家にずっと引き籠っていると時間の経つのが遅い。本日もようやく21時半を過ぎ、寝るための用意をする時間となった。
気分は昨日よりもずっと良く推移している。熱もない。肩甲骨のだるさはまだ少し残っている。これが就寝中にどのように感じられるか、まだ不安はある。
退職者会ニュースの原稿は約2/3が終了。今週末までに全体を終了する予定を立てている。まだユリとがあるのが救い。
★蜩や百年松のままでゐる 中尾寿美子
情景としては松林で蜩の音を聞いているのかもしれない。あるいは家から見える松を大事にしているのであろうか。作者もその松の年齢に近い歳かと考えるのは、失礼かもしれない。しかし私は、作者は松に自分をどうかしているのではないかと思っている。その方が句に幅が出来ていいと思っている。太い松の樹ならば蜩は小さくは見にくい。声だけが喧しく聞こえる。それが松と蜩の存在感を高める。他の樹木がきっと目に入ってこない心境なのかもしれない。
作者は生きてきた時間を手繰り寄せながら、蝉と松と作者とで鼎談をしている。松だけではなく、地中にいる時間が長く鳴き始めると生を終えるのが短いといわれる蝉と、100年以上生きている松と、それなりに老齢となった作者とが、どのような話をしているのか、私もだんだん気になる歳となった。
ヒグラシは9月の中旬ごろまでは泣き続けるので秋の季語とされている。しかし鳴き始めはもっと早く7月ごろには鳴いているらしい。しかし夏の間は、だいたいがミンミンゼミに撒けて聴き取れない。
気分は昨日よりもずっと良く推移している。熱もない。肩甲骨のだるさはまだ少し残っている。これが就寝中にどのように感じられるか、まだ不安はある。
退職者会ニュースの原稿は約2/3が終了。今週末までに全体を終了する予定を立てている。まだユリとがあるのが救い。
★蜩や百年松のままでゐる 中尾寿美子
情景としては松林で蜩の音を聞いているのかもしれない。あるいは家から見える松を大事にしているのであろうか。作者もその松の年齢に近い歳かと考えるのは、失礼かもしれない。しかし私は、作者は松に自分をどうかしているのではないかと思っている。その方が句に幅が出来ていいと思っている。太い松の樹ならば蜩は小さくは見にくい。声だけが喧しく聞こえる。それが松と蜩の存在感を高める。他の樹木がきっと目に入ってこない心境なのかもしれない。
作者は生きてきた時間を手繰り寄せながら、蝉と松と作者とで鼎談をしている。松だけではなく、地中にいる時間が長く鳴き始めると生を終えるのが短いといわれる蝉と、100年以上生きている松と、それなりに老齢となった作者とが、どのような話をしているのか、私もだんだん気になる歳となった。
ヒグラシは9月の中旬ごろまでは泣き続けるので秋の季語とされている。しかし鳴き始めはもっと早く7月ごろには鳴いているらしい。しかし夏の間は、だいたいがミンミンゼミに撒けて聴き取れない。