座間市座間に1500年前創建「武相総鎮護」で「相模の飯綱様」の「座間神社」はある。3月に入り気温も上昇し「春よ来いひな祭り」の謳い文句に毎年この時期3/2、3、4の三日間3/3の女の子の節句「ひな祭り」まで供養として納められた「一千体のひな人形」が神社正面に位置する77段の石段に並べ飾られた。石段以外にも本殿、神楽殿、別館ギャラリーにコラボ展として「つるし雛」、江戸期から明治の古い「雛人形」も展示されている。当社がこの「ひな人形飾り」という日本の伝統文化を発信する場としたいという思いが込められている。午後一時から「雅楽舞」が演じられた。また午後、夕方にはライトアップされる。今や少しずつ知名度が上がり開始時間前、雅楽踊りの頃は大勢の鑑賞、見物客でいっぱいであった。(2303)
相模原市南区新磯野に1600世帯という大規模マンション「相武台グリーンパーク」はある。敷地内には商店街、遊具広場、テニスコートの施設、そして数多くの植物、樹木、草花が植栽されている。テニスコートのそばに「河津桜」が3本、商店街一画の小広場前に1本植栽されている。今、枝一杯につけた濃いピンクの花が満開近くに達し河津桜らしい美しさを披露中である。「河津桜」は「カンヒザクラ」と早咲き「オオシマザクラ」の自然交配種で一重で淡紅色の花びらが特徴である。一昨日から18度越えの4月の気温、ここ数日は春の陽気となる予報である。一気に満開となりクライマックスを迎えそうである。「河津桜」からバトンを受けるのが、オカメザクラ、タマナワザクラ、カンヒザクラ、陽光である。そして桜の女王「ソメイヨシノ」が20日頃登場する。いよいよ桜シーズンの到来である。(2302)
相模原市南区新戸地区、寛文2年1659年に築堤された「相模川の堤防」廃堤防跡に「河津桜・あじさいライン」並木道が造られた。約200メートルの間に早咲きの「河津桜」が50本ほど植栽されており満開となる頃は濃いピンク色の美しい「河津桜並木」、圧巻の「桜景色」創り出す。また「河津桜」の樹間に植栽されている数百株近い「アジサイ」が梅雨時は白や紫の花を咲かせ美しく彩られる。当ラインは観光資源として市内唯一の「河津桜の名所」である。50本の河津桜は既に満開の木、まだ蕾を残している木と個体差・開花差があるようであるが6、7分咲きでやっと「河津桜・あじさいライン」の名の通りの桜ライン、桜回廊、桜並木、桜トンネルらしさが見え始めてきた。昨日から4月並みの20度近い気温となり今週末には満開となり、いよいよクライマックス、完成を迎えそうである。(2303)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。約26haの広大な園内にはメタセコイア並木、フランス風庭園、噴水広場、水無月園、植物大温室、ドッグラン、芝生広場など数多くの施設を備えている。「水無月園」を訪れると真ん中の菖蒲田の左側一画に数本の「椿」が植栽されている。白地または淡いピンク地に濃紅の縦絞り、小絞りが入る半八重中輪。ツートンカラーで「蝦夷錦」か「京唐子」のようである。もう一種は真っ赤なツバキで一見「ヤブツバキ」のようである。椿は日本原産の花木で国内で作出された品種は2千種を超える。欧米でも「カメリア」と呼ばれており、椿は日本の書物、万葉集に記述があり、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木である。(2302)