相模原市南区新磯野に昭和後期に造られた第二次ベビーブームのための「新磯野公園」はある。住宅街の十分な広さの公園で外周には花壇があり四季折々の花が植栽されている。今、「クリスマスローズ」と「すずらん」に似た「スノードロップ」が園内を彩っている。花の時期は早春の2~3月の多年草。花の色は白と緑。草丈は20㎝ほどである。ややうつむき加減に白い可憐な花すがたはまるですずらんのようである。すずらんよりも花期が早く花茎に一輪ずつ花を咲かせる。花は外側に3枚の長い花弁と内側に短い3枚の花弁があり、 内側の花弁には緑の斑があるのが特徴である。クリスマスローズは実はバラの仲間ではなくアネモネやラナンキュラスと同じ「キンポウゲ科」の植物である。花びらの形状がシングル(一重)・ダブル(二重以上)・セミダブル(半八重咲)と特徴がある。こちらも俯き加減に咲く可愛らし花である。(2303)
相模原市役所前から西門交差点まで約1.6Kmに亘って約300本の「ソメイヨシノ」が植栽されている。相模原の桜の名所の筆頭で「さくら通り」と呼ばれている。既に樹齢60年と言われている老木であるが毎年見事な桜景色を披露してくれている。ここは両側から道路を覆うように咲くことから「さくら並木」という表現を超えまさしく「桜回廊」とでも言うべき美しさから「かながわの花の名所100選」の一つに数えられている。今年の都内の桜も続々開花し間もなく満開域を迎えようとしている。神奈川の各所、我が街の相模原も競うように開花しはじめた。相模原随一の「さくら通り」の桜視察に訪れると既に3分咲きとなっていた。「桜回廊」完成への着々と進んでいる。明日以降の気温も20度超えの予報、あと今週末には見頃、満開となる。今年の選挙があるため「桜まつり」は開催されず、5月の「若葉まつり」となり。(2303)
江戸一番の桜の名所と言われている「上野恩賜公園」は400年前の江戸時代「天海僧正」が寛永寺の建立後境内に吉野山から多くの桜の木を移植したことに端を発する。江戸時代から「上野の山」といえば都内でも当代きっての歴史ある「桜の名所」である。広さ35万㎡という公園内一帯には入口に「シダレザクラ」、「ソメイヨシノ」、「オオカンザクラ」、「ヤマザクラ」、「カンヒザクラ」など約1200本の桜が植栽されている。今年はコロナ感染者も減少し、3年振りに「第72回うえの桜まつり」が3/17日から4/9まで開催される。桜を主役として桜の木の下での宴会も解禁となりシート上での花見、酒宴が繰り広げられている。皆が笑顔で賑やかに酒盛り行われていた。この桜まつりは毎年期間内に400万人、週末になると1日30万人もの花見客で賑わうというすざましさである。3月に入って気温が4月並みと高く「600度法則」通り、都内の靖国神社の標本木が一週間ほど早い3/14に開花した。その後ここ上野、千鳥ヶ淵が続々開花。神奈川も横浜、そして我が街相模原も続けて開花した。今週末には満開となって祭りも最高潮に達する。(2303)
「靖国神社」の桜の標本木で3/14日に5輪の花が咲き開花宣言され一週間が経過した。その後も20度近い日が続き開花が進んでいるのニュースにここ千鳥ヶ淵、お堀は如何かと東京メトロ「九段下駅」に降り立つとほのかに桜花の香りが匂いしてお堀一帯は「桜の園」へと衣替え中である。今年はコロナ感染者減少でまもなく開催(3/24~4/4迄)される「千代田さくらまつり」初日辺りが満開となるかもしれない。いよいよお花見の季節到来である。「千鳥ヶ淵公園」、「千鳥ヶ淵緑道」の両エリアに450本の「ソメイヨシノ」(桜)植栽されている。今日も大勢の人が花見に訪れていて美しく咲き始めた桜をスマホ、デジカメに撮り収めている。を桜を主役、舞台としてが行われ大勢の花見客で大賑わいとなっているはずである。しかし昨年に続き新型コロナウイルス感染拡大防止でそのお祭りも中止となった。今、満開域めざしお濠外周、武道館前、靖国通りをそれこそ桜ベールで覆い包みこもうとしている。週末にはここ九段下、お濠、靖国神社は桜景色一色となっているに違いない。(2303)