Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ヤモリが現われる

2019年09月22日 22時46分05秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 横浜では強風・雷注意報が出ている。大雨注意報は出ていないが夕方からずっと降り続いている。南から雨の区域が次々に押し寄せてくる。雨は10ミリ未満の雨で強くはない。しかししっかり音が絶え間なくしている。
 そして今はとても涼しい。ベランダの窓を開けると半袖・半ズボンでは我慢できないほどである。

 雨はやみそうになく、夜のウォーキングも断念。

 本日、ヤモリが我が家の寝室に出現した。鉄筋コンクリートの建物であるが、1階なのでどこからか入り込んでいたと思われる。頭から尾の先まで約15センチくらいだろうか。おとなである。見た目はなかなか愛嬌がある。どのようにして入り込んで、どこにかくれていたのか、不思議である。多分押入れの中にいる可能性がある。
 妻もゴキブリのようには怖からずに敵意をむき出しにはしない。笑ってみていた。私も妻も昔は一軒家に澄んでいてときどき家の中で見かけた。私は3センチくらいの小さいものを幾度も見た。イモリは赤くてなかなか近寄りたくもないし、触りたくはないのだが、ヤモリというのはとても親近感がわく。
 害をなすわけでもなく、ワラジムシなどを捕らえてくれるのでうれしいのだが、かといって夜中に私の貌の上を歩かれたら気持ち悪い。できれば捕まえて外に出したいのだが、すばしこく逃げてつかまらない。ベッドの脇を伝ってどこかに逃げ込んでしまう。二度ほど出て来たが、最初はレースのカーテンに、二度目はガラスにへばりついていた。

 さて、ヤモリ・守宮は夏の季語であった。

★守宮出て全身をもて考へる       加藤楸邨
★硝子戸の夜ごとの守宮とほき恋     鍵和田袖子


これからの台風17号

2019年09月22日 20時22分51秒 | 天気と自然災害

      

 台風17号はかなり強い台風のようだ。宮崎などで竜巻などの情報もあり、長崎では停電被害も出ているようだ。
 明日はこの台風の影響で関東地方も雨の予想である。昨日は予報は当たらず、本日は夕方になって本降りの雨となり、予報はあたった。明日以降の予報は果たしてどうであろうか。
 横浜駅までは傘を差さないでも歩ける程度の弱い雨。帰りは本降りとなり、バスで帰ってきた。

 三連休の日曜日、思ったよりは横浜駅は混雑していなかった。


「酒井抱一」(岩波新書)購入

2019年09月22日 11時44分07秒 | 読書

 昨日は20日の発刊を待っていた「酒井抱一」(井田太郎、岩波新書)を購入。
 「ゴヤⅢ」(堀田善衛)はまだ読み終わっていないが、両方併読することにした。
 酒井抱一は琳派の中ではもっとも惹かれる。鈴木其一も気に入っているが、デザイン性が前面に出てきて、人を驚かすような押し出しの強さを感じる。一方酒井抱一は抒情性豊かで、心のゆとりも感じる。姫路15万石の譜代大名の次男に生まれ、藩主の兄ともども江戸文化の先端で活躍している。

 大名の手慰みとはいえ、江戸時代の大名の文化的素養はなかなか時代の先端に位置していたといえる。特に絵画は世界の絵画史の流れを敏感に反映していたともいえる。いわゆる博物誌的な観察にも見るべきものが多いといわれる。さんな文化的な最上級武士の担った文化の再評価にも惹かれる。
 そして酒井抱一が俳句をはじめとしてさまざまな階層との文化的な交友関係を結んでいたということにも興味がある。

 井田太郎という作者は私は初めて読む。立ち読みの範囲では期待できそうである。