Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

特に予定の無かった一週間

2013年04月18日 22時10分21秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日の白石ほかの旅行以外では、月曜の退職者会の幹事会をのぞいて今週は予定が入っていなかった。6ヶ月ぶりにのんびりとした一週間である。明日も予定は入っていない。土曜日に退職者会の年に一度の総会がある。

 昨日の旅行のまとめは本日の午前中に終わったので、明日は特に差し迫った予定はない。ルーベンス展の感想をあと1回書こうと思っているが、まだまとまらない。ということで、明日はのんびりと読書ならびに部屋の片づけを少ししようかと考えている。どの程度できるかはまったく想定も出来ないのだが‥。

明日は一転、気温がかなり低くなるとの予想。

白石川一目千本桜、白石城・船岡城址公園の桜、村田町の印象

2013年04月18日 14時20分08秒 | 山行・旅行・散策
 昨日パック良好で巡った桜の名所と村田町の印象を写真で。4月の14日日曜日が満開ということで、大変な混雑だったようだが、この日も十分に満開の桜を満喫できた。風が強く、生暖かな気温。散り始めたばかりの様子だった。

白石城
 言わずと知れた仙台伊達藩の片倉家の代々の領地に立つ白石城。桜の名所であることは知っていたが初めて訪れた。山行で二度、温泉で一度白石蔵王駅に降り立ったことがあるが、桜の季節は初めて。新幹線の駅前はいつも明るいが商店はなくさびしい。駅前にドンとパチンコ店が異様に目立つのがさびしい。東北本線の白石駅まで行けば商店も並ぶのだが‥。駅の中のこけしの展示場はなかなかいい。蕎麦店では温麺もメニューに入っているのはさすが。一度だけ食べたことがあるがこれが結構おいしい。今回は昼食付のバス旅行なので、食べなかった。

            


白石川一目千本桜
 大川原町から柴田町にかけての白石川の堤防約8キロにわたり1260本のソメイヨシノが咲く。川に向かってのびのびと枝を張ったソメイヨシノの連続は圧巻と言われている。ここも初めて訪れた。見事だが遠景で全体を写真に撮影するのはなかなか技術もいるようで、あきらめた。しかし川幅も広く、のびのびとした景色はうれしい。
 霞んで蔵王連山の残雪を見ることができなかったのは残念だった。

                  

船岡城址公園
 以前に秋に訪れ菊花展を見たような記憶があるのだが、はっきりしない。仙台までJRで480円ということなので、そんなに遠い距離ではない。学生時代にでも訪れてみたかったと反省。ここは仙台の伊達騒動の当事者原田甲斐の領地だったところで今では「樅ノ木は残った」展望台がある。この伊達騒動を扱った大河ドラマが1970年だったそうで、私が大学に入学して仙台に住み始めた年だ。大河ドラマにまったく興味が無かったのでまるで印象に残っていない。
 白石川の一目千本桜の遠景が大変美しい。またレンギョウやコブシも見ごろで、東北の桜の季節の特徴を十分に味わうことができた。

                  

蔵の町村田町
 村田町を訪れるのも初めて。たった45分程度の寄り道であまりに短い滞在であった。寄った「やましょう記念館」での案内だけだったが、この地で江戸時代に紅花が栽培され、京・江戸に販路を広げていたのはまったく知らなかった。紅花=山形という固定観念にとらわれていた。
 近くの酒屋に飛び込み、地酒を探したが仙台で幾度か飲んだ「乾坤一」というお酒が生産されているとのこと。ところが高級な4合ビンで3000円以上のお酒しか置いていないとのことで、断念。村田町の振興策としてつくったという小麦焼酎4合ビン1400円也を購入して帰りの新幹線のなかで飲んだ。

            

 小麦焼酎
   

 小麦の焼酎はこれまでお目にかかったことはない。初めて味わうことになった。帰りの新幹線で飲むこととし、白石蔵王駅に戻ったところで駅の売店でツマミとして「焼き紫蘇巻き」と「ビーフジャーキー」、および水割り用の水を購入した。
 まずストレートで飲んでみたが、いつもの芋焼酎とは違いまろやかな感じで喉に抵抗がない。香りや特有の味わいが特徴ではないのがわかる。かといって米や麦、蕎麦焼酎よりも飲み易いかというとそれほどの差は感じない。お湯がなかったのでお湯で割ったときの香りは不明だったが、水割りはとてもいい具合だった。そしてビーフジャーキーの強い味よりも焼き紫蘇巻きがツマミにぴったりだったような気がした。なかなかいけると思った。癖のない感じなので、そこでは好き嫌いが分かれそう。個性が無いといえば言えるかもしれない。しかし新たな挑戦という心意気を十分感じた。


 訪れるところがてんこ盛りのツアーであり、村田町ではもう少し滞在時間が欲しいところ。しかし桜は十分満喫した。