相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「小栗堂」と言われている「長生院」

2018-12-29 08:33:23 | 寺院
時宗総本山「遊行寺」の「本堂」脇のやや細い道を上っていくと浄瑠璃で名高い「小栗判官」と「照手姫」ゆかりの寺で「小栗堂」と言われている「長生院」はある。応永29年(1422)常陸小栗の城主「判官満重」は足利持氏の攻めにより落城、その子「判官助重」が家臣11人と三河に逃げ延びる途中にここ藤沢で横山太郎に毒殺されかけた時、妓女「照手」が「助重」一行を逃がし「遊行上人」に助けられたことでゆかりが深い。その後に「助重」は家名を再興し「照手」を妻にした。助重の死後に「照手」は長生尼として助重と家臣11人の墓を守り続けここ「長生院」で余生を送ったとされている。「小栗堂」裏手の「墓所」を訪ねてみると「小栗判官の墓」、「照手姫の墓」と「小栗判官眼洗いの池」があり、その脇に名馬「鬼鹿毛の墓」までもがある。(1812)






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