アイドル研究会所属の20歳男子学生のところに、従兄の博士から送られてきた美少女メイドロボットが、ご主人様に奉仕したり助けたりしつつ、殺人事件や誘拐事件、アイドルのストーカー事件を推理して解決する小説。アキバ系オタクの願望・妄想に沿った物語。
たぶん、オタク系の若者のニーズにこたえるために何でも言うことを聞く美少女メイドロボットという設定をしたけど、いちゃいちゃさせてその願望を満たすだけでは話が持たないこともあって探偵物にしたってところでしょう。
持ち歩いて読むにはかなり恥ずかしい。
読んでいる間は、当然作者は30代、初出は「アニメージュ」とか、でなきゃWEB小説なんて思っていたんですが、巻末の記載を見てビックリ。初出の媒体が「別冊文藝春秋」で、作者が私より年上の50代って・・・。文藝春秋を手に取る世代にもオタクニーズが結構あるんでしょうか。美少女ロボットよりも、その点に頭がクラクラします。
竹本健治 文藝春秋 2007年1月30日発行
たぶん、オタク系の若者のニーズにこたえるために何でも言うことを聞く美少女メイドロボットという設定をしたけど、いちゃいちゃさせてその願望を満たすだけでは話が持たないこともあって探偵物にしたってところでしょう。
持ち歩いて読むにはかなり恥ずかしい。
読んでいる間は、当然作者は30代、初出は「アニメージュ」とか、でなきゃWEB小説なんて思っていたんですが、巻末の記載を見てビックリ。初出の媒体が「別冊文藝春秋」で、作者が私より年上の50代って・・・。文藝春秋を手に取る世代にもオタクニーズが結構あるんでしょうか。美少女ロボットよりも、その点に頭がクラクラします。
竹本健治 文藝春秋 2007年1月30日発行