Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

暖かい陽射しに誘われて‥

2017年03月30日 22時39分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の手術後は麻酔が切れると切除した部分に痛みがあった。坐骨神経痛の痛み止めが効くのかわからなかったが、昼食後に服用したら効いたように思う。
 暖かい陽射しの中、普段は病院から20分かかる横浜まで、30近くかけて少しだけ遠回りもして歩いた。途中の大きな公園のサクラはまだ一分咲だったようだ。それでもハクモクレン、コブシ、ユキヤナギ、カイドウなどが目を楽しませてくれた。たまには少し回り道をして住宅街の中を歩くのも楽しい。
 銀行に行って記帳すませてから、コーヒーを飲みながらわずかばかりの読書。また同じ道を辿って帰宅。帰宅後は少々昼寝。
 ここ数日12時15分位までには布団に入っている。しかしなかなか寝付けない。ついスマホを見たり、読書をしたりしたくなるが、我慢をしている。30分近くも寝付けずに寝がえりを繰り返すことも多い。早く寝るのがこんなに大変なこととは思いもしなかった。まだまだ習慣化するのは時間がかかりそうである。
 土曜日に予定している花見はどうも天気が怪しくなってきた。雨で寒いとの予報である。


「図書4月号」(岩波書店)

2017年03月30日 20時31分56秒 | 読書
 本日定期購読している「図書4月号」が配送された。本日読んだのは、

・「夢ではない夢」         司 修

・「漱石の「明治天皇奉悼之辞」」   三谷太一郎

・「その娘、アナキストにつき」   プレディみかこ
 これは新しい連載「女たちのテロル」の第一回目。
 金子文子の凄みは、書物で学ばなくとも、誰かにイデオロギーを教わらなくとも、経験と心情を通して思想を肉体で毒介していくところだ。思想はストリートに落ちている。この時の覚醒体験にしても、文子は適切な言葉でこう書き残している。「帰ってきた私には一つの希望の光が-憂鬱な黒い光が-輝いていた。」瞳の奥に黒い炎を宿した少女は、ひたひたと地べたを踏みしめ、腐った女たちの地獄の家に戻って行った。

・「食道ガンだな、といわれた日」  高橋三千綱
 これは「作家がガンになって試みたこと」の第一回目。
 「食道ガンだな」照明板に内視鏡で写し出された鮮明な食道画像を仔細に観察して、医師はそう呟いた。「へ」と私はいったようだ。今時珍しい落とし穴に落ちた感じがしたのである。

・「森本さん」           加藤典洋

・「グイドリッチョは未来をめざす」 三浦佳世
 西洋では‥一般に時間は左から右に流れる。絵画療法の解釈に使われる「グリュンワルトの空間図式」でも、画面の左は過去、右は未来を表し、下は無意識、上は意識を表すとされ、左下は始原や出発点を、右上は到達目標や週末を示す。‥ところで、日本においても、今や、「時間の矢」は左から右へ飛ぶらしい。‥なぜ右手が未来化については今後の議論が必要だが、時間が身体化されているという指摘は面白い。

・「萩原朔太郎と詩人の私生活」   池澤夏樹

疣の切除終了

2017年03月30日 13時20分48秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
疣様の出来物の切除は10分もしなかった。受付や化膿止めの薬の処方を受けて薬局へ。
全部でほぼ9000円。持参した金額が6000円だったので、あわてて銀行で不足分を引きおろしてきた。大きな病院ならクレジットが使えるし、いつもの掛かり付けの内科なら明日以降に払うこともできるが、この病院はそうはしてもらえない。慌てた。支払い想定が甘かった。
結局すべてが終わったのは12時45分。

午後は退職者会の私の属するブロックの会計処理のために通帳の記帳。預けている金額が少ないので利子は間違いなく0円だが、残額証明は必要。
暖かい日差しのなか、のんびり横浜駅まで散歩。

何となく落ち着かない朝

2017年03月30日 10時55分31秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 不思議なもので「手術」と聞くだけで何となく落ち着かなくなる。お腹を切ったりするなら落ち着かなくなることはわからなくはないが、不思議なものである。食事制限や下剤の事前服用もある大腸の内視鏡検査の方がもっとつらいと思われる。多分5分もかからない「手術」であると思われる。しかし少しばかり部屋を片付けてみたり、落ち着かない。
 早目に家を出て、途中のコンビニのイートインコーナーでコーヒーでも飲みながら読書タイムを取り、気分的にはゆとりをもって行きたい。