Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ブラームス「幻想曲集」(作品116)

2014年04月22日 21時06分24秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 19日に続いて最晩年のピアノ独奏曲集である「幻想曲集」(作品116)を聞いている。いづれも2分から4分の短い曲が7曲。演奏は同じペーター・レーゼルの1973年の録音。全集の第4巻。1997年に購入したと思うが全5巻で各1000円であった。安い買い物でいい演奏を購入したようだ。

 特徴のある力強い早い3連符のリズムで始まる第1曲にまず引き込まれる。2曲目がゆっくりで暗く沈んだ雰囲気の顕著な静かな曲。第3曲はまた早いテンポに戻る。後半に出て来るメロディーは流れるような旋律で美しい。第4曲はとても暗く沈んだ曲。メロディーの姿は明瞭であるのだが、浮かんできそうでまた闇の中に沈んで消えていく。第5曲も第4曲と同様な曲だが短調になった分だけより沈鬱かもしれない。第6曲は実に単純な音型が静かに続いて空中に消えていくように終わる。それを受ける形で第7曲は短い音型が早目のテンポで推移し、歌うようなメロディーの形になりきらずに不協和音が続いて突然のように終わる。

 晩年のブラームスの孤独と人生や社会への別離を予感するような作品である。
 このような作品は雨の降るしずかな夜に、ブランデーでも片手に聴きたいものである。




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プリンター・スキャナーの修理完了

2014年04月22日 19時33分42秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 オーロラツアー参加者で集まり写真交換会を明後日に開くので、本日は写真データの整理を朝から14時まで。パソコン前に昼食30分を挟んで4時間半座り続けた。さすがに首の回りが固まった。自動補正を施したり、画像サイズや線密度を変えたり、と同じような作業の繰り返しは疲れる。オーロラの画像処理はすでに終わっているので40枚ほどのスナップ写真の処理であった。出来上がりをCDに焼き付けて無事終了。

 さて、オーロラツアー帰国以来血圧が安定しない。上が130-145、下が90-95の間をウロウロ。いつもは弱い降圧剤で上が130-125、下が80-88位で推移していた。うまい具合にコントロールできていたのが、おかしくなっている。血圧が高いときにはふらつきがある。薬を変えてもらったがまだ安定しない。様子を見ながら薬の処方を考えてもらうことになりそうだ。

 プリンターの修理が出来上がったとの連絡がメーカーの修理部門からあり、明日の夜到着予定。なんとか写真交換会に間に合いそうである。しかし何よりもスキャナーが使えることがうれしい。
 昨日は料理店の場所を友人に伝えるために料理店の名刺をスキャナーしにコンビニに出かけた。府中美術館と町田市立版画美術館のチラシ等も大量にスキャナーした。たまにするなら問題は無いのだが、頻繁になると金銭面よりもわずらわしい。とくに幾枚も続けてするときなど、他の利用客が後ろに並んでいないかなど気を使ってしまって、落ち着いて作業が出来ない。このわずらわしさを味わなくて済むと思うととても気が楽になる。




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今朝の朝食

2014年04月22日 10時05分49秒 | 料理関連&お酒
 昨日の残り物、キャベツとトマトのサラダ、鮭とハムのワイン蒸し、トマトと玉ねぎのスープの残り物を一緒にして、鍋で火を通して見た。
 もともとキャベツのと玉ねぎを多めにしていたので、トマトをさらにひとつ加えて今朝のスープにすることができた。
 結果として、トマトと玉ねぎのスープの具だくさんスープに変身となった。これはとてもおいしく食べることができた。
 トマトもキャベツも鍋で火をとおした方がやはり旨みが出る。また浅利の旨みが良かった。朝からとても充実した、贅沢なスープを味わった気分になった。

 電子レンジで手を抜くような感じで短時間であわただしく作ろうという発想がいけなかったようだ。
 電子レンジは電子レンジ向きの調理法、料理があるはずだ。煮込むことで味に深みが出る料理には向かないのかと、教わったようだ。




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