



本日の多磨霊園は予想に反してサクラの見ごろであった。いつもの茶屋の方の話では、「今年はサクラの開花が遅く、各種類が一斉に開花した」とのことであった。中心の道路に街路樹のように連なって植えられているソメイヨシノ、墓地のところどころに散在しているオオシマザクラ、ヤマザクラなどが一斉に開花して満開の状態。一斉に散り始めたばかりのようすであった。ちょうどいい時期にきたようである。
しかしこの広大な霊園の中のソメイヨシノは老木が多く、かなり強剪定をしている。大きな枝を自分で支えられなくなっている。幹がかなり弱っているのが多く、腐って倒れそうなものもある。私でもわかるほど瀕死の木もある。ソメイヨシノという品種の特徴からやむを得ないが、痛々しい。

しかし我が家の墓に植えてあるユスラウメもちょうど満開の見ごろ。随分立派に育ってくれた。

隣の墓地には土筆がまだ出ていた。
ゆっくりと墓地内を歩いてサクラなどの春の花を満喫して帰宅した。
この分ではあと2~3日は十分にサクラを楽しめると思われた。
