横浜では強風・雷注意報が出ている。大雨注意報は出ていないが夕方からずっと降り続いている。南から雨の区域が次々に押し寄せてくる。雨は10ミリ未満の雨で強くはない。しかししっかり音が絶え間なくしている。
そして今はとても涼しい。ベランダの窓を開けると半袖・半ズボンでは我慢できないほどである。
雨はやみそうになく、夜のウォーキングも断念。
本日、ヤモリが我が家の寝室に出現した。鉄筋コンクリートの建物であるが、1階なのでどこからか入り込んでいたと思われる。頭から尾の先まで約15センチくらいだろうか。おとなである。見た目はなかなか愛嬌がある。どのようにして入り込んで、どこにかくれていたのか、不思議である。多分押入れの中にいる可能性がある。
妻もゴキブリのようには怖からずに敵意をむき出しにはしない。笑ってみていた。私も妻も昔は一軒家に澄んでいてときどき家の中で見かけた。私は3センチくらいの小さいものを幾度も見た。イモリは赤くてなかなか近寄りたくもないし、触りたくはないのだが、ヤモリというのはとても親近感がわく。
害をなすわけでもなく、ワラジムシなどを捕らえてくれるのでうれしいのだが、かといって夜中に私の貌の上を歩かれたら気持ち悪い。できれば捕まえて外に出したいのだが、すばしこく逃げてつかまらない。ベッドの脇を伝ってどこかに逃げ込んでしまう。二度ほど出て来たが、最初はレースのカーテンに、二度目はガラスにへばりついていた。
さて、ヤモリ・守宮は夏の季語であった。
★守宮出て全身をもて考へる 加藤楸邨
★硝子戸の夜ごとの守宮とほき恋 鍵和田袖子