ATMについて基本的な事項、機器の特徴、メンテナンス・警備・現金装填等の管理、遠隔監視、顧客からの問い合わせへの対応等について、説明した本。
入金された紙幣・硬貨を取り扱う部分には、入出金部(投入・受取口)、一時保留部(取引中止等の際の返却のため一時的に置いておく場所)、監査/鑑別部(紙幣・硬貨の真贋、金種、流通可能かの判断)、スタッカ(紙幣・硬貨の貯蔵場所)、リジェクト庫(流通不可と判断された紙幣等の格納場所)、取り忘れ回収庫(顧客が取り忘れて帰った紙幣等の格納場所)など様々なパーツが有り、まれに機内の搬送路などに紙幣が残留して正しい金額の紙幣枚数が手元に出ていないこともある(その場合は、一連の手続における詳細を説明した上、丁重にお詫びするように指示されています)ということです(166ページ)。ATMでトラブルがあって、入金や出金が中断したり、ましてや通帳やカードが機械に飲まれたままだと、その場で足止めされて長時間待たされることになります。私も一度だけですが、経験があります。運営会社側からすればどうしようもないのでしょうけれども、顧客側ではまったくの災難で、どうにかならないものかと思います。
設置スペースとコストの問題などから、コンビニ型のATMでは通帳が利用できず硬貨も取り扱えないことが多く、顧客の要望では通帳利用を求める声が多いのですが、今後通帳や硬貨が利用できるATMが増加することは期待できそうにないようです。
日本ATM株式会社編著 一般社団法人金融財政事情研究会 2020年3月26日発行
入金された紙幣・硬貨を取り扱う部分には、入出金部(投入・受取口)、一時保留部(取引中止等の際の返却のため一時的に置いておく場所)、監査/鑑別部(紙幣・硬貨の真贋、金種、流通可能かの判断)、スタッカ(紙幣・硬貨の貯蔵場所)、リジェクト庫(流通不可と判断された紙幣等の格納場所)、取り忘れ回収庫(顧客が取り忘れて帰った紙幣等の格納場所)など様々なパーツが有り、まれに機内の搬送路などに紙幣が残留して正しい金額の紙幣枚数が手元に出ていないこともある(その場合は、一連の手続における詳細を説明した上、丁重にお詫びするように指示されています)ということです(166ページ)。ATMでトラブルがあって、入金や出金が中断したり、ましてや通帳やカードが機械に飲まれたままだと、その場で足止めされて長時間待たされることになります。私も一度だけですが、経験があります。運営会社側からすればどうしようもないのでしょうけれども、顧客側ではまったくの災難で、どうにかならないものかと思います。
設置スペースとコストの問題などから、コンビニ型のATMでは通帳が利用できず硬貨も取り扱えないことが多く、顧客の要望では通帳利用を求める声が多いのですが、今後通帳や硬貨が利用できるATMが増加することは期待できそうにないようです。
日本ATM株式会社編著 一般社団法人金融財政事情研究会 2020年3月26日発行