てます。限られた時間でとても出来ないので、ダブルプレーの練習はしない、試合で何球も遭遇しない左右の難しい球を捕る練習もしない、送球の安定している順に投手・内野・外野と決めていき、投手にはとにかくストライクをとるように指導する。 まるで少年野球のようですが、こうしてある程度の失点は覚悟しつつ、試合の形を作り、それを上回る大量得点を奪って、「ドサグサ紛れ」に強豪校を撃破することを目標とします。

 

 

こう書くといかにもバッティングは逸材揃いのように見えますが、全国屈指の進学校でそんなことがあるはずなく、一人二人を除くと素人に毛がはえたようなものです。そこで監督は、ここでも不要なものは徹底的に削ぎ落とすます。バントも、ヒットエンドランもしないので、サインもない。小手先のバッティング理論も教え。とにかくいつかは当たるという前提で、とにかくフルスイングを身に付けさせる。

 

 

そして、その結果、どう見ても下手なチームにガツーンとした当りを打たれようものなら、強豪チームといえどもうろたえる。そこに勝機も生まれるというのです。だから監督は、1対0や、2対1の試合など求めません。理想は15対0だが、負けたとしても12対15という試合をしろと言います。 これをもって弱者の兵法となるわけですが、本書のインタビュー解説をしている桑田真澄さんが言うように、思い切りボールを叩き、たくさん点を取るのが野球の原点であり、アメリカの少年野球ではとにかく強く振ることを指導するように、実は極めて合理的な指導だと言えます。

 

 

そして、 なぜそういう指導に至ったかを伺わせるエピソードが終盤に出てきます。青木監督自身は、非力で外野に打球が飛ばず、「チームに貢献するために」バントの練習に明け暮れるという全く逆の野球生活を送りました。しかし、東京大学野球部では全く通じず、選手の道を諦めマネージャーになりました。そして、「野球はチームに貢献するためにやるものじゃなく、自分が自分がという気持ちでやるものだ」という結論にいたります。のんびりして、ともすれば素直すぎる部員たちにカッカしながら、自分のような後悔をしてほしくないという愛を感じます。

 

 

私自身も学生時代非力で、その当時はバットを短く持って球に当てにいけと言われたものです。しかし、それでも良い当たりはライトにしか飛ばず、ヒットの快感を味わうこともありません でした。当ろうが当たるまいが、フルスイングしておくべきだったと今になって思います。

 

 

散ドラ諸君も時間的には限られますが、後になって後悔しないように思いきり野球をやって、ぜひとも強豪チームをぎゃふんと言わせるような戦いをしたいですね!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの球審!

2013年12月08日 21時26分53秒 | 指導・育成のうんちく

今日は久しぶりの球審でした。恐らく1年ぶり6試合目です。塁審も緊張感を持ってやっていますが、球審はやはりそれ以上ですね。特に、昨日の試合でいろいろあったようなので、なおのこと緊張しました

 

しかも、当初は研修リーグ秋季戦の消化試合のはずだったのが、試合の組み換えがあり、学長杯2回戦の松が谷ジャガーズB対八王子アパッチ戦でした。

 

 

 

八王子アパッチの投手は球が伸びていて、とても良い投手でした。松が谷Bは、3人の投手を繰り出し、皆それなりに抑えましたが、一長一短で絶対エースがいないという感じでした。

 

写真のスコアのように締まった試合で、ジャッジをする側としても、緊張感がありました。しかし、緊張感があったせいか、自分で言うのもなんですが、変なジャッジで揉めることもなく、昨日書いた審判の心得に沿って、7回をマネジメントすることが出来たと思います。

 

それと、今回ちょっと球審として気づいたというか、成長したと思えるのは、「投球を見る感覚」を掴んだと思えることでしょうか。

 

塁審でもそうですが、ボールなど狭い範囲だけを見ていると分かりづらいのですが、少し俯瞰してみると、走者と野手などの全体像が見えてきます。球審の時も、今までは狭い球筋だけを見ていたように思いますが、そうすると、打者との位置関係、ベースとの位置関係などがイマイチ分かりづらかったと思います。

 

今日の試合の中で、意識的ではないのですが、ストライクゾーンを「一つの絵のように見る」ようにしていたら、とても球が見やすいということに気づきました。この「一つの絵のように見る」という言葉を反芻していて、落合博満氏の言葉を思い出しました。氏は現役時代、相手投手の癖を読むこともなかったし、分からなかったと言います。その代わり、投手やその後ろのバックスクリーンなどを「一枚の絵」のように見ていたのだと言います。そのように見ることで、ちょっとした変化などに気づいたということです。それと同じことなのではないかと思います。

 

あとは、「審判員はあらゆるプレイについてもっとも良い位置をとれ」ということを気をつけ、実行できたと思います。

 

今年は球審はおろか、ほとんど試合を観ることも出来なかったので、塁審すらしていませんが、審判のスキルについてもしっかり勉強したいですね。なにしろ、子どもたちは真剣、周りの大人も真剣そのものですからね!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

審判員に対する一般指示【原注】

2013年12月07日 23時16分50秒 | 指導・育成のうんちく

以下は、公認野球規則からの引用です。真剣に取り組むと、審判とはとても厳しい仕事ですが、真剣にプレイする選手たちと向き合うことを考えれば、仕方がありません。

 

私も明日は一年ぶりの球審ですが、心して判定したいと思います。一方で、判定される側の時には、審判や相手チームをリスペクトし、すべてのスポーツの原点がそうであるように、紳士的でありたいですね。

 

審判の判定にクレームをつけることは出来ませんし、罵声を浴びせるなど言語道断、審判に意見が言えるのはアピールプレイと、ルール運用に間違いがあると思われる時だけです(今日のプレイはそれに該当すると思います)。

 

私も、審判をするようになって以来、「えっ!」と思うことがあっても、アウト・セーフ、ストライク・ボールの判定に異議を唱えることはありませんでしたし、選手たちにも注意してきました。どれだけ努力しても、所詮人間のやることですから、ミスはありえます。だからこそ、以下の言葉をしっかりと胸に刻んでおきたいものです。

『(中略)

審判員は自己の決定について、誤りを犯しているのではないかと疑うようなことがあってはならないし、また、たとえ誤りを犯したとしても、埋め合わせをしようとしてはならない。すべて見たままに基づいて判定を下し、ホームチームとビジティングチームとに差別をつけるようなことがあってはならない。

(中略)

プレイの判定を下すにあたっては、早まることなく、正確を期さねばならず、野手がダブルプレーをなしとげるために送球する場合にも、あまりに早く向きを変えてはいけない。アウトを宣告した後、一応落球の有無を確認する必要がある

走りながら〝セーフ〟〝アウト〟の宣告の動作をすることなく、そのプレイが終わるのを待って、宣告を下さなければならない。

(中略)

確信がなければ、同僚の一人に聞くこともよいが、これもあまり度を越すようなことなく、機敏にプレイを十分に把握して審判しなければならない。しかしながら、正しい判定を下すことが第一の要諦であることを忘れてはならない。疑念のあるときは、ちゅうちょせず同僚と協議しなければならない。審判員が威厳を保つことはもちろん大切ではあるが、〝正確である〟ということがより重要なことである

審判員にとって最も大切な掟は、〝あらゆるプレイについて最もよい位置をとれ〟ということである。

たとえ判定が完璧であっても、審判員の位置が、そのプレイをはっきりと明確に見ることができる地点でなかったとプレーヤーが感じた時は、しばしば、その判定に異議を唱えるものである。』

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体操教室!

2013年08月07日 11時56分55秒 | 指導・育成のうんちく

散ドラ活動の一環として、ルリ・ケンタロウ母が夏休みを利用して「体操教室」を開いてくれています(「散ドラHP」)。今日で7日目になるようです。今日までの5日間は、ラジオ体操終了後に行っています。

 

今日は私は休みなので、ジョギングがてら覗いてきました(散ドラ活動なのに「覗いてきた」なんて無責任な言い方ですみません)。

 

Photo  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

7時前くらいだったので、たぶんラジオ体操が終わって、「体操教室」が始まったばかりだったのだと思います。ミニコーンを置いて、キャリオカステップか、股関節を柔らかくするサイドクロスかをやっているところでした。

 

振り出す足を後ろと前に交互に出すことで、腰のひねりが入るキャリオカステップは最初出来るだろうかと思いましたが、ジョギングの途中やってみると、普通に出来ました。やはり、私たちの世代は、子どもの頃にたくさん体を動かしているため、無意識に体を動かすことができるようです。

 

それに対して、野球でも説明したことを「頭」で考えて、とんでもない形になってしまう散ドラ諸君ですから、指導役のルリ・ケンタロウ母もだいぶ苦労しているんじゃないかと思います。ご苦労さまです。

 

 

2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

高尾山口までジョギングして戻ってくると、ルリ・ケンタロウ父も参加して、2ヶ所に分かれて柔らかいボールを使ったトレーニング(遊び)をしていました。父の方では、フライのキャッチ、母の方では、いくつかの小さいボールを次々に投げて、手のひらで弾き落としていました。楽しく敏捷性を身に付けるトレーニングですね!

 

飽きないように2ヶ所に分けて、楽しくトレーニングが出来るように考えられており、さすがプロだなと感心です!

 

甲州街道から陣馬街道に入り中央高速沿いに走り、つつじヶ丘トンネルを抜け、長房を通り、陵南公園から甲州街道に戻って、9時前に中散田公園に戻ると、トレーニングが終わり、数名の部員が帰り仕度をしているところでした。

 

今日参加していたのは、6年生リサ、ケンタロウ、ショウスケ、5年生タイヘイ、4年生ミサキ、コウタ、ルリ、2年生ガク、サヤ、ケンタロウの10人と、その兄弟姉妹といった感じでした。夏休みにしっかり体を動かせば、秋が楽しみです!

 

今日のジョグ

 16.4km  1時間42分30秒

 

<style type="text/css"></style>

<script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script><script type="text/javascript" defer="true" charset="ANSI"></script>

<style id="_clearly_component__css" type="text/css"></style>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だいたい合っていました(Tボールのルール)。

2013年07月14日 22時23分07秒 | 指導・育成のうんちく

さっき書いたように今日は、Tボールの引率をしましたが、開始前の各チーム代表の打ち合わせでルールを書いたペラをもらいました。昨日、うろ覚えのルールを書きましたが、だいたい合ってました

 

次の機会の備忘録のために、また書いておきます(確かどこか以前に書いてあると思うんですけどね)。公式ルールというより、研修リーグのローカルルールでしょうけどね。

 

①試合時間は1時間30分とする。(今日はさすがにこんなにやりませんでした…)

②審判はお互いのチームから話し合いで決めてください。

 

③塁間は16mとする。

 

④1イニング5点ルール適用。(5点入ったらアウトカウントに関係なくチェンジです)

 

⑤リード、盗塁、スライディングは禁止。

 

⑥1塁、2塁、3塁の駆け抜けはOK。オーバーランの場合はタッチアウト。(スライディングできないので、塁を飛び出してもいいということです。ただし、次の塁を狙ってオーバーランしてタッチされたらアウトです)

 

⑦基本人数は守備10人、打者12だが、参加チーム代表者で人数変更の確認が取れれば人数変更はOK。(基本は、守備は10人でそれ以上の場合は、守備には出ずに、12人までは打者として参加ですが、お互いに「まあいいでしょう」となれば、変更可という緩い感じです)

 

とまあ、基本緩い感じで和やかなゲーム運営です。もちろん、出ている選手たちは大真面目ですけども

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SAQトレーニング!

2013年07月08日 23時06分48秒 | 指導・育成のうんちく

Speed(速さ)、Agility(切り替えの敏捷性)、Quickness(加速の機敏さ)の略で、SAQです。よくサッカーチームがトレーニングでやっている、ミニハードルやラダー(はしご)、ミニコーンを使うものです。

 

先日の「惜敗祝い」(あぁ面倒臭い、早く祝勝会と言いたい)で、参議院選挙の21日の練習をどうしようという話になりました。一つの案として、バッティングセンターはどうかという話があり、いいじゃないかということになりました。お金がかかるんじゃという心配もありましたが、今のところ部費にも余裕があるようですし、どうせそんなに数を振れないだろうから是非やらせようという話になりました。

 

ただ、それだけでは時間があまるでしょうから、万葉公園での体力づくりと合わせ技でやったらどうかというにことなりました(皆さん憶えていないかもしれませんが)。

 

いつもは、腹筋・背筋、腕立て伏せ、坂道ダッシュなどをやります。これもとても良いのですが、ふと、ここでSAQトレーニングをしてみてもいいんじゃないかと思いました。もちろん、サッカー選手になろうということではありません。

 

日本SAQ協会(そんな協会があるんですね!)のHPを見たら、冒頭に書いた速さ、切り替え、加速などの動きなどの「(トップアスリートだけでなく誰にでも必要な)ゼネラルスキルは遊び等を介して幼少期に強化されますが、生活様式の変化と共に、それも期待できなくなってきているのが現状です。現代社会のように生活環境が整い過ぎると、逆に弊害も多くなります。幼少期にゼネラルスキルを強化する機会を少なくしてしまうことはその一つの例でしょう。舗装道路に慣れ、車や電車に乗り、遊び場を失い、自由に野山を走ったり、川遊びをする子供は年々少なくなってきています。本当なら、少年の頃の遊びの中で自然に芽生えるはずの俊敏さ(すばしっこさ)、バランス能力、柔軟性などが、今は十分備わっている人は少なくなって来ています。」とありました。まさに同感です。何度か同じことを書いてきました。

 

今年の散ドラ諸君は、とりわけこのゼネラルスキル(前後左右への動き、バランス、速さ)が未熟なような気がします。そこで、ここのところ、ダッシュの前にスキップや幅跳びのような走り方をやっていますが、小学校が使えないこの機会に、SAQトレーニングをやってみていいんじゃないかと思った次第です。

 

とはいえ、私もこのトレーニングをよく分かっているわけではないので、出来るかどうか分かりません。でも、野球の技術ももちろんですが、こういうゼネラルスキル(基本的な体の動き)が出来るようになると、放っておいても野球なんて上手になると思います。

 

SAQトレーニングもいいけど、そもそもはもっと体を使って遊べってことです。ゲームも楽しいんだろうけども、やっぱり若いうちは、体が「躍動する」感覚を楽しんでほしいですね。年をとってくると、「躍動しなくなります」から。残念ながら。いつやるか?今でしょ!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現地現物!

2013年07月01日 23時01分05秒 | 指導・育成のうんちく

現地現物とは、製造業でよく使われる言葉です。「踊る大捜査線」ではありませんが、事件は会議室で起きているのではなく、現場で起きているのであって、現地現物にあたらなければ、物事の本質は分からないということです。

 

昨日の練習後、ミサキ父が東京ドームの巨人戦の案内をしてくれました。去年もたくさんの部員が試合を見に行ったと聞いています。今年も出来るだけ多くの部員に見てもらいたいと思います。

 

最近めっきり少なくなったプロ野球のTV中継ですが、TV中継を見ても分からないことはたくさんあります。画面は打者と投手、捕手しか映らず、他の選手の動きは分かりません。しかし、内野も、外野も、投手が投げる前から準備を始め、投げる瞬間にはすぐに動ける態勢に入っています。あるいは、外野を抜けた時に、それぞれの選手がどのように動くのか。まさに、現地現物です。TV中継では分からないところです。

 

ぜひとも、そういう「プロの動き」を見てほしですね。プロは凡ゴロで全力疾走をしなかったりしますが、これはプロは滅多にエラーをしないからで、これは見習ってはいけません。そういう点では、これから始まる高校野球を見るのが良いと思います。八王子市民球場でも、試合がありますから、土日の午後とか見てみるのも良いと思います。

 

ということで、良いお手本を現地現物で見て、何かを掴もう!

 

今日のジョグ

最近全然目標達成できていませんが、今月は初日からがんばるぞ!

 5.7km 35分15秒

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする