相模原市南区新磯野に大規模集合住宅「相武台グリーンパーク」がある。既に40年が経過しており、敷地内中央には商店街、細長い公園の周りにはメタセコイア、梅、河津桜、桜(ソメイヨシノ)が四季を彩り地元では花の名所である。駐車場周りには大雨時の雨水を溜め込む「雨水池」がある。その「雨水池」の周りを囲むように30本ほどの「ソメイヨシノ」が植栽されている。今、桜の女王と言われる「ソメイヨシノ」がピーク、クライマックス期を迎え、美しさを大披露してくれている。池に向かって「ソメイヨシノ」の枝がしだれる様に咲くさまは、まるで「ミニ千鳥ヶ淵」のようでもある。今年は桜の開花が一週間ほど早く都内、都下、相模原、座間も満開となって一年でもっと華やかな瞬間を迎えている。残念ながら入学式にはもう葉桜となっているかも知れない。(2303)
港区赤坂に鎮座している乃木希典将軍と夫人を祀る「乃木神社」の「一の鳥居」左手には桜か咲く約920坪の敷地内に「旧乃木邸の家屋」と樹木が多く静寂な「乃木公園」がある。陸軍大将乃木希典の邸宅地であったが遺言で公園として東京市に寄贈され大正2年に開設、今は港区が管理する。園内に3階建の建物があり、地下の天井が直ちに1階の床板となり、1階の天井が2階の床板を兼ねている。将軍の馬小屋というべき立派なレンガ造りの「厩」が残されている。往時の住まい暮らしぶりが窺える。また乃木邸の傍には「乃木大将と辻占い売りの少年像」、「乃木家祖霊塔」がある。旧乃木邸の外観は黒塗りの板張りで飾り気がなく、内部も極めて簡素かつ合理的に造られており、明治期の和洋折衷建築として貴重な建造物である。(2303)。
座間市緑ヶ丘に四季の花で彩られ市民の憩いの場、座間八景の一つとなっている「かにが沢公園」はある。園内は今、梅の花が終わりコブシ、ハクモクレン、ハナダイコン、「ソメイヨシノ」が満開となって樹形をピンク色に染めている。そのような中にひときわ目を惹くのが曼殊沙華が咲く斜面前の花壇に「シャクナゲモドキ」の別名がある「ロドレイア」が濃いピンクの花を開き見頃となっている。「ロドレイア」はマンサク科ロドレイア属の植物で花色はピンクから濃紅色で直径5㎝ほどの花が枝先に房状に集って下向きに咲く独特の花姿である。香港では旧正月の飾りに欠かせない花である。開花期は2~4月、若木のうちはやや花つきが良くないが樹形は立ち性で「シャクナゲ」に似た厚くて丸い葉は冬でも光沢がある濃緑色をしている。(2303)
港区赤坂に乃木希典将軍と夫人を祀る「乃木神社」は鎮座している。創建は大正12年(1923)。地下鉄「乃木坂」駅側にある「一の鳥居」を潜ると3千坪という広大な社域の左側には「赤坂王子稲荷」右手に「乃木会館」がある。「二の鳥居」を潜ると石畳正面に「拝殿」、「幣殿」その奥に神明造りの「本殿」が構えられている。右手に「儀式殿」、「宝物殿」、「参集殿」、「社務所」、「正松神社」が建ち並び、左手には学問の神と崇められた証か「教育の碑」がある。一の鳥居左手には約920坪の敷地の中に「旧乃木邸」の家屋と緑が多く静かな「乃木公園」がある。園内に3階建の建物があり、地下の天井が直ちに1階の床板となり、1階の天井が2階の床板を兼ねている。将軍は馬をこよなく愛し、今も立派なレンガ造りの「厩」が残されている。往時の住まい暮らしぶりが窺える。また乃木邸の傍には「乃木大将と辻占い売りの少年像」、「乃木家祖霊塔」がある。日清・日露戦争を戦った陸軍大将乃木希典を祀っていることから凛とした清浄な空気が流れていた。(2303)