Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

日付と曜日の混乱‥危険な兆候か?

2017年03月21日 22時32分13秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の読書はニュートン3月号の「アルツハイマー病研究最前線」と「地球の歴史(中)-生命の登場」。
 本日は一日ということで、午前中の眼科通い(往復2000歩あまり)だけの外出。家に籠っていると結局読書もはかどかい。他のことで有効に時間を過ごすということもなく、ボーっとしている時間の方が長い。
 それも休養のひとつと考えることにするしかない。

 最近月曜日が休みであると、曜日の感覚が混乱する。現役の仕事を離れると基本的に曜日の感覚が衰えるようだ。私の場合も土・日については横浜駅に出てみて、人出が多いと土・日・祝日だったかという程度になっている。
 本日が21日(火)という認識がどこかで混乱していて、22日(水)、23日(木)の認識が混乱している。スケジュール帳を見ても頭の中の認識とカレンダーの日の並びがうまく呑み込めていない。幾度も妻と会話での訂正をしながらようやく脳内の整理が出来たようだ。実は1月の7日からの3連休のときも少し混乱した。

 ひょっとしたらいくつか送信したメールに間違いがあるかもしれないと、今思いついた。これから送信済みメールをいくつか点検して、誤りがあれば訂正のメールを再送しなくてはいけない。

 そんなことがあり、ニュートン3月号をひっぱり出してきた。何かもやもやしている。危うし、危うし。

【追記】先ほど送信済みメールを点検したら、日程の件で一番大切なメールに今週の曜日と日付の間違いがあった。慌てて訂正とお詫びのメールを送信させてもらった。
 あまりに情けないものがある。本日はダメージが大きい。



安野光雅「きりえ百首」から -4-

2017年03月21日 20時12分15秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
★たとえば君 ガサッと落葉をすくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか    河野裕子

★もろともに冬幾たびを籠りつつきみこそもつと知りたきひとり    今野寿美


   


 河野裕子は1946年生まれの歌人。最初に取り上げた道浦母都子と同世代といえる。
 今野寿美は1952年生まれの歌人。私のと同世代である。

 「さらつて行つてはくれぬか」というとき、自己を投げ出してすべてを投げ出す、というのではないと私は感じる。そこに至るまでには実に多くの選択や、自問自答や、主体へのこだわりが転がっている。
 男にとっても女にとっても、「この選択がすべて」と思い至ったとき、あとはお任せで行きていく覚悟が下敷きになっている。その判断のタイミングと思い入れの強さの波長が合わなければまた、仕切り直しなのかもしれない。
 そして相手への思いが強ければ強いほど、幾年を経ても相手を知り尽くしたい欲求がつのる。この知り尽くしたい気分もまた、相手との相互作用のなかで、複雑な展開も見せる。
 この関係はどこまでいっても解けることのないものであるらしい。
 安野光雅のきりえ、今野寿美の歌に合わせた白い山々の風景が、歌った人の心にひょっとしたら吹いているかもしれない満たされない隙間風を連想させる。


白内障・緑内障

2017年03月21日 15時13分36秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は休養日&休肝日。午前中にいつもの眼科へ。いつもの先生ではなく代診の先生であった。例によって視力検査と眼圧測定。眼圧は両眼ともに12と下がって落ち着いている。土曜日に点眼薬がなりなり、上がってしまったかと心配したが、大丈夫であった。白内障がそれなりに進行しているので、こんど薬を処方してもらいときにいつもの先生に判断を仰いだ方がいいかもしれない、と言われた。次回は視野検査もした方がいいとも。
 視野検査となるとまた出費が多くなる。半年前から点眼薬が一種類になりだいぶ安くなったが、それでも本日は診察と薬代で合わせて4000円。ほぼ2カ月に一度であるが、一度に支払うのは厳しいものがある。

「シューマニアーナⅤ」(伊藤恵)

2017年03月21日 13時43分20秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 本日の耳のお供は伊藤恵のピアノによる「シューマニアーナⅤ」。ⅠからⅣとは違い収録されている3曲はいづれも表題付の有名なもの。録音は1993年となっている。
 とはいってもわたしはあまりなじみがない。初めの曲「子供の情景作品15」の第8曲「トロイメライ」はさすがによく知っているが、この曲だけが耳になじんでいる曲である。
 「子供の情景作品15」は1838年、シューマン28歳のときの作品。
 「幻想曲作品17」は1836~38年のときの作品。当初ソナタとして構想され各楽章にタイトルがつけることを考えたようだ。
 「森の情景作品82」は1848~49年、シューマン38~39歳のときの作品。

 私はシューマンの作品にはとても疎い。本日は休憩時間にこのCDに付属している解説やネットで調べて勉強しようと思う。
 いま聴いている限りでは、私の好みは「幻想曲」。