港の見える丘公園のバラが見ごろらしいということで、天気も良いので二人で出かけた。みなとみらい線の「元町中華街」駅で待ち合わせて、元町の「ウチキパン」店の横から横浜外国人墓地の脇の急坂を登り、横浜地方気象台の正門前に出た。

実は横浜気象台の建物は見学したことが2人ともない。平日は一般開放しているということなので、遠慮なく庭と旧館を覗いてみた。旧館は1927(S2)年の建物で、1階も2階も床板が木製でとても懐かしい黒光りである。歩くとギシギシ音がする。風格のある建物である。30分以上建物の中にいたが、見学者は2人だけ。気象庁の職員も少なく、座るところはないものの実にゆったりできる場所であることが分かった。特に目新しいパンフレットなどは無かったが、火山に関するパンフレットを2冊いただいてきた。

旧館の復元工事にともなって井戸が出てきたという。井戸と聞いてびっくりした。港の見える丘公園一帯のいわゆる外国人居留地で一番高いところにある土地で、明治10年代~20年代のレンガ造りで深さ25メートルの井戸から水を汲み上げていたらしい。
フランス山公園にある風力を使った汲み上げ施設は推定ではあるものの復元がされているが、それよりも高い今の気象台の地でどのように汲み上げていたのであろうか。その方法についてはとても興味がある。

港の見える丘公園のバラ園はバラを見に来た人でいっぱいであった。ほとんど咲き切ったものが多く、最盛期は過ぎている。それでもまだまだ蕾がいっぱい付いているものもあり、もうしばらくは楽しめそうである。
バラは蕾と開いた花の色のギャップが面白いことがある。蕾のうちは鮮やかな赤が混じっていても、いざ咲いてみるとピンク色の花弁であったり、ときどき「あれっ」と首を傾げるような色合いの花になることもある。その落差が面白い、と好む人も多いのだそうだ。確かにそのような楽しみ方もある。私はバラの蕾の色もさることながら、その形が好きである。

バラ園を一周して、もと来た道を歩いていたら岩崎ミュージアム(ゲーテ座)の建物もバラに囲まれていた。
なお、先に言いわけを記すと腰も本調子ではないので、映す姿勢もままならず、いつものカメラではなくすべてスマホで撮影したため、評価はご容赦願いたい。雰囲気だけ味わってもらえば‥。
再び横浜気象台から外国人墓地の間の急坂を下り、ウチキパン店でパンを購入して元町仲通りを抜け、さらに関内まで歩いて、地下鉄で帰宅。



実は横浜気象台の建物は見学したことが2人ともない。平日は一般開放しているということなので、遠慮なく庭と旧館を覗いてみた。旧館は1927(S2)年の建物で、1階も2階も床板が木製でとても懐かしい黒光りである。歩くとギシギシ音がする。風格のある建物である。30分以上建物の中にいたが、見学者は2人だけ。気象庁の職員も少なく、座るところはないものの実にゆったりできる場所であることが分かった。特に目新しいパンフレットなどは無かったが、火山に関するパンフレットを2冊いただいてきた。


旧館の復元工事にともなって井戸が出てきたという。井戸と聞いてびっくりした。港の見える丘公園一帯のいわゆる外国人居留地で一番高いところにある土地で、明治10年代~20年代のレンガ造りで深さ25メートルの井戸から水を汲み上げていたらしい。
フランス山公園にある風力を使った汲み上げ施設は推定ではあるものの復元がされているが、それよりも高い今の気象台の地でどのように汲み上げていたのであろうか。その方法についてはとても興味がある。





港の見える丘公園のバラ園はバラを見に来た人でいっぱいであった。ほとんど咲き切ったものが多く、最盛期は過ぎている。それでもまだまだ蕾がいっぱい付いているものもあり、もうしばらくは楽しめそうである。
バラは蕾と開いた花の色のギャップが面白いことがある。蕾のうちは鮮やかな赤が混じっていても、いざ咲いてみるとピンク色の花弁であったり、ときどき「あれっ」と首を傾げるような色合いの花になることもある。その落差が面白い、と好む人も多いのだそうだ。確かにそのような楽しみ方もある。私はバラの蕾の色もさることながら、その形が好きである。


バラ園を一周して、もと来た道を歩いていたら岩崎ミュージアム(ゲーテ座)の建物もバラに囲まれていた。
なお、先に言いわけを記すと腰も本調子ではないので、映す姿勢もままならず、いつものカメラではなくすべてスマホで撮影したため、評価はご容赦願いたい。雰囲気だけ味わってもらえば‥。
再び横浜気象台から外国人墓地の間の急坂を下り、ウチキパン店でパンを購入して元町仲通りを抜け、さらに関内まで歩いて、地下鉄で帰宅。