「横浜ランドマーク」のそば「みなとみらい21地区」の石造りドッグに停泊しているのが白い船体の4檣バーク型帆船、その美しい姿から、「太平洋の白鳥」や「海の貴婦人」などと呼ばれていた「日本丸」が停泊している。この帆船は1930年に商船学校の訓練帆船として建造されシアトル航路に華々しくデビューした。「日本の海の王者にふさわしい船にしたい」という我が国の海運に寄せる期待を込めて「日本丸」と命名された。定員は138名、全長97m、総トン数は2278t、総帆数は29枚、最高マストの高さは水面から46m。太平洋戦争後も現存する貨客船として、約半世紀に亘って地球を5.4周もする活躍をした日本丸帆船は数多くの実習生(海の若人)を育て1984年(昭和59年)に引退した。航海練習船としての役割は「日本丸II世」が引き継ぎ、姉妹船として「海王丸」がある。2017年(平成29年)に国の重要文化財に指定された。(2204)
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