もはや、彼を形容する言葉は見つかりません!今までの報道でも、アメージングとか、アンビリーバブルとか、いろいろな形容をされてきましたが、どんな言葉も無意味に思えます。
彼自身ではコントロールできない「トレード話」が喧しい中、黙々と仕事をこなしていましたが、内心穏やかではないこともあったと思います。しかし、そんな中、遂にエンゼルスが動きました。選手を売りに出すのではなく、「買い」に出て、有力投手の補強に出ました。つまり、本気でプレーオフ進出を目指すということです。それによって、大谷翔平投手のトレードはなくなりました。
そんな中、昨日の試合が雨で中止になったことにより、今日はタイガースとのダブルヘッダーに臨みました!
第一試合では、投手として先発し、被安打1でメジャーでのキャリア初の完投・完封をしてのけました!
そして、第一試合終了から45分後に始まった第二試合では、打者として第二打席で37号ツーランを放ち、第三打席では、38号ソロを放ちました。
普通、ダブルヘッダーに両方出るのも疲れるのに、第一試合では投手で完投、第二試合でホームラン2本って、マンガ、アニメ、映画でやったとしても、「嘘くさい」と笑われるのがオチの展開です。ダブルヘッダーの第一試合で投手として完封し、第二試合で2本のホームランを放ったのは、メジャーリーグ初の快挙と報じられましたが、当然のことですよね。そもそも、投手と打者の二刀流がいない中、ダブルヘッダーの両方で投げて打つなんてことあり得ませんからね。
しかし、さすがの大谷翔平もこれだけ獅子奮迅の活躍をすれば、身体に無理がかかると見え、38号を打った後には、左腰を押さえる動きを見せ、次打席では代打を送られました。球団発表によると、けいれんとのことで、次の試合には問題がないだろうとのことですが、本当にケガだけには注意をしてほしいですね。しかし、そんなことは当の本人が一番分かってケアしているだろうと思うので、心配しながらも、安心する自分もいます。
今のペースだと、ホームランは60本前後のペースです。2021年度はオールスターでホームラン競争に出た後に失速し、46本に終わりましたが、今年はその心配はなさそうです。投手としては、今年はスイーパーが狙われたり、指の不調などがありましたが、今日の完璧な9勝目で、昨年同様15勝も見えてきます。そこに、プレーオフ、ワールドシリーズ進出などが加われば、最高のシーズンとなるでしょう。
そして、その先は、フリーエージェントの権利を得るわけですが、どうなるのでしょうか。報道では、もっぱらその金額に話題が集中しますが、大谷選手はお金には頓着しないと思います。世間で言われているような契約金は望んでいないのだと思います。勝ちにこだわっているのは、今もよく分かりますが、勝てるチームならどこでも良いかと言えば、そうでもないような気がします。自分が望む形のプレーが出来て、勝利も目指せることが大事なのではないでしょうか。それが、エンゼルスということだって、なくはないような気がします。そのためにも、今年の残りの戦いが非常に重要になりますね。
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