横浜随一の眺望「港の見える丘公園」

横浜市中区山手町に都市公園横浜港を見下ろす小高い丘に横浜ベイブリッジを望む絶好のビューポイントで横浜随一の眺望といわれる「港の見える丘公園」はある。幕末に横浜が開港した際に英国と仏国軍が当地に駐留した。日本初のフリーメイソンのロッジも置かれ、太平洋戦争後も米国軍など進駐軍がこの地を接収した。接収が解除後、横浜市が公園用地として整備し、風致公園として昭和37年(1962)として開園。間もなく60年となる。名称は戦後の流行歌「港が見える丘」に由来し、面積57,765㎡の園内にはアーチ型の屋根がある「展望台」、横浜でも有数といわれる「ローズガーデン」、「大佛次郎記念館」、「神奈川近代文学館」、山手西洋館の「イギリス館」、｢フランス山｣などがあり「山手の観光コース」からは外せない公園である。(1904)