Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日も動き回る日か

2016年03月22日 23時11分44秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は月に一度の幹事会、いろいろの日程がスケジュール帳を埋めていく。半ばあきらめの心境でそれを眺めている自分もいる。今回はうまく講座には重ならずに日程が入った。自分に直接関係ないイベントでも取材で参加しなくてはいけない行事もある。その合間を縫って隔月刊の退職者会のニュースのスケジュールを作っていく。ついでにブロックの会報も作る日程を想定する。
 現役時代よりはスケジュール帳に隙間はたくさんあるし、時間的なゆとりもないではない。何しろ給料のための仕事は無いのであるから、それは幸せである。現役時代は仕事のスケジュールのほかに勤務時間外の18時から22時は毎日ぎっしり埋まっていた。埋まっていないと何か不安であった。それが高じると精神的に追い詰められた状態になるる。手帳に書き込むスペースがなくなって欄外に※印で書き加えていた。58歳でこの状態から抜け出すと、エアポケットにはまり込んだように頭の回転が突然錆び付いたように止まったと感じた。心療内科のお世話になった。
 2年で抜け出したのはさいわいであったようだ。

 さて、明日も一日動き回らないといけないようだ。天気はさほど悪くはなく、また暖かい。

ショパン「ピアノ協奏曲第2番」(ツィマーマン)

2016年03月22日 21時54分11秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
         

 ショパンのピアノ協奏曲第2番は第1番に比べて演奏される機会はすくないといわれている。しかし私はこちらの方が好きである。いわゆる一般受けするというものにはつい背を向けてしまう性格が現れているそうである。
 第1楽章のオーボエによって奏される第2主題がいい。
 この協奏曲ではしかし、何といっても第2楽章がいい。19歳のショパンの初恋にかかわる思い入れがこの第2楽章をつくった契機と、作曲者自身が述べているようだから、そのとおりに曲の流れを追っていくのもいいかもしれない。
 この第2楽章はノクターン風ということであるが、抒情的ということばが私に与えるイメージどおりの曲想である。そんなには強弱の差は大きくはないが、劇的で情感たっぷりの印象である。寂しげですこし憂鬱な印象を背景にして、ピアノの転がすような下降する音階が、私は惹かれる。私は青年期の感情ということにとらわれることなく、ごく自然に心地よく音楽の流れに身をゆだねるのがいいのではないか。そういうことが許される曲想だと思う。
 この第2楽章だけでも独立して演奏されるのもいいかもしれない。最後の消えてなくなりそうな終わり方も印象的である。
 第3楽章はマズルカの形式を基本としている。軽快で第2楽章とは対照的である。最後のホルンの咆哮のようなファンファーレに首をかしげる友人がいた。私は気にはならないのだが‥。

 この協奏曲第2番も第1番と同様にオーケストレーションが貧弱で他の作曲家の手になるという指摘があるそうである。私はあまりそのことは気にならないのだが、実際のところはどうなのであろう。このCDは1999年の録音である。

久しぶりにジャズにも惹かれているが‥

2016年03月22日 17時53分14秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 朝からが幹事会とメール作業が14時過ぎに終了。その後、近くの店で生ビール1杯とモズク酢の打ち上げを行い先ほど帰宅。
 天気が良く、室内にとどまっているのはもったいないとは思ったが、共同の作業を抜け出すわけにはいかない。ワイワイガヤガヤと作業をするのが、楽しみでもある。

   

 さて、現在チケットを購入するかどうか悩んでいるのが「ジャズ・ナイト ヨーナス・ハーヴィスト・トリオ」の演奏会。ジャズについてはほぼ知識が無いに等しいが聴くのは好きである。どのような演奏になのがわからないが、いい刺激になりそうな予感はしている。フィンランド出身の団体、しかもシベリウス音楽院出身ということで、シベリウスという名前を聞いただけで惹かれてしまう。自分でも情けないとは思うが‥。これから日程と相談しながら決めてみたい。
 ただし遠いという難点がある。会場を出てから横浜駅に戻るまでに40分はかかる。一人で行くわけにはいかないので、制約はある。