相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
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曽我に曽我兄弟の菩提寺「稲荷山城前寺」

2020-02-19 09:27:07 | 寺院
小田原市曽我谷津の小丘に浄土宗増上寺末で曽我兄弟の菩提寺「稲荷山城前寺」はある。建久4年(1193)創建。本尊は阿弥陀如来(=孝行阿弥陀仏)。当寺は富士裾野で兄弟が父親の仇工藤祐経を討を果たした後、叔父「宇佐美禅師」が兄弟の菩提を弔うためにこの地に庵を結んだのが始まりである。曽我兄弟は祐経によって父祐通(祐泰)が殺されると母の再婚相手曽我祐信のもとに預けられたことで「曽我」を名乗ったとされる。寺名も「曽我城」の大手門が前にあったことから「城前寺」とした。寺門より石段を上ると左手に地蔵、「山門」がありその前に「阿弥陀像」、正面に「本堂」がある。「本堂」北側に曽我十郎・五郎、養父曽我祐信・実母満江御前の4基の「五輪塔」、その他に坪内逍遥筆の「曽我兄弟遺跡碑」「高浜虚子句碑」、兄の十郎が恋人である虎御前を偲び腰を掛け笛を鳴らしたといわれる「「忍石」などがある。相模の武将「曽我兄弟の寺」「曽我の傘焼きの寺」(暗夜ため傘を燃やして松明とした)として古くから有名である。(2002)
 
 
 
 
 




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