Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

無駄遣い

2015年05月16日 20時14分19秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 退職者会の総会後の懇親会の設営と後片付けで他の人とともに独楽鼠のように働いた〈働かせてもらった、というのが良いのだそうだ〉。そして帰宅途中友人と歩いていると関内の大通公園で「陶器市」というのをやっていた。いくつもの店を歩いていたら、ある店で3500円也のぐい呑みを売っていた。大変魅力的で、これで呑んだらさぞ美味しかろうと手に取って眺めていた。
 店の人にいろいろ声を掛けられたが持ち合わせがないので、遠慮。ところが隣の店で今度はひとつ18000円のぐい呑みを見つけた。肌合いが武骨でこれも気に入った。値段は多分そのまま信じてはいけない値段かもしれないが、それでも手になじんでしばらく手の中で転がしていた。 店員にさかんに勧められたがとても購入できる値段ではないし、12000円にまける、といわれても無理な話。



 会話しているうちに何か買わなくてはいけないような感じになってしまって、つい2枚1500円で焼魚を載せるような長目の皿を購入してしまった。一応織部と云っていた。貼り付けていた値札は1枚1200円であった。からかっているうちにこちらが嵌められたようでもある。商売はあちらの方が確かにうまい。
 妻には押し売りされたね、とひとこと嫌味を言われたが、長目の皿を欲しがっていたこともあり、また図柄は気に入ったようでそれ以上の追及は無くて助かった。ベイスターズが勝ち続けているご利益があったようだ。

 その後、友人たちとカラオケなるものに連れていかれた。少なくともここ20年は入ったことのないところだったが、私はひたすら水割りを飲み、おとなしくしていた。カラオケ代がひとり2000円。お皿とどちらが無駄かといわれると何とも返事のしようがない。