町田市を代表する人気の高い公園といえば「町田薬師池公園」である。薬師池は「新東京百景」、「東京都指定名勝」、「日本の歴史公園100選」に指定選定されている名園である。園内中心部には池があり梅、椿、桜、花しょうぶ、大賀ハス、新緑・紅葉と四季折々の花木で彩られる。今当園を華やか彩っているのが薬師池のそば太鼓橋の向いにある「梅園」である。その「梅園」の周りと民家園の近くある野草260種、万葉植物70種が植えられている「万葉草花苑」に白とピンクの「アセビ」が可愛らしい鈴型、壺型の花姿を披露中である。「アセビ」はツツジ科アセビ属常緑性低木。別名は「馬酔木」(葉っぱを食べた馬が酔っ払ったようにふらふらしたことから付いた名前)、梫木、アシビであるが有毒植物である。丁度今頃、小さなつぼ型の小花が枝先に纏まって咲かせなんとも可愛らしい花である。(2303)




