相模原磯部頭首口の近くに鎌倉時代に曹洞宗を開いた道元の流れをくみ、下溝の「天応院」の末寺で曹洞宗の寺院「磯平山能徳禅寺」は鎮座している。創建は室町時代の末期(1500年頃)である。本尊は如意輪観音である。禅寺の「山門」の脇には強臭の野菜を口にしたものは清浄な寺内に立ち入ること許さない「不許葷酒入門」という戒壇石に刻む句がある。「山門」より入山すると手前に「鐘楼」、境内正面に入り母屋造りの「大本堂」、左手のやや小高い丘には白い「観音像」が寺域を見守る様に建てられている。(2401)
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