相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「善明山法立寺成就院」の「あじさい」は来年再開だとか・・!!

2017-06-24 19:43:40 | 寺院
鎌倉市極楽寺切り通しに「縁結び&あじさいの寺」として知られる真言宗の寺院「普明山法立寺成就院」はある。創建は承永元年(1219)。本尊は不動明王。この地は弘法大師が100日間に亘って極空蔵菩薩を祀る修業を行った場所といわれている。参道の108の石段の両サイドには「般若心経」の文字数と同じ262株の「あじさい」が植えられ、鮮やかな青、白、赤、ピンク、水色と彩り豊かな「あじさい回廊」と化し明月院とともに鎌倉のあじさい名所に数えられていた。が、2015年~2017年まで創建800年記念の参道改修工事に伴って、今まで我々を楽しませてくれた「あじさい」も既に50年経ち古くなったことから、東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県南三陸町の「大雄寺」へ復興支援活動の一環として成就院参道の「あじさい」が東北の地でご縁が広がるようにと送ったということである。既に新しい参道に植え替えの計画が進められているので数年前のように参道の両脇にあじさいが咲き、由比ヶ浜を望む景色が来年は再現される。待ち遠しい限りである。(1706)








過去のあじさい風景


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「霊鷲山極楽寺」~「極楽寺駅」のアジサイ模様!!

2017-06-24 11:49:09 | 寺院
鎌倉市極楽寺に江ノ電の駅名にもなって、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉1番の真言律宗の寺院「霊鷲山極楽寺」はある。院号は感応院。創建は正元元年(1259)。鎌倉時代「忍性」が開基、「執権北条重時」開山と伝えられている。本尊は釈迦如来。中世には子院49箇院を有する鎌倉有数の大寺院であった。現在は「本堂」のみだが、かつては「金堂」、「講堂」、「塔」などの伽藍を有していた。「極楽寺駅」を降りたつとまず道を隔てた丘に咲く「紫色のアジサイ」の色鮮やかさが目に飛び込んでくる。橋を渡り左手に当寺の「茅葺の山門」が建つ。山門前にはピンクのアジサイが旬の輝き放つように咲く。山門をぬけると石畳の参道を進むと正面に「本堂」、「太師堂」、「転法輪殿」、「忍性塔」、「五輪塔」が建ち並んでいる。アジサイの本数はさほど多くないが山門前・境内には青色、白色、紫色など10種類の西洋アジサイのほか花弁が何枚も重なっている「12単」珍しいアジサイもある。当寺は鎌倉三十三観音霊場第22番、鎌倉二十四地蔵 第20番・第21番、鎌倉十三仏霊場 第12番札所である。(1706)














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