アール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャの解説付き画集。
ミュシャといえば、サラ・ベルナールの演劇のポスターが有名で、それと装飾用パネルの連作を中心に紹介されるのが普通のパターンですが、この本では、ミュシャの出版した本「主の祈り」「装飾資料集」「装飾人物集」を中心に紹介しています。後の2つはイラスト集で、これを見ていると、改めて、ミュシャは「画家」というよりもイラストレーター、商業デザイナーとして成功した先駆者だなと感じます。線の整理されたポスターからの印象とは少し違うデッサンの作品を多数見られただけでも、私としては収穫でした。
島田紀夫 六耀社アートビュウシリーズ 1999年12月10日発行
ミュシャといえば、サラ・ベルナールの演劇のポスターが有名で、それと装飾用パネルの連作を中心に紹介されるのが普通のパターンですが、この本では、ミュシャの出版した本「主の祈り」「装飾資料集」「装飾人物集」を中心に紹介しています。後の2つはイラスト集で、これを見ていると、改めて、ミュシャは「画家」というよりもイラストレーター、商業デザイナーとして成功した先駆者だなと感じます。線の整理されたポスターからの印象とは少し違うデッサンの作品を多数見られただけでも、私としては収穫でした。
島田紀夫 六耀社アートビュウシリーズ 1999年12月10日発行