八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

中高年の健康維持のために!

2017年05月23日 23時17分16秒 | Jog&Walk,Health

健康ブームを反映して、毎日ようにテレビで〇〇が良い、××が良いとやっていて、多くの人が影響されていますが、中には怪しい説も結構あるようです。テレビだけではなく、日々大量に出版される書籍も同様です。しかし、何が正しいのか、私たち素人には判断する術がありません。

 

そういう意味では、今回紹介する書籍が正しいという保証もないわけですが、自然科学を専門に扱う新書である講談社ブルーバックスですから、最新のデータ、知見を豊富に参照しており、説得力がありました。

 

 

生活習慣病やガンなどは、遺伝的要因と環境要因からなるが、個々人の遺伝的要因だけではなく、日本のように他の国との交流が少なかった国は、国としての体質のようなものが出来上がると言います。従って、欧米の研究で良いからと言って、日本人には必ずしも当てはまらないこともあるということです。それが、帯にあるような「オリーブオイルを摂りすぎると…」や、赤ワイン、ヨーグルト、牛乳などを例として説明されています。良いと思っていたことがかえって悪いこともあり得るということです。

 

そして、第2部以降は、糖尿病、高血圧、脂質異常症と動脈硬化、がんについての知見が書かれています。それぞれの病気に対して、最新の情報をまじえて詳細に説明されているのですが、私にそれを要約する才はありません。私が理解したところを、本当に非常にざっくり言うと、以下の通りです。

 

  • 終戦後、食生活の欧米化が進み、肉や乳製品など動物性タンパク質の摂取が増えたことにより、死因の中で大きな比率を占めていた脳出血が大幅に減少し、体格の向上にも寄与した一方、ガンを増やす要因にもなっている。
  • 日本人の塩分摂取は先進国の中で多く、高血圧の大きな要因の一つ(それだけではない)。また、環境要因としては、喫煙・飲酒は良くない。
  • 魚・大豆・運動は、良い影響があると思われる。

 

非常にざっくりしていますが、一般人はこの程度でなければとても覚えていられませんし、日常生活をに役立てるとしたら、この程度で十分でしょう。人間覚えられるのは、3つくらいです。

 

これを私なりに咀嚼すると、近年ヘルシーと世界に認められている日本食ですが、肉などの動物性タンパク質はやや足りず、塩分は多すぎたということだと思います。ここを修正した日本食をベースにして、喫煙・飲酒などの生活習慣を改め、適度は運動を心掛ければベストと言えるのではないでしょうか。こうしてみると、それほど難しいことではないような気がします。要はバランスが大切だということだと思います。

 

50歳を過ぎて人並みに健康を気にするようになりましたが、あまり神経質にならずに出来ることをやっていきたいですね。10年近く前にタバコはやめましたが、お酒はやめられそうにありません。しかし、少しは控えるように努めます(本当か?)。昨年、散ドラを卒業したのと同時にジョギングもやめてしまいましたが、仕事で毎日1.5~2万歩は歩いているので、運動は大丈夫だと思います。食事も、納豆・豆腐など大豆はよく摂りますし、肉中心でもありませんが、もう少し意識して魚中心にしていこうかと思います。

 

コメント
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