先日購入した江戸味噌、どのような味がするかためしに米ナスの輪切りに塗って焼いてみた。田楽味噌と較べるために両方使った。
まず田楽味噌、これはよく使うもので甘味が強く感じられていつもの味。焼いても艶がある。江戸甘味噌は焼くと艶はなくなる。しかしほんのりと甘く、塩味は感じられない。しかしコクがあるというか、ねっとりした感じが口に広がりとてもおいしく感じられた。
この江戸甘味噌はどんな料理に使うのか、わからないのでいくつかのメーカーのホームページを調べたら、まずは牡蠣の土手鍋や鯖の味噌煮などが出てきた。味噌汁には赤味噌とあわせ味噌とするのがいいとのこと。
生の野菜につけて食べてもいいようだ。塩分が普通の味噌の約半分の6%とのことだ。これもうれしい。お酒のつまみとしても何か考えてみようと思う。
調べてみると「たっぷりの糀を使った甘みと、少ない塩分を特徴とした江戸甘味噌は、将軍家出身地の三河「八丁味噌」の旨みと、京都「白味噌」の上品さを兼ね備えた味噌として、江戸中期に開発され、以来、江戸・東京の代表的な味噌として長く庶民に愛好された」「原料は大豆1に米が2(普通の辛口味噌は一対○・八)で、米麹をたっぷりと使う。仕込み温度は50℃と高温で熟成させることから、微生物の増殖は抑えられ、もっぱら米麹の酵素作用によって原料に含まれるデンプンやタンパク質が分解され、独特の風味が醸成される。普通の辛口味噌の塩分は12%前後だが、江戸甘味噌は6%と半分に抑えられ、特有のしっとりとした柔らかな舌ざわりが生まれる」「江戸甘味噌は通常の倍以上の米糀を使うため、第二次世界大戦中には賛沢品という理由で生産が禁止され、昭和27年に生産が解禁になった時には、大豆の配合割合が多い辛口味噌(仙台味噌、信州味噌)にとって変わられ、庶民の生活からはすっかり忘れられた存在となっていた」とのこと。
戦争は日本人の舌まで変えてしまったということだ。
その他のレシピも調べて少ない量だが、折角購入したこの味噌を楽しく味わうことにしよう。
まず田楽味噌、これはよく使うもので甘味が強く感じられていつもの味。焼いても艶がある。江戸甘味噌は焼くと艶はなくなる。しかしほんのりと甘く、塩味は感じられない。しかしコクがあるというか、ねっとりした感じが口に広がりとてもおいしく感じられた。
この江戸甘味噌はどんな料理に使うのか、わからないのでいくつかのメーカーのホームページを調べたら、まずは牡蠣の土手鍋や鯖の味噌煮などが出てきた。味噌汁には赤味噌とあわせ味噌とするのがいいとのこと。
生の野菜につけて食べてもいいようだ。塩分が普通の味噌の約半分の6%とのことだ。これもうれしい。お酒のつまみとしても何か考えてみようと思う。
調べてみると「たっぷりの糀を使った甘みと、少ない塩分を特徴とした江戸甘味噌は、将軍家出身地の三河「八丁味噌」の旨みと、京都「白味噌」の上品さを兼ね備えた味噌として、江戸中期に開発され、以来、江戸・東京の代表的な味噌として長く庶民に愛好された」「原料は大豆1に米が2(普通の辛口味噌は一対○・八)で、米麹をたっぷりと使う。仕込み温度は50℃と高温で熟成させることから、微生物の増殖は抑えられ、もっぱら米麹の酵素作用によって原料に含まれるデンプンやタンパク質が分解され、独特の風味が醸成される。普通の辛口味噌の塩分は12%前後だが、江戸甘味噌は6%と半分に抑えられ、特有のしっとりとした柔らかな舌ざわりが生まれる」「江戸甘味噌は通常の倍以上の米糀を使うため、第二次世界大戦中には賛沢品という理由で生産が禁止され、昭和27年に生産が解禁になった時には、大豆の配合割合が多い辛口味噌(仙台味噌、信州味噌)にとって変わられ、庶民の生活からはすっかり忘れられた存在となっていた」とのこと。
戦争は日本人の舌まで変えてしまったということだ。
その他のレシピも調べて少ない量だが、折角購入したこの味噌を楽しく味わうことにしよう。