Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

久しぶりに伊勢ブラ

2016年03月27日 21時34分54秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 所用があって午後に横浜市営地下鉄阪東橋駅まで。その後、伊勢佐木町を5丁目から1丁目までを歩いた。1年ぶりかもしれない。途中古本屋が確か3軒あったと思ったが2軒しか確認できなかった。その内1軒は「来月中旬か下旬に再開」と書いた紙がシャッターに貼ってあった。
 開店していた店は古書店にしては(失礼)綺麗な設え、しかも文庫本は出版社ごとにきれいに並べられていて、とても見やすい。好感が持てる店である。このような店だとつい購入してしまう。今回は装丁もきれいなままの「ギリシャ神話・英雄物語」(キングズレイ、ちくま文庫)を300円で衝動買い。
 人出が多かった。一時は伊勢佐木町は土・日であってもほとんど人出が無かった時期があったと思う。統計を見たわけではないので自信はないけれど、最近人出が戻ってきたのだろうか。
 しかし、馬車道とは雰囲気はずいぶん違う。馬車道がおしゃれな店が並ぶとすれば、こちらは下町的な明るい楽しさ、活気がある。悪く言えばケバケバしく派手な店構えもある。
 歩行者天国をブラブラと腰の痛みが再発しないようにゆっくりと歩いて関内駅まで歩いた。

 帰宅後、眠気が襲ってきて1時間ほど寝てしまった。

 午前中から、夜にかけて退職者会のホームページの作成。6つの報告記事をアップした。まだすべてが終わっていないので明日の午前中に最後の記事をアップすることにした。結構時間がかかった。

ブラームス「交響曲第4番」

2016年03月27日 19時28分18秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 ブラームスの交響曲はどれもいい。好きである。特にこの4番は聴くにしたがい好きになってくる。



 冒頭すぐに第1主題が始まる。これが私を一気に気分を鎮まる。演奏会場で聴いてもCDを聴いても、ラジオ放送で聴いても目の前の視界が広がるように感じる。広大でなだらかな自然を思い出させてくれる。



 第2主題は勇ましい感じが最初はするが、曲全体は高潮してもすすり泣くような呻きに聴こえるのが不思議である。粘っこい弦楽器の奏法が求められ寝る。



 第3楽章の主題も気に入っている。
 しかし何といってもこの第4交響曲の一番の魅力はフィナーレ、第4楽章の主題と33もの変奏である。

 カラヤン指揮ベルリンフィルの1988年の録音である。カラヤン-ベルリンフィルというコンビの曲は他に持っていない。他の指揮者、他の交響楽団の演奏を聞いてみたいと思っているが、4曲揃いとなると安くはないので実現していない。