相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「相模原麻溝公園」では「シラン」が紫の花穂を!!

2022-05-16 10:42:10 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。当園の代表花のツル性植物の女王と言われる「クレマチス」が見頃を迎え、七変化の花と言われる「アジサイ」が咲き始め一年で一番華やかな時を迎えようとしている。今、当園は勿論、道路脇の花壇や個人のお家の庭で一番見かけるのが「シラン」である。紫蘭、紅蘭、白笈とも呼ばれる「シラン」は山野草に分類されるでラン科 / シラン属の多年草である。「シラン」ほど親しまれている「ラン」はないといわれる人気の植物である。春になると地下に連ねた扁平な地下球(偽球茎)からササのような葉茎を伸ばし、先端に赤紫色の華麗で可憐な花を咲かせてくれ見ていて和む花である。花径は4~5㎝くらいと小さく先端に紅紫色をした花を7、8輪つける。 花びらは6枚である。 唇弁は3つに裂けてその真ん中の裂片には内側に襞がある。(2205)
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北条氏綱の娘達の菩提寺「栖龍山高長寺」

2022-05-16 07:26:15 | 寺院
小田原市城山に北条氏綱の娘の「崎姫」「香沼姫」達の菩提寺となる曹洞宗寺院「栖龍山高長寺」は鎮座している。明治時代に横浜監獄小田原分署幼年監が設置された際に用地内にあった小田原北条時代(1500年頃)に創建の「高源院」と現在地にあった「長吉寺」が合併し一文字ずつ取り「高長寺」と改称した。小田原駅より線路沿い際に西栢山村の旧家井上八衛門の所有であった銅板葺き薬医門形式の「山門」が構えられている。山門前には当寺の縁起案内と石柱、右には「延命子育て地蔵堂」が建っている。「山門」を抜けると長い石畳の参道の先に銅板葺き入母屋造り屋根平入り「本堂」がある。藍鼠色に着彩された軸組に軒桁と細い飛貫の隙間に換気格子を嵌めて精巧な造りは技術の高さが窺える。季節ではないが境内にある「白木蓮」の大木は市の天然記念物となっている。また裏手の墓所には近代浪漫主義文学の先駆者「北村透谷の墓」と文政年間に日本最後の公許による仇討ちを果たした浅田兄弟の兄「鉄蔵の墓」がある。(2205)
 
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする