Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

町田市立国際版画美術館並びに府中市美術館

2014年04月12日 21時27分51秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は、欲張って町田市立国際版画美術館と府中市美術館を訪れた。
 町田市立国際版画美術館では「パブロ・ピカソ-版画の線とフォルム-」、「華麗な花の饗宴『フローラの神殿』」を見、府中市美術館では「江戸絵画の19世紀」を見てきた。

   

 町田の美術館は本日は無料観覧の日ということになっていて、企画展も通常展も無料といううれしい日であった。
 「パブロ・ピカソ」展は、ピカソ(1881-1973)が20代前半の1904年からの銅版画、第二次世界大戦後の60代後半からのリトグラフ、最晩年の1960年代後半以降のリノカットという技法を編み出して以降の作品を展示している。
 同時開催の「華麗な花の饗宴」展は、イギリスのロバート・ジョン・ソーントン(1768-1837)の「フローラの神殿」という植物図鑑。多色刷りの銅版画である。

   

 府中市美術館は、町田のようには無料ではなかったが1800年以降から明治に入った1968年直後までの江戸末期の絵画(版画)作品を集めたもの。葛飾北斎、歌川国芳、狩野芳崖、鈴木其一、歌川広重、谷文晁、歌川国貞、小林清親、高橋由一、狩野一信などの作品が並んでいて壮観。初めて名を聞く亜欧堂田善、安田雷洲などの作品にも目を見張った。
 併設されている牛島憲之記念館で牛島憲之という画家の作品も合わせて鑑賞してきた。

 スキャナーを兼ねたプリンターが故障しているので、明日にでもコンビニでピカソの図録や企画展のチラシなどをスキャンしてから感想をアップすることとしたい。

 しかし町田、府中を横浜からふたつを訪れるのはなかなか大変であった。行きは横浜市営地下鉄・横浜線・小田急・南武線と乗り継ぎ、帰りは南武線・東横線と乗り継いだ。それぞれ駅から徒歩で往復30分、60分かかる。いい運動になった。




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