著者紹介で「自律神経研究の第一人者」とされている著者が、主として自律神経の乱れを回避するという観点から生活習慣について助言する本。
朝食を抜くと自律神経のバランスが乱れてしまい、その状態を引きずったまま1日を過ごすことになると、強調されています(31~33ページ)。一度乱れた自律神経をリカバーするのは容易なことではない、今日は何をやってもうまく行かない日は、朝食を抜いたことが原因になっていることが多いとも(同)。一度乱れた自律神経が元通りになるまでだいたい3時間かかる(122ページ)、怒りによっても自律神経は乱れ、ほんの数分瞬間的に怒鳴ったことでその後の3時間をひどいものにしてしまうとか(同)。著者は怒りそうになったら「ゆっくり話す」「階段を1階分上り下りする」ことを推奨しています(120~127ページ)。う~ん、健康というよりも、仕事の効率や一日をよりよく過ごすために、心がけたいところです。著者は、怒らないために他人に期待しない、他人を信じないということも言っています(168~175ページ)。さすがにそこまでは…とも思いますが。
ストレスの9割は人間関係から来る(191ページ)、著者は他人の評価を人前で口に出さないことにしている、第三者の話題が出たら「よく知らないんです」と言うようにしている(同)というのも見習ってみたい気がします。
50~64歳の人では睡眠時間が8時間以上の人は記憶力と意思決定能力が低下する、50歳を過ぎると「寝過ぎ」にも注意が必要(195ページ)、寝だめでは睡眠不足は解決しない、長すぎる睡眠はかえって体に疲労を蓄積させ倦怠感が増す(226ページ)って…特に週末の惰眠、二度寝、三度寝の快楽に身を任せている私には耳が痛い (@_@)
家庭では小言が始まったら皿洗いをしよう(209~211ページ)というのは、夫婦円満のためにはいいアイディアのように思えます。しかとすんなって、言われないように気を配りながらできれば、ですけど…
タイトルで予想したよりは、おちゃらけた話ではなく、参考になりそうな情報が多くあったと思います。
小林弘幸 小学館新書 2020年2月4日発行
朝食を抜くと自律神経のバランスが乱れてしまい、その状態を引きずったまま1日を過ごすことになると、強調されています(31~33ページ)。一度乱れた自律神経をリカバーするのは容易なことではない、今日は何をやってもうまく行かない日は、朝食を抜いたことが原因になっていることが多いとも(同)。一度乱れた自律神経が元通りになるまでだいたい3時間かかる(122ページ)、怒りによっても自律神経は乱れ、ほんの数分瞬間的に怒鳴ったことでその後の3時間をひどいものにしてしまうとか(同)。著者は怒りそうになったら「ゆっくり話す」「階段を1階分上り下りする」ことを推奨しています(120~127ページ)。う~ん、健康というよりも、仕事の効率や一日をよりよく過ごすために、心がけたいところです。著者は、怒らないために他人に期待しない、他人を信じないということも言っています(168~175ページ)。さすがにそこまでは…とも思いますが。
ストレスの9割は人間関係から来る(191ページ)、著者は他人の評価を人前で口に出さないことにしている、第三者の話題が出たら「よく知らないんです」と言うようにしている(同)というのも見習ってみたい気がします。
50~64歳の人では睡眠時間が8時間以上の人は記憶力と意思決定能力が低下する、50歳を過ぎると「寝過ぎ」にも注意が必要(195ページ)、寝だめでは睡眠不足は解決しない、長すぎる睡眠はかえって体に疲労を蓄積させ倦怠感が増す(226ページ)って…特に週末の惰眠、二度寝、三度寝の快楽に身を任せている私には耳が痛い (@_@)
家庭では小言が始まったら皿洗いをしよう(209~211ページ)というのは、夫婦円満のためにはいいアイディアのように思えます。しかとすんなって、言われないように気を配りながらできれば、ですけど…
タイトルで予想したよりは、おちゃらけた話ではなく、参考になりそうな情報が多くあったと思います。
小林弘幸 小学館新書 2020年2月4日発行