相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

伊勢丹跡地に建つランドマーク「プラウドタワー相模大野クロス」全容!!

2023-10-31 10:37:58 | 建造物
相模原市南区相模大野に唯一の老舗百貨店として営業していた「伊勢丹相模原店」が2019年9月に30年近い歴史に幕を下ろし閉店し四年が経過した。一昨年から始まった取り壊しも完了し伊勢丹の面影は無くなった。この跡地に大手の野村不動産が開発する45階建ての総戸数687戸のタワーマンションを擁す住宅商業複合施設「プラウドタワー相模大野クロス」その全容が明らかとなった。間違いなく大野のランドマーク的存在となる。数日前の朝日新聞にA3サイズ両開きの広告が入っていた。その全容は170mの「高層棟」(地下3階・地上41階)と15mの「低層棟」(地下3階・地上2階)の2棟から構成される。高層棟は大部分が共同住宅で一部商業施設、地域貢献施設となり、低層棟は商業施設、地域貢献施設(保育所を想定)、駐車場となる。尚、敷地面積は敷地面積約10,187㎡、新建物の延べ面積は約85,000㎡。住宅は分譲マンション「プラウドタワー相模大野クロス」として、'25年11月上旬に竣工予定。9月16日に予約制のモデルルーム案内会を開始し、今秋11月より販売を予定。その販売価格は3900~26900で主なタイプ別にはDtype=62.32㎡が6,000万円、J2type=62.32㎡が6,800万円、 Stype=90.27㎡が11,800万円、PAtype=115.86㎡が23,400万円である。まさしく「億ション」であり富裕層にしか手の出ないこの代物、果たしてどの様な売れ行きとなるか目がさせない。(2310)
現在二基のクレーン車が待機~取り壊し完了
 
 
 
2025年秋には完成
 
 
 
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関東地方の標式遺跡、国指定史跡「勝坂遺跡公園」を訪ねて!!

2023-10-31 07:28:34 | 史跡・遺跡
相模原市南区磯部勝坂に当地区の「勝坂大尽」と呼ばれた「中村家」の農地から大正15年(1926)に約5000年前の縄文時代中期の大集落跡が発見され関東地方の標式遺跡、国指定史跡となった「勝坂遺跡公園」はある。大山柏考古学者が発掘・発見の縄文土器は立体的な装飾の文様や顔面把手など希少特徴があり縄文時代中期の目安、貴重性が認められ「勝坂式土器」と命名された。同時に発見された多くの「打製石斧」も土を掘る道具と考えられ縄文時代において農耕の可能性を示すものとして注目を浴びた。昭和48年(1973)の発掘で発見された集落の一部2ha「勝坂遺跡D区」が昭和49年、55年、59年に国の史跡として順次指定された。D区の東方、谷を隔てた台地に位置する「勝坂遺跡A区」では平成17(2005)年の発掘調査で発見された集落の一部、磯部字中峰2097番1ほか3,797㎡が平成18年に新たに追加指定となった。勝坂遺跡周辺は起伏に富んだ自然の地形に緑豊かな斜面樹林や湧泉など、縄文人が長く暮らし続けた豊かな自然環境が今なお残っている。遺跡はA~Dの各区に分けられ、その総面積は5万㎡を超える。平成21年に「大自然の中の縄文時代を体感」できる「勝坂遺跡公園」が完成した。園内には縄文集落が再現され「土葺き竪穴住居」「笹葺きの竪穴住居」の2棟と周辺には竪穴住居廃絶後の「窪地」、「縄文生活林」、「埋没谷」なども復元された。また公園西側「勝坂遺跡D区」の一角に海老名の「有鹿神社」の「奥宮」として有鹿比女命が祀られ鎮座する。この公園がかつての縄文人が農耕生活、暮をしていた場所であったかと思う当園は「古代ロマン」に満ち溢れている。(2310)
 
 
 
 
 
有鹿神社「奥宮」
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