相模原市南区新戸に鎮座する「本鏡山常福寺」裏門の一画に「ヤナギバルイラソウ」(柳葉ルイラ草)が数株あり今、数十輪ほど紫色の5弁花を咲かせている。別名は「ムラサキイセハナビ」、「ヤナギバスズムシソウ」である。キツネノマゴ科のルイラソウ属。メキシコ原産の外来植物で帰化植物。草(花)丈90~100㎝ほどあり葉は対生し線形~披針形で長さ10~30㎝。ヤナギのような細長い葉脈は紫色を帯び縁には鋸歯をつけている。花は葉腋からでた花茎の先につき、漏斗型で先は5裂、淡青紫色で径約5㎝ほど。花期ちょうど今頃で11月まで咲く。この花は芙蓉と同じく一日花で夕方になるとめしべを残し花がするりと落ちる短命である。(2310)
日産自動車、時代を映す「名車400台」が座間の記念庫において「日産ヘリテージコレクション」として展示大公開されている。日産のHPでは「これまでに日産自動車が長きにわたり生み出してきたクルマ一台一台が、日産の大切な宝物であり、新しいクルマを開発したり、時代のニーズやお客さまの声を大切にする原点となっています。その中でも、現行車につながるものや技術的革新をもたらしたもの、モータースポーツで活躍したもの、歴史上エポックメイキングなものなどをはじめとする記念車を日産の歴史を物語る貴重な財産として大切に保管しています。日産ヘリテージコレクションは日産自動車が今までに生産してきたクルマ、技術力、デザイン力の全てがつまったまさにNISSAN DNAそのものです」と。古いものでは1930年代の生産車から歴代のレースカーまで、日産のオンロード、オフロード両面の歴史を物語る車両など総勢約400台の記念車を所蔵、展示スペース約5,600㎡の記念庫には常時約300台を展示されている。メンテナンスも十分に行われ車両の約70%は走行可能な状態、またクルマの心臓であるエンジンもいつでもかかる状態に整備しているとのこと。日産の90年の歴史を物語る貴重なコレクションは素晴らしいもので車好きの人、カーマニアには堪らない車の記念庫である。(2310)
歌手兼レーサ近藤正彦さんのサインあるマーチ
歌手兼レーサ近藤正彦さんのサインあるマーチ
座間市栗原に「座間の水源地」でもあり「座間八景」の一つにも選ばれ自然環境が保全され市民のオアシス的存在となっている「芹沢公園」はある。面積は約16haと座間市立公園では最も大きい公園で園内には広場や小川や樹林、遊具コーナー、ファミリーコート、わんぱく遊び場、ローラー滑り台、ジョギングコースがある。特に「桜」、「アジサイ」、「ハナショウブ」は四季の中でも特に美しい。北側コスモス園の先の遊歩道右側に10本近ほど植栽されている夏を代表する花木として親しまれている「フヨウ」が100輪以上も優雅な白とピンク大輪の花姿を惜しげもなく披露している。「フヨウ」はアオイ科 / フヨウ属(ヒビスクス、ハイビスカス属)の落葉低木。近縁種に「ムクゲ」やフヨウ属の「ハイビスカス」がある。秋を少し感じるようになった今、まだ蕾も数多くスタンバイしているのでもうしばらくは楽しめそうである。(2309)