相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

小田原七福神の弁財天を祀る「華岳山福泉寺」 

2022-05-05 14:01:51 | 寺院
小田原市城山に曹洞宗の古刹「華岳山福泉寺」は鎮座している。創建は室町時代の宝徳・享徳年間(1449~1454)、開創は1470年の頃とされ550年超えの寺歴を有する。寛永・享保の火災により寺の記録を失ったことや開山の巨山州嶽和尚が文明9年に没していることや開基の陽林宗春居士が文元年間に没などから推定できる。中興・開基は大森氏頼の血族である「三浦道寸」で、当寺に奇宿し安叟開山の久野総世寺に参禅したという。江戸時代の大雄山最乗寺の輪往であり歴代の和尚が上山した。本尊は釈迦牟尼仏。かつてこの地は谷津といわれ泉が湧く田園地であり、寺名の「泉」もここに因んでいることが窺える。「寺号標」(石柱山門)より入山すると境内正面に入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏がある。右側の庭にはピンクの「ボタン」が咲きその奥には「墓塚」がある。当寺は小田原七福神で唯一女性の神様である「満願弁財天」(江の島から分霊し勧請)を祀っている。美白の神様であることから多くの女性がご利益に授かろうと訪れる寺である。(2205)
 
 
 
 
 
 
 
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「座間市の大凧まつり」3年ぶりに開催さる!! 

2022-05-05 09:44:40 | 祭り・イベント
江戸時代の文化・文政年間(1804~1830年)より始まり、200年以上の歴史を持つ座間市の伝統行事の一つである「座間市大凧まつり」が相模川グラウンド(座架依橋北)において5/4日(水)と5日(木)に3年ぶりに開催される。コロナ禍にあって開催が危ぶまれたがすべての制限が解除され大凧まつり実行委員会は令和元年以来、3年ぶりに「大凧まつり」の開催、題字も「新風」と決定した。準備万端のもと3年振りの開催とあって会場は待ちに待った「大凧まつり」とあって多くの人が集まった。しかし今年は目玉の「100畳となる13m四方の大凧」は掲揚は取りやめ、5間凧(9m四方)「新風」、その他3間凧(5.4m四方)「座間」、2間凧「コロナ 撲滅」を挙げることに決まった。開会式の後、まず2間凧「コロナ撲滅」の挑戦が始まった。何とかいい風を受けて数十m、数十秒間皐月晴れの大空を悠々と舞った。夕方には今年一番大きい「5間凧」(9m四方)がゆっくり上がった。例年だと2日間で10万人超えの来場があった。果たして今年はどのくらいの人が来場するのだろうかと思っていたら2万人を下回ったようである。また座間会場の隣で同時開催していた「相模原市の大凧」は三年連続中止となった。(2205)
 
 
 
 
 
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異国情緒漂う「横浜中華街」を歩撮!!

2022-05-05 07:32:30 | 
横浜市中区山下町一帯約20ha内に日本最大かつ東南アジア最大規模のチャイナタウン「横浜中華街」はある。開港後、西洋人とともに一緒に来た中国人の外商が商売を始め、その後増加する中国人とともに次第に形成された。日本ではここ「横浜中華街」と「神戸南京町」、「長崎中華街」が三大中華街と呼ばれている。横浜中華街には随所で目にする個性的な門は、風水思想に基づいて建てられた「牌楼」と呼ばれる10基の門がある。特に街の東南西北にある「朝陽門」「朱雀門」、「延平門」、「玄武門」の4つの門があり、それぞれの方位を司るとされる「神獣」がデザインされ、ここ横浜中華街を見守っている。この門を中心に「上海路」、「中山路」、「福建路」の他、地名を冠した交錯する路地には500を超える店舗が連なるように建ち並んでいる。横浜中華街における「三大楼」と呼ばれるのは高級中国料理店(広東料理)「萬珍樓」、日本に現存する最古の中国料理店「聘珍樓」、王道の本格北京料理「華正樓」である。よくテレビなどに登場した周富徳は広東料理の料理人・実業家である。またタウン内の一画には主神の三国志の関羽の他に4体の神様を祀る中国式寺院「横浜関帝廟」と世界各地の華僑、華人に信仰されている海の女神「媽祖」と他4体を祀った寺院「横浜媽祖廟」がある。例年、約2千万人が訪れる横浜中華街。コロナ禍で観光客が激減、すべての制限解除を受けSNS等で「顔の見える街」の発信を進めているらしい。挽回となるかどうか。(2204)
 
 
 

 
 
 
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