Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

不覚の眠り

2013年04月10日 23時20分44秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は風もなく、すごしやすい天気の一日。久しぶりにみなとみらい地区まで出かけて、講座を聴いてきた。お昼は天気に誘われるように外を歩いていたら、蕎麦屋が目についた。お昼はいつもコンビニのおにぎりひとつか、安いコーヒーのチェーン店でアンパンひとつ程度で平均して300円位。いたっていい加減なものだが、本日はお蕎麦に誘われてしまった。みなとみらい地区で蕎麦屋が単独で店を出しているのも珍しかった。大きなビルの中の店のひとつとしてではないので、興味をそそられた。メニューを見ても取り立てて高そうなわけでもないので入ってみた。
 サラリーマンでかなり混んでいて、店の周りを一周して様子を見て再度並んでみた。それでも5分ほど待っただけで席に着けた。注文したものはナスとオクラ、カボチャ、ゴボウといった野菜の素揚を温かい汁につけて食べるセイロ。商品名は忘れてしまった。しかしとてもおいしかった。オクラの素揚が珍しかったし、その他の野菜もおいしくいただけた。いい蕎麦の香りがした。私でも香りがわかった。汁もカツオと昆布の味が程よく合格点。蕎麦湯もとろみがかなりあって嬉しかった。880円也は今の蕎麦の値段の水準からは特に高いとは思わなかったものの、昼食代としては久しぶりに高価になってしまった。これは当分お昼はもっと節約しなくてはいけなくなってしまった。
 近くの企業のサラリーマンが多数であったが、ここら辺は大企業ばかりで、昼食の1回あたりの単価も高そう。各ビルの前にお昼時に路上で売っているお弁当屋さんの単価も500円以上が主流のようで、関内や新横浜近辺の相場に近そうだ。横浜駅近辺などに較べるとやはり高い。また飲食店でのランチも800円から1000円位が主流のようだ。企業間の賃金格差が拡大する一方なのを象徴しているようだ。テレビでの報道では最近300円を切る弁当が出ているようで、サラリーマンのふところ事情はかなり厳しい。
 同時にいつも感じるのだが、お昼時、皆さん実によく食べる。カツ丼や唐揚丼に蕎麦のセットなどのセットものの注文が圧倒的だ。たくさん食べるということ自体は、見ていて気持ち良いくらいで、違和感は無い。ただ、とても野菜の摂取量が少ないのと穀物の量が極めて多いのが気になる。野菜といえば付け合せの漬物程度でそれには箸をつけない人がほとんど。私も野菜の素揚ばかりだったし、普段は昆布のおにぎりやアンパンであるから偉そうに言えないが、みんな肉と穀物ばかりだ。
 私は、夜に大量の野菜を摂取しているが、しかし夜の居酒屋では来店者の注文の多くは肉が主流だ。そしてその後、穀物を実によく食べる。お昼と夜に取る穀物の量は、すごいと思う。穀物を大量に取るのは古代から日本では顕著なことではあったらしいが‥。野菜の値段が高くなってしまったのが原因かもしれないが、いつからこんなに日本では肉と穀物ばかりで、野菜が放逐された食事になったのだろうか。
 路上販売のお弁当を覗いてみても、コンビニのお弁当も野菜はほんの申し訳程度に添えてあるばかり。肉と大量のご飯が主体だし、それが喜ばれている。野菜中心のおかずの弁当はまず無い。野菜が高いのと手間がかかるのが難点なのだろうか。
 
 午後は200円のコーヒー1杯で2時間ほどの読書タイム。紅茶にしたほうが良かったと途中から反省。最近は優柔不断というか、つまらない後悔ばかりを繰り返す。それが頭にこびりついて数時間抜け出せないときがある。チョット用心しなくてはいけないかな?

 さて、夕方からルーベンス展の感想を書こうとスキャンなどをしているうちに夕食時間となり、再開した途端に眠気が襲ってきて不覚にもダウン。つい先ほど目が覚めた。この感想を書かないと、何か宿題をしていないようで落ち着かない。特に立派な感想が書けるわけでもないが、それでもせかされているような感じだ。
 明日の夜に再度挑戦してみよう。