相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

海老名市「社家駅」一帯に鎮座している寺社を巡撮!!

2024-12-23 12:33:01 | 寺院
茅ヶ崎と橋本を結ぶJR「相模線」、厚木駅の次駅に何となく寺社に関係がありそうな駅名の「社家駅」がある。「社家」という地名は江戸時代に高座郡社家村成立。明治元年(1868)に社家村、明治22年(1889)町村制施行により高座郡有馬村大字社家となる。この社家の地名の由来は当地に数多くの神職が居住していたことに由来する。「社家」とは日本の身分の一つ。 代々特定神社の神職を世襲してきた家(氏族)のことを指すようである。代々特定神社の神職を世襲してきた家(氏族)のことである。社家は奉職する神社の近くに家を構えることが多く、社家の家が集まった所は「社家町」と呼ばれた。昔はもっとあったのかも知れないが、相模線社家駅付近には神社は1つ「三島社」と宮は「中野八幡宮」の2社である。神社と宮の違い、「神社」は神様を祀る施設のことで、「宮」とは御屋とか御家とかいて高貴な方の住まわれる家、つまり天皇や皇族の住まわれる屋敷のことである。明治期における宮は「天皇」や「皇族」をお祀りしている神社のことである。社家駅のお隣の「宮山駅」が最寄り駅で高座郡寒川には相模國一之宮と称され、全国唯一の八方除の守護神として約1600年の歴史を持つ「寒川神社」があることは有名である。特に46号線(神奈川県道相模原茅ヶ崎線)沿いに多くの寺社が鎮座している。まず最初に目につくのは「山王社・稲荷社」、その先に社家の寺社の中で寺域も広大で最も寺格の高さから言えば日蓮宗寺院の「常在寺」、「明窓寺」、社家の代表神社の「三島社」、「法閑寺」、「浄光寺」、「東林寺」、「相模大堰」に近い中野には「盛福寺」と「中野八幡宮」が鎮座している。(2412)
 
常在寺
 
三島社
 
相模大堰
 
中野八幡宮
 
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源吾上人が開山の「源吾山顕正寺」

2024-12-23 07:29:27 | 寺院
相模原市麻溝台に日蓮宗寺院「源悟山顕正寺」は鎮座している。当寺は明治30年(1897)に開山で130年近い寺歴を誇る。本尊は釈迦牟尼仏。当寺は病気平癒を祈った「源吾上人」が観音様のお告げを受け山梨県の身延山日朝堂にて修業の後、故郷へ帰る時、東の方へ千箇寺参りをせよのとのお告げからここ下溝の地へ来られた時に篤信の信者を得て留まり開山という経緯を辿る。「山門」より入山すると入り母屋造りの「大本堂」、左前には「敬信殿」がある。堂内は「鬼子母神」、境内には鐘楼が建ち、一角に「金龍弁財天」が祀られている。(2412)
 
 
 
 
 
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