今、家から一歩出ると甘ったるい香りがほのかに漂いなんとも心地よく癒される。公園や街路樹、個人のお家で満開見頃となってもっとも秋を感じさせるのが「キンモクセイ」(金木犀)でる。この樹木は中国原産、日本には江戸時代に入ってきた。ギオンスタジアムの駐車場、県立相模原公園「グリーンハウス」前、水無月園と実咲ガーデン裏の「モクセイ通り」ではキンモクセイが数百本、白い花のギンモクセイが10本ほど植栽されている。橙黄色の小さな花を木全体、枝に密生させて咲いている。あの花のどこからこの強い芳香は生まれ作られているのだろうか?香りの主成分は「β-イオノン」、「リナロール」、「γ-デカラクトン」、「リナロールオキシド」、「cis-3-ヘキセノール」のようであるが、難しくよくわからない。 この甘い匂い香りが嫌いな人はいないようであるが、あの特有の香りからは「香水」、「アロマテラピー」、そして「エステサロン」などで使われておりリラックス、ストレス解消の効果があるという。しかしこの甘い香りも今月いっぱいが嗅ぎ納めである。(2310)
キンモクセイ

ギンモクセイ

キンモクセイ




ギンモクセイ

