「ベラスケス 宮廷の中の革命者」(岩波新書、大高保二郎)をようやく読み終わった。研究者としての著作だけに、歴史的な記述などが細かである。私なりの鑑賞の手引きとしてはなかなか手ごわかったが、ベラスケス理解の基本的な知識を得るにはもってこいの著作であると思った。
「ラス・メニーナス」(1656、ブラド美術館)とは「若い侍女たち」の意。著者は「フェリペ4世の家族」としている。
この絵は私にはいくつもの?がならび、いつも敬遠しがちであった。解説本を見てもいつも?は解消されず、イライラしていた。今の本では、少し理解ができたと思った。それでもいくつかわからないことがある。このことはいつかまた取り上げたいものである。
台風20号に伴って出されていた強風注意報は未だ解除されないままである。まだ10メートル近い風が吹いており、最大瞬間風速も16メートルを朝10時に記録している。気温も33.8℃と猛暑日になろうとしている。
本日は十五夜、「盆の月」である。盂蘭盆にあたる陰暦7月15日の月。むろん秋の季語。多分夜も晴れるらしいが、私は出かける予定がある。月を眺めることができるか。酔っぱらって月を見ながら歩いてつまずいては、笑いものである。
★盆の月兄弟淡くなりにけり 岡澤康司
★盆の月ひかりを雲にわかちけり 久保田万太郎
本日は十五夜、「盆の月」である。盂蘭盆にあたる陰暦7月15日の月。むろん秋の季語。多分夜も晴れるらしいが、私は出かける予定がある。月を眺めることができるか。酔っぱらって月を見ながら歩いてつまずいては、笑いものである。
★盆の月兄弟淡くなりにけり 岡澤康司
★盆の月ひかりを雲にわかちけり 久保田万太郎