立川市緑町(みどり地区=立川駅北側)、昭和記念公園東側に2年前(2020/4)に新街区としてオープンした「立川グリーンスプリングス」(GREEN SPRINGS)がある。この大型商業施設の一大事業を担ったのが立川市のほぼ中央に約98万㎡(東京ドーム21個分に相当)の土地を所有する地場の不動産会社の「立飛ホールディングス」である。この「立川グリーンスプリングス」の総面積は約39,000㎡。その街区内に多目的ホール「立川ステージガーデン」、「ソラノホテル」、テナントビル(オフィスショップ)など9棟が建設され、延べ床面積は約76,000㎡。多摩信用金庫本店が入居、40店舗が連なっている。隣接地には伊勢丹や高島屋、ルミネ、IKEAなど大型商業施設が集積し、家電量販店などがある。街区全体のデザインは立川の歴史と未来が交差 (cross) する場所という意味を込めて「X型」の街路を中心とし、立川飛行場の滑走路をモチーフとした長さ約120mカスケード「階段状の滝」で街路と多機能ホール屋上を繫いでいる。この「未来型の文化都市空間」に足を踏み入れるとコロナウイルス新規感染者も激減、すべての制限が解除された大型連休のGWとあって人でも多く大賑わいである。(2205)








