伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

スクール オブ デザイン

2007-02-05 08:11:13 | 実用書・ビジネス書
 職業としてのデザインについての格言的なアドヴァイスとか心得的なことをグラフィックデザインと見開きで並べた本。
 プロとしての自覚を求めて「デザインで夢を与えていますか?」(148頁)とか、本当は嫌だと感じながら「楽しい」と自分に言い聞かせるより嫌なことは嫌だと思い続けた方がいい、嫌だから早く終わらせたいと考えた方がいい(316頁)とか、締切は味方(188頁)とか、フリーだと誰もダメ出ししてくれない(186頁)とか、自営業者としてはいろいろと思うところのある言葉が並んでいます。
 ただ、4人の分担があるんでしょうけど、諦めというか長い物には巻かれろ的なものもあって、客商売としてはそういう面も当然あるわけですが、今ひとつ気持ちよくない。付いているグラフィックもなんか私にはピンと来ないし。
 全部英訳が付いていますけど、日本語を先に作って英訳しているので、なんとなくこなれてない感じ。何のために英文を付けているのかもわかりません。


古平正義、平林奈緒美、水野学、山田英二
誠文堂新光社 2006年9月20日発行
コメント
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