午後からは川崎駅前の映画館に行って杉浦日向子原作の「百日紅~Miss HOKUSAI~」を見てきた。2人で2200円。
⇒【http://sarusuberi-movie.com/index.html】
⇒【http://eiga.com/movie/80339/】

解説
江戸風俗研究家で文筆家や漫画家としても活躍した杉浦日向子の漫画代表作「百日紅」を、「カラフル」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督がアニメーション映画化。浮世絵師・葛飾北斎の娘で、同じく浮世絵師として活躍した女性・お栄が、父・北斎や妹、仲間たちとともに生きた姿を、江戸の町の四季を通して描く。アニメーション制作は、原監督作では初となるProduction I.Gが担当。声優には、お栄役の杏、今作で声優初挑戦となる北斎役の松重豊ほか、濱田岳、高良健吾、美保純、筒井道隆、麻生久美子ら豪華俳優陣が集った。
スタッフ
監督 原恵一、原作 杉浦日向子、脚本 丸尾みほ、キャラクターデザイン 板津匡覧、美術監督 大野広司
キャスト(声の出演)
杏 お栄、松重豊 葛飾北斎、濱田岳 池田善次郎、高良健吾 歌川国直、美保純 こと

久しぶりの映画。大人が楽しむアニメということで、90分間それなりに楽しませてもらった。原作は眼をとおしたが、北斎の三女お栄こと「葛飾応為」と北斎の葛藤から応為という稀有の画家に迫ろうとした作品だと理解した。枕絵や女性像をどう描くかなどの浮世絵師の実作と生活・人生の葛藤が主題である。
一方映画は、原作で一話でしかない北斎の盲目の幼い末娘・お猶と応為の濃密な関わりが大きな軸となって話が進行していく。悪く言えば原作の「毒気」は大いに薄まっている。しかし江戸の風俗と四季の移ろいをとりあえず美しく描くことは出来ている。ここまで毒気を抜くならば、北斎とお猶の母親との男女の葛藤をもっと執拗に追いかけてもいいのではなかったか、と不満は残った。北斎の生涯の一端を描く作品だったのか、葛飾応為と葛飾北斎との、絵画制作と人生両方の葛藤を描こうとした映画なのか、中途半端な気がした。
ただし、葛飾応為の人物像は私の拙い知識、絵のイメージから作り上げていたものと似ていたかもしれない。
映画の最後に、キャスティングが流されている画面に葛飾応為の作品が出ている。もっとどんと大きな扱いで紹介した方がいいのでは?と老婆心ながら。北斎の作品ばかりが中心になってしまった。
といっても、それは要求のし過ぎ、文句のつけ過ぎであろう。文句を言うばかりではいけない。百日紅を配した美しさに免じて不問としよう。
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⇒【http://eiga.com/movie/80339/】

解説
江戸風俗研究家で文筆家や漫画家としても活躍した杉浦日向子の漫画代表作「百日紅」を、「カラフル」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督がアニメーション映画化。浮世絵師・葛飾北斎の娘で、同じく浮世絵師として活躍した女性・お栄が、父・北斎や妹、仲間たちとともに生きた姿を、江戸の町の四季を通して描く。アニメーション制作は、原監督作では初となるProduction I.Gが担当。声優には、お栄役の杏、今作で声優初挑戦となる北斎役の松重豊ほか、濱田岳、高良健吾、美保純、筒井道隆、麻生久美子ら豪華俳優陣が集った。
スタッフ
監督 原恵一、原作 杉浦日向子、脚本 丸尾みほ、キャラクターデザイン 板津匡覧、美術監督 大野広司
キャスト(声の出演)
杏 お栄、松重豊 葛飾北斎、濱田岳 池田善次郎、高良健吾 歌川国直、美保純 こと

久しぶりの映画。大人が楽しむアニメということで、90分間それなりに楽しませてもらった。原作は眼をとおしたが、北斎の三女お栄こと「葛飾応為」と北斎の葛藤から応為という稀有の画家に迫ろうとした作品だと理解した。枕絵や女性像をどう描くかなどの浮世絵師の実作と生活・人生の葛藤が主題である。
一方映画は、原作で一話でしかない北斎の盲目の幼い末娘・お猶と応為の濃密な関わりが大きな軸となって話が進行していく。悪く言えば原作の「毒気」は大いに薄まっている。しかし江戸の風俗と四季の移ろいをとりあえず美しく描くことは出来ている。ここまで毒気を抜くならば、北斎とお猶の母親との男女の葛藤をもっと執拗に追いかけてもいいのではなかったか、と不満は残った。北斎の生涯の一端を描く作品だったのか、葛飾応為と葛飾北斎との、絵画制作と人生両方の葛藤を描こうとした映画なのか、中途半端な気がした。
ただし、葛飾応為の人物像は私の拙い知識、絵のイメージから作り上げていたものと似ていたかもしれない。
映画の最後に、キャスティングが流されている画面に葛飾応為の作品が出ている。もっとどんと大きな扱いで紹介した方がいいのでは?と老婆心ながら。北斎の作品ばかりが中心になってしまった。
といっても、それは要求のし過ぎ、文句のつけ過ぎであろう。文句を言うばかりではいけない。百日紅を配した美しさに免じて不問としよう。