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本日横浜市域には、暴風・波浪警報、大雨・洪水・雷注意報が発令されていた。しかしテレビの報道を見ると横浜市域は台風の進路の西側になること、雨の予報がそれほどでもないこと、などから都合よく解釈して(これは本当はまずいことなのだが)、上野の東京国立博物館に出向いた。妻は「誕生日なので上野動物園でパンダも見たい」とのリクエスト。この天気で来場者も少ないだろうという、これもまた勝手な判断をして出かけた。
東京国立博物館は、小中学生は少なかったものの、かなりの来場者がいた。特に欧米、中国韓国などからの外国人が多かった。彼らは実に熱心に展示物を見ている。あの好奇心に満ちた目は、大いに学ばなくてはいけないと思う。私も訪れた諸外国ではかならず博物館・美術館をハシゴした。やはり相互の歴史と文化は謙虚に学びたいものである。
すでに目にした縄文土器、しかも国宝もあるが、これだけ一同に会すると、圧巻であると縄文の各時代・各地域ごとの共通点などが何となくわかりやすく感じられる。また同時代のヨーロッパから中国までの土器なども並べられ、比較できたのは試みとして歓迎したい。
とくに他地域では菊花の形成期である紀元前3000年頃から、列島の縄文時代よりも一気に土器の文様なども高度化し、そして記号-文字の出現まで突き進むように思われた。さらに時代が下るにつれて紋様が消失していく過程も共通しているように思われた。
土偶については多くの展示があり、はじめて目にするものが多かった。
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至福の90分を過ごしたのち、調度16時に上の動物園に到着。調度入り口を占める間際に飛び込んだ。パンダを見るまでに30分と言われたものの、実際には10分ほどでパンダの杉田を見ることができた。妻は満足。笹を一心に食べているだけで歓声が上がるのは、パンダだけで雨う。
帰途は上野東京ラインに乗って横浜駅に17時15分到着。通勤ラッシュのように混んでいた。各企業が就業時間を繰り上げたというニュースを聞いて、混雑の原因が理解できた。
夕食後帰宅して、翁長知事が亡くなったことを知った。残念至極。合唱。